2017年5月2日までのデータは3rdSeason、2013年11月までのデータは2ndSeasonに置いてあります。

2018年6月20日水曜日

第696回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む

「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ
この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているものです。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体からの意見聴取によって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。

諮問図書類及び指定基準該当箇所
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/696/696shiryou7.pdf

諮問図書類:自主規制団体からの意見聴取結果
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/696/696shiryou8.pdf

図書審査

SPコミックス 淑女たちの都市伝説~蜜桃のしたたり~

発行元:株式会社リイド社
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  • 修整はされているが、体液、擬音や性的描写のシーンも多く、表現も露骨で扇情的だと思う。青少年が手に取りやすい絵柄でもあるので迷ったが、性的描写が多いため指定該当
  • 性器や結合部は大きめの修整が施されている。しかし、短編集のため性交シーンの分量が多い。女性がお尻を突き出したり、脚を開いて性器部分を強調したりするなど、露骨な構図により卑わいな感じを与えている。擬音、体液の描写も多く、指定やむなし。
  • 性器の修整はなされているが、オムニバス作品ということもあり、全編に渡り性交シーンが多い。体液の描写も多く、卑わいに感じる。指定該当
  • 短編集でストーリー性はないが、第一話から先生と生徒との話である。性交シーンがリアルで擬音、体液等も目立つ。体験談という事でいろいろなパターンを描いている。青少年には不向きである。指定該当
  • 性器は白抜きで消してあるが、性交場面が多くあり、擬音、体液描写も多く卑わい感がある。指定やむなし。
  • 擬音や体液の描写があり、性行為が露骨であるため指定でよい。
  • 修整はされているものの、性描写が多く、指定やむなし。
  • 局部の修整はなされているが、体液、擬音描写が目立つ教師と教え子との性交や器具の使用等も気になる。しかし、全体的に卑わい感はそれ程ない様な気もする。保留
  • 修整がしっかりしている。この程度なら問題ないと思う。青少年の成長を阻害するとは思えない。指定非該当
  • 人格否定描写がない。また、体液描写、性交シーンが多いが、性器の修整部分が大きく、消しの範囲も広い。若い人にも見やすい絵柄で、判断に迷うが、青少年の健全な成長を阻害するとまではいえない。指定非該当
  • 擬音、体液描写が多く性交シーンにおける卑わい感を高めている印象。しかし、局部や結合部分については修整の配慮が認められる。また、ストーリー性や設定を鑑みても指定には及ばずと判断。指定非該当
  • 性的なシーンは多い。しかし、消しはしっかりしている。暴力等の人格否定というほどのものはない。指定非該当
  • 各話は短すぎてストーリー性があるとはいえない。青少年が相手と思われる話もある。道具を使っての自慰や性交類似行為もあるが、全体に性行為のシーンばかりではない。擬音はやや多いが、体液は気になるほどではない。何よりも、性器とその周辺は全く描いていない。絵がうまいため、刺激はないとはいえないが、青少年への悪影響があるとは思えない。指定非該当
  • 擬音、体液の描写は過剰な部分があるが、性的行為はかなり広範囲に修整が施されている。カット割やアングルも工夫されており、青少年の性的感情を著しく刺激すると認められるほどには露骨ではない。ストレートな性表現というよりはクセ球に近いこれらの描写に対してまで規制の網をかけるのはやや行き過ぎの感もある。指定非該当
  • 性器は消されており、多少体液の多いと思われる場面もあるが卑わい感は小さい。一部、大人のおもちゃ等を使っているが、強制ではない。オムニバスの為、全体に性交描写が多く見えるが、特別過激とも思えない。指定非該当
  • 舞台が学校や予備校だったりするが、教師と元生徒という設定となっており、青少年に悪影響を与えるかどうかは判断しかねる。性器の修整は問題無いと思われる。人格否定にあたる部分は特段見受けられない。青少年に悪影響を与える程ではないと判断する。指定非該当
  • 性器もきれいに消してあり、問題がどこにあるかわからない。指定非該当

赤-指定やむなし:7  緑-保留:1  青-指定非該当:9
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1冊目は過去にも指定歴のある大見武士の男性向けオムニバス本

基本的に擬音・体液描写が指摘されているほか、絵が上手いので刺激がないとは言えないという評価も。とはいえ過半数が非該当という結果に

drap COMICS DX No.046 メガネ屋さんとイケメンくん

発行元:株式会社コアマガジン
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  • マニアックなジャンルであるが、体液描写、性交シーンが多く、また、性器の形状がわかるような形でアップになっているコマがあるなど、露骨と言えなくもない。指定該当
  • 性描写が全編大部分にあたるほどではないと思う。しかし、修整が甘く、性描写が露骨で卑わい感がある。指定該当
  • 擬音、体液描写が多く、卑わい感が強い。一定の修整は施されているものの性器、局部の形状がわかる箇所が目立つ。加えて男性器や指の挿入描写がリアルで青少年には刺激が強いと判断。指定該当
  • 男性器の形状がはっきりわかる描写。挿入部分も断面図のように露骨に描かれており、卑わいな感じがする。人格を否定する性的行為の描写はないが、指定該当
  • 短編集なので、どの話もストーリーはとぼしい。擬音は細かく多い印象。体液はそれほどでもない。全編、性行為のシーンばかりではなく、性行為のシーンは長くないため、執拗に描いているとはいえない。道具使用も人格否定的ではない。問題は性器描写。スクリーントーンで描いて白で輪郭を描いていたり白い帯を乗せる手法だが、性器は見えている。大きく描いておらず、弱々しい印象だが、挿入しているところが露骨であり、シーンも多く青少年に見せるにはこの部分がもう少し修整が必要だと思う。指定該当
  • 性器の修整が甘く、形状が分かる。結合部の表現についても露骨な部分が見受けられる。人格を否定する部分は見受けられないが、擬音、体液描写は多い。総合的に判断すると指定やむなし。
  • 一部援助交際に近いシーンがあるが、人格を否定する表現とまではいえない。ただ、全編に渡って修整が甘いところがあり、性的な描写も多い。指定該当
  • 男性器の形状が分かる形で描写されており、性交場面も多く青少年には不向きである。指定該当
  • マニアックであり、ほぼ無修整に近く、卑わい感を与えるため指定やむなし
  • 修整が甘く、性描写もあり、指定該当
  • 攻める強そうな男と受け身の弱そうな男のいつもの話である。性描写の場面も多く卑わい感も感じられる。しかし、読み進むにつれて内容が薄くおもしろ味が感じられないため、評価ができない。保留
  • ボーイズラブなので読者はほとんど女性であり、青少年の女性たちがこの本を読んだことで成長を阻害されるとは思えない。青少年の意見を聞いてみるとよいと思う。指定非該当
  • 性交シーンはあるものの絵が雑でコミカルな感じがする。局部も比較的修整されており、また暴力的な部分もない。青少年に悪影響を及ぼすとも思えない。指定非該当
  • 消してはいるが形がわかる。性的なシーンの分量は多いが、バカバカしく見え、線のせいかそれほどやらしい感じはしない。成年女性がターゲットなので、青少年というのには疑問。人格否定なし。消しは甘いが全体としては卑わい感はそれほどない。指定非該当
  • 性器、性的行為の描写とも露骨でリアル。しかし、それらがあまりに即物的な描写で、これらが著しく性的感情を刺激するかは少々疑問が残るところ。確信犯的な修整の甘さを考えると刺激的なものにしようとする意図は明らかだが、その対象は性的感情なのかある種の恋愛感情なのか愛玩感情なのか不明。指定非該当
  • 一部で性器の描写にそのまま描かれている所が見受けられるが、リアル感は無く問題無い。割とコミカルで卑わい感はなく、人格否定や暴力的でもない。指定非該当
  • 男性器の表現も問題ないと思う。ストーリー的にも人格否定的な要素はなく問題ないと思う。指定非該当

赤-指定やむなし:9  緑-保留:2  青-指定非該当:4
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2冊目はBL

全体的に修整が甘い、という指摘。

BLでも断面図あるんだー。一つ勉強になった。

「読み進むにつれて内容が薄くおもしろ味が感じられないため、評価ができない」「性的なシーンの分量は多いが、バカバカしく見え、線のせいかそれほどやらしい感じはしない」ってなんだよw

BLを青少年に見せて意見を聞いてみる、その発想はあったけど……


第694回 東京都青少年健全育成審議会 議事録を読む

第694回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む
https://ccf-square4th.blogspot.com/2018/04/694.html

第694回東京都青少年健全育成審議会 議事録
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/694/694gijiroku.pdf

図書審査

○ G 委員 1冊目のほう は 、やはり、指定やむなしかなというふうに思います。いろいろな描写等を考えると、そうかなと思います。2冊目は 、 やっぱり集団での暴行シーンとか、あるいは教師との性交シーンとかがあって、また、男女が入れかわる という 、 非常によく いろんな物語の中にある もので すけれども、ちょっと余りにもハードな内容かなと思って、両方とも指定該当やむなしでお願いいたします。

○ I 委員 私からも 2冊とも指定でお願いしたいと思っ ている んですけども、1冊目のほうは、私自身、青少年ではないんですけども、非常に修整が甘いというふうに 、 こちら の 皆さんからの意見で書いてあるんですが、甘いどころか、ちょっと衝撃を受けるぐらいの描写がそのまま残っているというところがありまして、これはとても青少年には見せることは難しいかなと思っております。2冊目のほうも、今、 G 委員からもお話がありました よう に、そのシチュエーションがすごく 、 非現実的なシチュエーションの中での 、 そういった行為がというところではあるんですけれども、非現実的かどうかは別と して、その行為自体が非常に暴力的で、非常にいじめに近い形が多いということで、こちらも指定該当でお願いします。

○ 副島委員 私も 2冊とも指定でお願いしたいと思います。1冊目のほうは、 修整がほとんどされていないというふうに感じました。やはり青少年には 読ませたくないなというのが感想でございます。内容もコミカルというふうに書いてありますが、コミカルというのを判断する以前に、もう画面がそういった描写ばかりなので、というふうに思いました。2冊目のほうは、やはり先ほど 委員の方もおっしゃっ ていま したが、集団での暴力だとか、それが連続してあるので、非常に嫌な内容だなというふうに思いましたので、 やっぱり これはちょっとふさわしくないというふうに思います。指定でお願いいたします。
以上です。

○ 森山委員 2冊とも 指定でお願いしたいと思います。1冊目は、やはり修整が甘いというところが多いというふうに思います。 2冊目のほうは、これも同じような意見なんですけ れども 、やっぱり強姦の部分が非常に繰り返しというか 、 結構出てくる ので、 や はりちょっとこれは 子ども に、小さい 子ども には見せたくないというふうに考えます

○ C 委員 最初 の BL もので 、『 ミニサ イズ でもギャルお兄 さんは落とせる 』 です が、 施行規則 15 条一項のイ ・ロ の、著しく性的感情を刺激するかどうかとなると、性器は 描いて はいるんですけども、むしろ二 項 の 、 甚だ暴力を加えて無理強いし ている ようなところがございまして、そっちのほうに今回の ストーリー は 展開され ている ような気 が いたします。性的なものと暴力というものが人格否定につながっていっ ている ところ が 、ストーリーも含めて問題でしょう 。 また、 やっぱり 男性器をそのまま描いてありますよね。もう全く修整どころじゃなく、そのままの性器が描いてある。これは区分陳列すべきだと思います。
2番目の『 ナンパな俺が女体化服従 』 のストーリー は 、何か 感染症みたいなもので性が転換するような ストーリーの 展開なんですけども、やっぱり集団暴行、レイプ、それとか輪姦、強姦というのが非常に派手に書かれておりまして、青少年がぱっと手にとるところに置くには問題があると思いますので、これ も 区分陳列が妥当だと思います。
以上です

○ H 委員 私も2誌とも指定でお願いします。 この聞き取り内容の中にもあるように、第1誌目は、もう 本当に露骨な描写と卑わい感という部分、2誌目は、もう1ページあけた途端、もうそういう性交シーンということで、両方とも区分陳列でお願いいたします。

1ページかよ。よっぽどすごいカットが入ってるんだな

○ J 委員 はい。 2誌とも区分 陳列すべき図書と思います。聞き取り調査の中で、3ページの下から二つ目のところですが、帯、この本の帯に合法ショタとあ ります。 この合法ショタにつ いて、事務局ないし知見の深い C 委員 からご説明をいただければと存じます。
○ 青少年課長 この 「 合法ショタ 」 という 用語は、一般に「ショタ」というの は 小さい男の子に対して 愛情を持つ というところなんですけど 、 小さい子に対して、いわゆる性的な欲望をぶつけるというのは違法だというふうに 考えられている 。 では「合法」というのは何かという と、 この小さい子どものようにみえて一応大人であるということで 「合法ショタ」だという言い方をしていると 思われます 。
○ 健全育成担当課長 「 ショ タ 」 とい うの は、 「鉄人 28 号」 の正太郎君み たい な小 さい 子 ども の キャ ラ クタ ー を好 む人 を 正太郎 コンプレッ ク スと い うと こ ろか ら、 「 ショ タ 」 と いう言葉が来ている ということは 聞いております
○ 会長代理 C 委員、いかがですか。
○ C 委員 私もよく理解できない言葉がたくさん出てくるんですけども 、BL の 世界の 中での共通する言葉、共通概念の用語というのがございますので、そういう中で捉えられる一つの概念用語だと思います。

詳しいな事務局ww

○ B 委員 2 誌とも該当でお願いします。確かにストーリー性については 、理解が難しいところなどもあったり するんですが 、1作目は描写の問題、2作目は 暴力性だとか、余りにも性行為のみを扱っている 描写であるというところ で、該当だというふうに考えております。
以上です。

○ 古郷委員 2 誌とも指定でお願いします。 皆さんのおっしゃっている1誌目は修整が甘い、もしくはされ ていな い部分があるということで卑わい性が強い。2誌目につきましては性描写が大変多くて、集団レイプのような人格否定があるということで 、 指定でお願いしたいと思います。

○ 西尾委員 2冊とも指定該当でお願いいたします。皆さんがおっしゃっているとおり、1冊目につきまして は修整がほとんどなされていないというところ、2冊目につきましては集団暴行ですとか、全編において激しい性描写等が見られるので、これは指定該当だと思います

○ A 委員 私は2誌とも 指定該当でよろしいかと思います。1誌目は修整がないというところ、性的描写の頻度が非常に多い。2誌目につきましても 、 修整こそありますけども、 擬音、体液の描写が非常に激し くて、皆さんおっしゃっているように人格否定的な内容であるということでございますので、指定該当ということでよろしいと思います

○ E 委員 結果は 2誌とも 指定該当でお願いしたいです。皆さんと同じ意見になっちゃうんですが、1誌目のほうは修整がほぼないということですね。2誌目のほうもやっぱり、そうですね、全編性描写が多いというところと、やっぱり集団暴行、人格否定というところがひっかかる のでは ないかなと思っております。よろしくお願いします。

○ D 委員 はい。 私も両方とも 指定該当だ と思います。皆さんから出たとおりで、やはり1誌目に関しては修整が甘いというか、ほとんど修整が されていないような 感じ のシーンが あ ります。 2誌目に関しては 、やはり反社会的というんでしょうかね、青少年の読む本にしては、やっぱり不適切な表現が多いというふうに思いました。
以上です

○ 鈴木委員 はい。 私も2点とも指定が適当と考えます。1点目は 修整が甘いことから露骨な描写になっていて、非常に卑わい感を与えます。 擬音、体液の描写も 多いので指定が適当と思います。2点目、こちらも性交描写、全体的にハードな印象を持ちます。 擬音、 また 体液描写も多く、非常に卑わい感が強いといったところで、2点とも指定が適当と考えました。
以上です

後半の意見。こうやって並べてみると……なんだかなぁ……

都民からの通報申出

○ 青少年 課長 それ では 、調査・審議事項の資料 、 11 ペ ージ をご覧 くだ さい 。こ ち ら 、 3 月処理分の都民の申し出につきましては、電話によるものが1件ございました。こちら、申し出の内容につきましては、 発売されている漫画の内容の性描写等が過激で、青少年が購入・閲覧するにはふさわしくないのではないかというものでございました。事務局におきまして内容を確認しましたところ、性描写や暴力シーン等はあったものの、条例施行規則第 15 条で定める不健全図書類の基準には該当しないと判断いたしました。
以上でございます

青少年課長ラインは堅い



第695回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む

「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ
この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているものです。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体からの意見聴取によって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。

諮問図書類及び指定基準該当箇所
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/695/695shiryou10.pdf

諮問図書類:自主規制団体からの意見聴取結果
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/695/695shiryou11.pdf

図書審査

ジュネットコミックス 333 ピアスシリーズ518 心肺停止から始まる恋もある ❤

発行元:サン・メディアレップ株式会社
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  • 体液、 擬音が露骨すぎ、また、多すぎる。性交時の描写がリアルで激しく、性器も白抜きであるが、無修正に近い。卑わい感が非常に強く、青少年には不向きである。指定該当
  • 性器を白く 修整している が、 形状が露骨でその掲載が多すぎる 事で、 それが 却っ て残虐性であっ たり 、 暴力的と も 感じら れる 。 指定該当
  • 擬音、 体液の描写が多く 、 性器は白抜き で修整さ れている が、 卑わい感が強 い。 指定該当
  • 修整はさ れている と 思う が、 性描写も 多く 指定やむなし。
  • 白抜き さ れている も のの、 男性器の形状はほぼそのま ま であり 、 擬音、 体液の 描写も 執拗で過剰。 総合的に露骨な性表現と なっ ており 、 卑わい感も 強い。 指定 該当
  • 絵が淡泊で、 登場人物の肉体が貧弱な印象。 擬音も そう 派手ではなく 、 全編と いう ほど性描写も 多く ない。 コ ミ カ ルなシーンも あり 、 内容的に深刻な影響を与 える と も 思えない。 だが、 性器は白抜き で修整さ れている と はいえ、 形がわか り 、 挿入シーンも 判別でき る 。 体液についてはかなり 卑わいな描写がなさ れてお り 、 青少年の性的感情に影響を与える 。 指定該当やむなし
  • 擬音はそれほどでも ないが体液描写は多い。 修整方法も 男性器の形状がわか る よ う な白抜き で、 卑わいな感じを与える 。 短編集のため、 一冊の中での性交 シーンの割合が高く なっ ている 。 指定やむなし
  • 全体的に性交シーンのアッ プが多く 、 擬音、 体液等は目立つ所が多く ある 。 性 器部分は白抜き で修整さ れている が、 逆に目立っ ている 。 指定やむなし
  • 結合部や性器こ そ白抜き 加工が施さ れている も のの、 体液、 擬音も 多く 性交描 写は極めて卑わい感が強く リ アルな印象。 ス ト ーリ ー性や設定を鑑みても 指定該 当やむなし
  • 全体的にコ メ ディ っ ぽく バカ バカ しい展開で性的感情を刺激する かは微妙であ る 。 ただ、 性器の修整が甘く 性行為そのも のがわかる 表現であり 、 擬音、 体液描 写も 多い。 指定該当
  • 人格否定は感じら れない。 暴力性はあま り 無く 、 特にス ト ーリ ー性も 感じら れ ない。 全般的に軽く 明る いタ ッ チで描かれている 。 性器の修整については白抜き にさ れている 。 体液描写については修整が甘い部分も 有る が、 全般的に陰湿感は 少ない。 保留
  • 修整は白抜き でさ れている 。 擬音、 体液の描写が多いB L 作品を青少年が手に と る と は思わない。 保留
  • 人格否定と 言える 程の表現は無いと 思われる し、 内容が過激である と も 思えな い。 ただ、 局部の消し方が大き く 白く 形状がわかる よ う な形で、 卑わいに感じる かも しれない。 と はいえ全体的には許容の範囲である と 思う 。 指定非該当
  • 汁気が多めではある が、 割と しっ かり 消さ れている 。 たく さ んの話を一冊にま と めている ので性描写のページ数は多いと は思う が、 描き 方が軽い。 ス ト ーリ ー 性はある 程度ある 。 人格否定的なと こ ろは少ない。 指定非該当
  • 男性同士のB L 作品でマニアッ ク な内容である こ と 、 ま た、 性器の修整も 大き く 人格否定や暴力的な描写がないこ と などから 青少年の健全な育成を阻害する 程 と は捉えら れない。 指定非該当

赤-指定やむなし:10  緑-保留:2  青-指定非該当:3
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BL一本目。

全体的に擬音・体液(特に体液)描写が指摘されている模様


ムーグコミックス ビーエフシリーズ 異常愛執淫靡録1

発行元:ロングランドジェイ有限会社
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  • 高校生が電車内での痴漢行為、自宅でのカメラの前でのレイプに近い性交、学校の保健 室内での性描写など、全体的に見て人格否定の内容が多大であり、青少年には不向きであ る。指定該当
  • 痴漢行為など人格を否定する描写がほとんどで、青少年に悪影響を及ぼす可能性が高い と考える。また、性器の修整も甘いと思う。指定該当
  • 性器の修整が甘く、擬音、体液描写も激しい。学校での場面もあり、青少年に悪影響を 与えることが懸念される。指定該当
  • 修整が甘いところもあり、性描写も多く指定やむなし
  • 人物設定が学生を想定させる設定となっている。性器描写については修整の甘い箇所が 散見される。人格を否定する表現はあまり感じられないが、性描写を比較的全面に押し出 す作品との印象が強い。指定やむなし
  • 暴力的というのではなく、じわじわと締め付けるように従わせるようにしている。首輪 等を使う事で人格を否定するようなことをしている。電車の中での行為は痴漢なので犯罪 になる。また、高校生同士ということも良くない。指定該当
  • 男性器の修整が十分とはいえず、性的行為の描写も露骨で卑わい。人格を否定する性的 行為の描写も多い。指定該当
  • 擬音、体液の描写が激しい。男性器、肛門の修整が不十分で、ほぼ見えていて卑わいな 感じを与えている。電車での痴漢、強引な性交、監禁、器具の使用、首輪等の拘束具の使 用など人格を否定する性的行為も描かれている。指定該当
  • 学校、異物挿入、強要、人格否定に近いような監禁等がある。消しはある程度、気を 遣っているようにも見える。特に後半は性描写の量はさほど多くないとも思えるが、ス トーリーというより監禁などのシーンを出すためのお膳立てになっている感は否めない。 指定該当
  • 性器の修整は気配りされているが、擬音、体液描写が多い。また、器具の使用や高校生 同士の絡み、人格否定的な描写も見られる。指定やむなし
  • 性器の修整が甘く、器具使用及び人格否定もある。擬音、体液描写も多く、全体的に性 描写が多い。指定該当
  • 男性同士のBL作品でマニアックな内容だが、体液の描写、性交シーンの描写が多く、 性器の修整も十分でないため、青少年への影響の大きさから、指定やむなし
  • 修整は行われているが、甘い。擬音、体液の描写が多い。タッチは現実性はないが、電 車内での痴漢や犬との描写がある。指定該当
  • 冒頭の電車内痴漢描写や性交シーンにおける擬音、体液描写、加えてストーリー設定を 考えても卑わいかつハードな印象を持ったものの、全体を通して絵柄のゴチャゴチャ感と 時折垣間見えるコミカルなタッチがその卑わい感を軽減させているとも思う。判断に迷 う。保留
  • 登場人物が高校生のうえ、描き方がさらに幼いため、青少年に卑近な話ととられがち。 性器は一度描いて白い帯で消すという手法で描いていて、よく見ると性器が描いてあると わかる。肛門もわかる程度に描いている。擬音、体液も細かく多く描かれている。だが、 性器の白い帯が多く、判別しにくいうえに擬音、体液は細かすぎて絵を見にくくしてお り、全体的に何が描いてあるのか分かりにくい。獣姦もあるのだが、コミカルで卑わいと いうより笑ってしまう。一部性器に修整の甘いものもあるが、幼児の性器のような絵で卑 わい感はない。以上から卑わい感のある作品とは思えない。指定非該当

赤-指定やむなし:13  緑-保留:1  青-指定非該当:1
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BL2冊目

とにかく高校生がやっている、という設定が問題になっている模様。
擬音・体液のほか、痴漢行為が犯罪行為として青少年に不向きである指摘されている。
あと、「幼児の性器のような絵で卑わい感はない」ってw



2018年6月7日木曜日

B!P!O!B!P!O!のコーナー ~BPO 2018年05月分の意見を読む~

2018年5月に視聴者から寄せられた意見
https://www.bpo.gr.jp/?p=9539&meta_key=2018

報道編

東京・新橋駅前で、女子高生が集団過呼吸になるニュースが伝えられたが、警察や消防が現場の周りを目隠しし、救急車に乗せる途中もブルーシートで厳重に囲んで、周囲の視線から彼女たちを守っていた。その一方で、複数の局が、ヘリコプターで上空から内部を撮影していたが、これではプライバシー保護のための警察や消防の配慮が無駄になってしまう。現場の中の様子を知りたいのだろうが、それは救急隊員が拡声器で説明していたので分かると思う。節度ある報道を望みたい。

新潟県の小2女児殺害事件の報道は、あまりにやり過ぎだと思う。遺族の悲しみを無視するかのように、被害者宅が特定できるよう報じていた。悲しみにくれる間もなく、全国ネットで家を映され、好奇の目にさらされて生きていくなど、とても耐えられるものではないと思う。

毎日、朝から晩まで大学アメフト部の問題を放送している。それも監督、コーチが嘘を言っているという前提で、彼らを追い込むようなやり方だ。監督らの発言が、保身のための虚偽である可能性は高い。そうであっても、テレビが冷静さを欠き、偏った取り上げ方をすることは危険だ。今回の反則行為は、傷害事件として警察が介入することも考えられる。テレビの役割は、中立的な立場から途中経過を伝えることだけだと思う。

大学アメフト部の問題が世間をにぎわせているが、午前中にいきなり、朝番組のスタッフを名乗る人物から「あなたは監督の同級生ですね?」という電話がかかってきた。卒業名簿などで調べたのであろうが、失礼な話だ。この番組では、日頃から、「個人情報が…」などと、うるさく騒いでいるにもかかわらず、自分たちが必要であれば、それを勝手に利用するのか。厳重に抗議する。

世界卓球選手権の大会中の南北合同チーム結成について、好意的な報道が多いことに驚いた。大会途中のチーム結成には、政治的意図があるのは明白である。どうして普段通りに、「スポーツに政治を持ち込むな」と声高に訴えないのか。最初から合同チームで挑んでいたなら、他の国が決勝トーナメントに進出できたはずである。一部の国の政治的意図が、大会全体に弊害を与えている。それを好意的に伝えるのはおかしい。

大学アメフトで危険プレーをした選手の記者会見で、代理人から顔のアップは避けてとお願いがあったにもかかわらず、選手のアップを映して報道していた。若い、未来のある学生に対してこの仕打ちは倫理観を疑う。

たしか被害者は顔出してないんだよねぇ……

バラエティ編

路線バスを乗り継ぐバラエティー番組があるが、そもそもスマートフォンなどで、バスの時刻表やリアルタイム運行情報が瞬時に手元に得られる時代なのに、まるで下調べせず、行きあたりばったりの無計画を装った演出に辟易する。現実は、手軽に計画を立てられ、運行情報も容易に把握できるのだから、その流れに沿ったものが望ましい。

その無計画さがいいんじゃないか……

バラエティー番組での出演者を倉庫に閉じ込め、助けに来た友人を代わりに閉じ込めてしまうドッキリ企画は、子どもが真似をして人間関係を壊したり、いじめを助長するおそれがある。子どもも見る時間帯にここまで悪ノリした企画を放送するのはいかがなものか。

深夜のトーク番組に出演したタレントが、風俗店名を出し、内容まで話していた。未成年の娘と主人と見ていたが気まずかった。公共の場で話す内容ではない。

どういうシチュエーションで深夜にそんな見方ができるんだろう……

その他編

外国人に対するインタビューなどで、吹替えで放送する番組が多いが、下手な吹替えに興ざめする。外国人へのインタビューは、画面を通してネイティブな外国語に触れられる機会の一つでもある。なるべくなら字幕にして、そのままの音声を流してほしい。

字幕読めない人もいる(もちろん吹き替え聞こえない人もいる)のに勝手だなぁ

意見が減少している傾向に変わりはなく……