「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ
この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているものです。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体からの意見聴取によって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「条例に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。
諮問図書類及び指定基準該当箇所
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/703/703shiryou7.pdf
諮問図書類:自主規制団体からの意見聴取結果
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/703/703shiryou8.pdf
図書審査
POE BACKS BABY COMICS はごろもさんっ、抱かせてください!
発行元:株式会社ふゅーじょんぷろだくと
Amazon:
- 男性器の形が具体的にわかるものとなっている。修整が甘すぎる。指定該当
- 修整がないに等しく、性描写も多い。指定やむなし。
- 性器部分の修整が甘く、擬音や体液の描写も多い。指定該当
- 性器の修整やぼかしがほとんどなく、性交場面もリアルに描かれている。擬音や体
液描写も含めて卑わい感が強い。指定該当
- 男性器の形状がリアルすぎ、その物の形がはっきりわかる。結合部分の強調もリア
ル。尻の中の挿入絵も上手すぎる。指定該当
- 性交シーンが多く、その都度、擬音、体液等の描写も多い。特に性器と交合の描写
が露骨。内容自体はどうと言う事は無いが、指定該当
- セックス描写のほとんどが、修整のない性器描写と性交描写になっている。指定該
当
- 性器の修整がほとんどない。性器を描いて、亀頭部分に白いテープのような白線を
入れてあるだけ。しかも性器表面の凹凸も描いているのでリアルである。男性の一
方が体が大きく、顔つきも鋭いため、迫るシーンなどはやや強要的に見える。ス
トーリー性も感じられず、青少年には好ましくない。指定該当
- 男性器、肛門の修整が甘く、形状がはっきりとわかる。露骨な描写で卑わいな感じ
を与える。擬音・体液描写も多く、性的感情を刺激する。結合部分を強調する構図
も露骨で卑わいといえる。指定該当
- 性器の消しが甘く、形状、詳細がわかる。ほとんど見えており、むしろ強調。ス
トーリーは弱い。成人マーク付きが妥当。絵のせいか卑わい感は少ないがあまりに
も消しが甘すぎる。指定該当
- 男性器の消し方が白線一本であり、この消し方は青年レベルとは考えにくい。指定
やむなし。
- 成人誌相当の性器描写が性交シーンのほとんどで見受けられる。そのため多少の精
液、体液が描かれているシーンも卑わい感が増長される。指定該当
- きれいな絵で卑わい感は薄いが、性器の消しが非常にわずかで現状許容することは
難しい。指定やむなし。
- マニアックなジャンルのものであり、内容もそこまで卑わいには感じない。一方、
性器に修整がほとんどない。青少年への影響はないと思うが、最大限考慮し、成人
向けとして販売するのがよい。指定該当
- 修整が全般的に甘く、形状がほぼ分かる。結合部も描かれている箇所がある。擬
音、体液描写も多い印象。しかしながら強制や暴力と受け取れる描写はあまり感じ
られず、人格否定にあたる箇所があるとも感じられない。保留
- 修整が甘い。しかしライトなタッチで卑わい感はない。また、人格否定もない。
保留
赤-指定やむなし:14
緑-保留:2
青-指定非該当:0
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2019年最初の指定はBLでした。
見ての通り「とにかく修整が甘い。甘すぎる」という意見でほぼ一致。BLの悪い癖というかなんというか……
BAMBOO COMICS Qpa collection 理解不能クソキューティ
発行元:株式会社竹書房
Amazon:
- 性器はぼかしてあるが形状がだいたいわかるものとなっている。指定やむなし。
- 修整が甘いところがあり、性描写も多い。指定やむなし。
- 修整されているとはいえ、擬音や体液の描写が多い。指定該当
- ストーリー性があり、絵も上手く描かれているが、性交場面がリアル。性器も修整さ
れているが、形状が分かる描写になっている。器具の使用や体液描写もリアルであ
り、指定やむなし。
- 絵がやわらかく楽しくなっていく展開であるが、だんだん二人の裸体でのカラミ、体
液のリアル感、結合部分や陰毛も描かれるようになっていく。ストーリーはおもしろ
く感じるが総合的に青少年には不向きである。指定該当
- キャラクター描写については、問題ないが、性器描写の数、修整の粗さが気になる。
指定やむなし。
- ストーリー性があり、話の流れに沿って性行為が行われているが、性器描写、挿入
シーンが露骨。性器は一度描いて白い線で修整しているが、逆に形状を浮かび上がる
らせており「修整」とはいえない。体液描写も粘着質で卑わい感がある。複数男性に
もてあそばれる場面が気になるが、最終的には講師の男性に助けられるので肯定して
いる描写とは言えない。指定該当
- 男性器には線で消す修整が施されているが、不十分で形状がはっきりとわかるため、
露骨で卑わいな感じを与えている。擬音、体液描写は控えめ。物語性があり、性交
シーン以外にも多くのページが割かれている。拘束具を用いた集団でのレイプ、人格
否定行為を想起させるシーンはあるが、行為そのものを描かないうよう配慮がなされ
ている。指定該当
- 消しは甘め。後半特に性交シーンが多い。ストーリー性はある。人格否定的なシーン
自体はあるが肯定的ではなく、配慮は感じられる。もう少し消しや画角が工夫されて
いればよかった。指定該当
- 消し方が雑すぎる。描写を攻めたのは理解できるが、男性器の形状はほぼ消していな
いので青年レベルでは攻めすぎてしまっていると考える。指定やむなし。
- 絵はきれいでストーリーもあり、卑わいな感じはしない。作品の力もある。しかし、
消しが薄く、性器がはっきりと描かれている。指定やむなし。
- マニアックなジャンルのものであり、内容もそこまで卑わいには感じない。一方、性
器に修整がほとんどなく、体液描写も多い。青少年への影響は少ないと思うが、最大
限考慮し、成人向けとして販売するのがよい。指定該当
- 設定が教師と生徒であり、教室が舞台というシーンがあるが、主導権は生徒側にあ
り、強制や暴力と受け取れる描写はない。修整については、個性的な修整方法で、
はっきり形状は分からないようにしている。擬音、体液描写については少なくない
が、設定やストーリーにリアル感は感じられない。指定非該当
- 一部消しの甘い所や描写の激しい所もあるが、全体には許容の範囲と思われる。特に
暴力的な所も無く、ストーリー性もある。指定非該当
- 性器の描写については輪郭がはっきりとしてはいるものの手法としてはあまり卑わい
さは感じない。前半から中盤にかけては性交シーンは多くなく、許容範囲。ただ、後
半での性交シーンの露出過多であり過激さは気になるところ。しかし全編大部分とま
ではいかないのではないか。指定非該当
- 修整に配慮が見られる。また、人格否定もなく、卑わい感もないため許容の範囲。指
定非該当
赤-指定やむなし:12
緑-保留:0
青-指定非該当:4
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2冊目もBL
こちらもまた「消しが甘い」と思いきや、そうでもない意見も。
絵や作品としての評価はある一定のレベルでされている模様。
都民からの通報申出
都民からの申出一覧・12月分
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/703/703shiryou11.pdf
1 メールによる申出(16 件)
○ 不健全図書類の指定について(16 件)
はぁ……16件かぁ……
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