2017年5月2日までのデータは3rdSeason、2013年11月までのデータは2ndSeasonに置いてあります。

2018年12月15日土曜日

第702回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む

「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ
この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているものです。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体からの意見聴取によって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「条例に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。

諮問図書類及び指定基準該当箇所
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/702/702shiryou7.pdf

諮問図書類:自主規制団体からの意見聴取結果
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/702/702shiryou8.pdf

図書審査

DONKEY COMICS スプートニクコミックス ヨガりすぎておかしくなりそう

発行元:株式会社綜合図書
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  • 設定の工夫や見せ方の演出、絵についても洗練が見られ、人間ドラマも入れており、 一定の作品力はあると評価できる。しかし、性器及びその結合部の消しは甘く、形状 がはっきりとわかる。薬物を用いて自由を奪い性交を強要する行為を肯定的に描いて おり、人格否定を助長するとも見てとれる。指定やむなし。
  • 物語の出来も画力もあって非常に読みやすく、多少のムリヤリ感はあったが、ストー リー上の展開で、嫌悪感はなかった。ただ、消し方が荒く、男性器の形状が明確に分 かってしまうため青年レベルをこえてしまい残念。指定やむなし。
  • 性器の消しが甘く形状がはっきりわかる。体液や性交シーンが多い。縛りはあるが人 格否定とまではいかない。画面構成など配慮すべき点はあったのではないか。話自体 はよい。指定該当
  • それぞれの登場人物の心の動きが丁寧に描写されており、ストーリー性もある。しか し、一部の性交シーンでは擬音・体液が多く描かれている。男性器の修整が不十分 で、形状がはっきりわかる。媚薬を使用しての性交、開脚して男性器と結合部を強調 する構図、顔面への射精が露骨で卑わいな感じを与えているといえる。指定該当
  • 初めのうちは性器、体液、擬音とも控え目だが、だんだんと派手になっていく。性器 はほぼ形が分かるようになっていき、擬音、体液も徐々に派手になり、露骨さが際 立ってしまう。さらに薬物を使い、小柄な男性を大柄な男性2人で性行為におよぶと いうシーンがあり、やや人格否定的に読める。青少年に読ませるのはいかがなものか と考える。指定該当
  • 性器描写がやや多く、消し方が中途半端な印象。指定やむなし。
  • 中盤以降から性行為シーン中心に描かれており、体液や擬音の描写も多く、卑わいに 感じた。修整は施されているが形状が分かるようになっており甘い。薬を使用する シーンもあり、青少年に悪影響を及ぼす懸念がある。指定該当
  • ヨガ入門が性教育されだんだん深みにはまってゆくという展開。性器、結合部分は適 度に修整されているが、目隠し、手の縛り、裸体での性行為が描かれている。また3 人での性行為がリアル。擬音、体液描写も多く卑わい感を感じる。青少年には不向き である。指定該当
  • 全編にわたって性交場面が多く性器にはボカシが入っているが形状が分かる。擬音、 体液描写など卑わい感が強い。指定該当
  • 擬音や体液の描写が多い。性器部分は修整されているが形状がわかる。よって、全体 的に卑わいな感じを受ける。指定やむなし。
  • 修整が甘いところもあり、性描写も多い。指定やむなし。
  • 全編に性行為のシーンが多く、性器は消されているが、形がわかるようになってい る。指定該当
  • BL物なので青少年に悪影響があるかどうかはよくわからない。修整は白抜きで施し てある。ただペニスの形に見える感じはあるが、それがどうなのかかよくわからな い。保留
  • 擬音、体液描写は多用されている。形状がやや分かる箇所が見受けられるが修整は加 えられている。強制と受け取れる箇所もなく、ストーリーも陰湿さは特に無い。ヨガ と言っているが、特にストーリー性も無く性交シーンが多い感は確かにある。保留
  • 性交の描写について、前半は着衣でのシーンが多く、さほど卑わい感も感じず抵抗は ない。後半は全裸同士でのシーンがメインだが、性器のボカシ方が大雑把で形状が不 可思議に描かれているものが多く、かえって性的感情がそそられない。一部顔面精液 だらけのシーンがあり、若干気になったが、全編を否定するほどではない。指定非該 当

赤-指定やむなし:12  緑-保留:2  青-指定非該当:1
■■■■■■■■■■■■ ■■

はい、BLです。
漫画としては評価されてる面があるものの、擬音・体液描写や薬物を使った性交などで指定やむなしとなった意見が目立つ印象。
3Pや顔面射精への言及もアリ。

都民からの通報申出

都民からの申出一覧・11月分
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/702/702shiryou13.pdf

1 電話による申出(1 件)
○ 不健全図書類の指定について(1 件)
2 メールによる申出(16 件)
○ 不健全図書類の指定について(16 件)

メール収まらないなぁ……


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2018年12月3日月曜日

第699回 東京都青少年健全育成審議会 議事録を読む

第699回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む
https://ccf-square4th.blogspot.com/2018/09/699.html

第699回東京都青少年健全育成審議会 議事録
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/699/gijiroku.pdf

図書審査

○ A 委員 2 誌とも指定で 指定該当で お願いします。
この1誌目の 、リイド社は過去1年間の 指定回数は 1回ですが、 毎年必ず 指定される 常連かなという気もします 。 今回の作品も 聴き取り結果にあるように 、本当にリアル感を重視した 、という 印象を受け ます。 指定該当でお願いします 。
2誌目も同じように、本当に 修整が甘く、形状が はっきり わか ります。聴き取り結果ではこのイメージから性的感情をあおる 要素は強いが、内容は拍子抜け、だから非該当だというの がありましたが、 全く 理由にはならないと思いました。 2誌とも指定該当でお願いします。

常連扱いされている八月薫

○ D 委員 1誌目は保留でお願いします。2誌目は指定該当でよろしいかなと思います。
質問ですが、 2誌目の 聴き取り結果の中で、オムニバ ス の中の 一作品のみ対象となる可能性がある 、 という 意見がありました。指定された作品の中で オムニバスが 最近は 多いと思うんですけど、確かに今回はすごく 画力というか、差がすご いです。 こういったときに、全部の作品が だめですよ 、ということになるのか、 ちょっと確認したかった んです 。 どういう形で伝えられるのか。
○青少年課長 2誌目につ きましては、もし、これが指定となりましたら、全編大部分でというところで 発行業者に伝えます。
○ D 委員 そうすると、全編と言われた中で、出版社側も考えながらいろいろ工夫していくと
いう 形になるわけですか。
○青少年課長 はい。そうな り ます。

オムニバスは一蓮托生か

○ D 委員 わかりました 。あと、1誌目の作者は 、 15 年目と書いてあって、 カバーに たく さん過去の 作品が並んでい ますが 、過去の 作品も同じように指定されているんですかね。多分、同じ作風で、同じ ような表現なんだと思うんです が 。
○青少年課長 カバーにあるもののうち8 つが指定さ れて いるところでございます。
○ D 委員 わかりました。 すごい 絵が 上手なんですよ。 実は私は 絵自体であんまり特段卑わいというのを感じなかった のですが、 ずっとこうやって性交シーンがずっと続くということ もあり、保留とします。

八月薫すげーw

○ E 委員 私は、2冊とも指定該当でお願いいたします。 聴き取り結果の非該当が1誌目は 8人で 、2誌目は 6 人で 、 結構非該当が多いなと思いました。私は、2 誌とも指定該当でお願いいたします。
以上です。

○古郷委員 2誌とも指定該当でお願いいたします。 性器部分は白抜きになっているところではありますけれども、やはり性描写は大変多く リアルであります 。 また、人格否定もありますので、指定でお願いして区分陳列をしていただきたいと思います。

○西尾委員 2誌とも指定該当でお願い を いたします。
まず、2誌目のほうはですね、これ全編にわたって性描写が多い 。 それとあと、白抜きも非常に形状がわかるということで卑わい 感が強いと思います。
1誌目も ですが、 性描写が多いというところです 。 白抜きのところは 、 この1誌目のほうはできてるんじゃないかなというところで、ちょっと迷う部分もあったんですが、ただ、健全育成という観点から指定やむなしと 感じました。 2誌とも該当でお願いします。

○ K 委員 私も2誌とも該当でよろしいと思います。
1誌目は、 全話、 上手な絵で 性交シーンが たくさん出てくるので。
2誌目はBL ですが 、体液や 、 擬音の描写が大変た くさん出てきて、卑わい感を高めている 、と感じました。 該当ということでお願いいたします。

○ H 委員 1誌目はストーリー性もあってどうかなと思ったんですが、やっぱり 修整とかはされているとはいえ、全編性交シーンが多く 、卑わい感が 強いというところでは、指定該当やむなしかなと判断しました。
2誌目に関しては、タイトルほどの人格否定とか強制というのは感じなかったんですけども、やっぱり、これも全編にわたって 性描写というのがひっかかりまして、これもち ょっと指定該当やむなしかなと 判断しております。

○ B 委員 両誌とも成人向け図書だと思われます。区分陳列をお願いしたいと思います。

○ C 委員 私も2誌とも指定でお願いしたいんです 。 私も1誌目のほうを非常に悩んだことがありまして、ちょっと保留にすべきかどうかを悩んだところ でした。 非該当が 聴き取り結果では 非常に多かったというのと、その理由のところで、この程度のものは指定に当たらないんではないかみたいなところがあ りました。 過去の経緯も含めて 慎重に考える必要があるのかな、と。しかし、 絵が上手というふうに書かれているんですけど、きれいな表紙なので、青少年が 、 おもしろそう だ な 、と 本当にあったたまらない話って何だろう 、 と 買ってしまった場合に、衝撃を受ける んじゃないかな というのもありまして、 今回は 指定該当でお願いしたいと思います。

○鈴木委員 私も2誌とも指定が適当だと思います。やはり、今回の 聴き 取り 結果を見ても、もうほかの委員の皆さんのご指摘もありましたように、指定非該当のご意見 が 多いみたいなんですが、やはり全編大部分に性描写が多くて、強く卑わいさを感じる作品だろうなというこ とで、2誌とも指定が適当だと考えます。
以上です。

○ I 委員 作者の 八月薫さんという のは、何度も指定されているんですね 。エ ロティック な熟女物を 書かせたら、デザインも絵も非常にしっかりしてて、 非常にそそられるような感じはあると思うんです。
だからなんですけども 、性器とかは一応消してあったり、配慮されている 。 性交シーンはほとんど出てこないんですけども、その性的姿態といいますか 、 男を誘うときの熟女のエロティックさ が 、青少年にはやっぱりいかがなものかというところはあ ります 。これはもうこの方の作品のどれもに共通するようなところなんですけども、修整はされてても、 極端に 露骨で青少年のまだ未熟な性意識には刺激的じゃないかと思います。 そういう意味では区分陳列の対象でしょう 。
もう1作のBL です。 このBLはオムニバスなんですけども、確かに絵はそれぞれ差があって、丁寧な も のと、 割と乱暴な作品が あ ります。 やっぱり一番大きな 問題は人格否定なんですね。暴力を使った無理やり男が男を襲うという意味での性的な呪縛だとか、縛りつけとか、そういうものが問題だと思うんです 。 作品はオムニバスなんですけども、数カ所、 そういう人格否定の部分は ありますの で、これもやっぱり 区分陳列はやむを得ないと思い ます。

○ G 委員 私も青少年健全育成という立場から考え て 指定でお願いしたいと思います。
1誌のほうは、 擬音とか体液とか、全体として 卑わい感もあります 。また、 性交の 強制、これはふさわしくないと思います。それから、この乱交シーンとか、全体にリアルな部分が多いと思います。
2誌のほうは、 聴き取り結果が 10 対6ぐらいで 非該当も多いですし、カバーからのイメージから性的感情をあおる要素は強いが、内容は拍子抜けというようなことで非該当という方が おりますけども、これだけの露骨な描写があるんですから、拍子抜けということはないと思います。それで指定やむなしと思います

○ J 委員 私も両方とも指定が適当かなと思 います。
1誌目のほうは 修整はされているとは思いますけども、やはり、性的な描写が多くて卑わい感が強い です。 子供が見るには、小学生や中学生が見るということを考えると、ちょっと、やっぱりこういうのはぞっとするのかなという感じがします。
それと、2誌目のほうは、修整ができてる ものと 、修整が非常に甘いところと で 、何か差があるみたいですけども、1冊の本とすると、やはり区分陳列をせざるを得ないかなということです
以上です。

○森山委員 2誌とも指定で該当でお願いしたいと思います。やっぱり、それぞれ全体的に卑わい感が強いと思いますので、区分陳列を していただきたいというふうに思います。

○ 会長代理 2誌とも区分された成人向けコーナーで売っていただきたい内容ですので、指定やむなし とします。

○会長 はい。
最後、私になりましたが、私も2誌とも指定すべきと思います。自主規制団体の方で非該当というご意見も 、 1誌目は8名おられ ましたので慎重に調査をいたしましたが、やはり擬音や体液の描写も多く、非常に性交シーンが多くて卑わい感をあおるものだと思います。
2誌目もいろんな作品が入っているわけですが、やはり修整も甘く、性描写も多く、 性的感情を著しく刺激するものというふうに思いますので、区分陳列が妥当と思います。
それでは、答申でございますが、1誌目につきましては1名保留の方がおられましたが 、大方の方が指定すべきというご意見でございます。そのように答申をさせていただきます。
2誌目については、全員の方が指定やむなしということでございました。そのように答申させていただきたいと思います
が、 よろしゅうございま すで しょうか。

都民からの通報申出

○青少年課長 それでは、その他の説明でございます。それでは、 16 ページをご覧 くだ さ い 。
都民の申し出の8月処理分につきましては、メールによるものが 21 件ございました。こちら に関してでございますけれども、 全件、 前回ご紹介させていただきました 図書類と同じものでございます。
匿名での申し出でございますが、内容等から考えますと、同一の方からの申し出と推測されるものでございます。 本件についても前回同様でございますが、条例施行規則第 15 条で定める不健全図書類の基準には該当しないと、こちらとしては判断しているところでございます。
都民の申し出については以上でございます。

前回と同じ本でメール21本……

そして、またもう1件でございますが、都民の方からのお問い合わせというもの が あった件がありましたので、ここでご報告をさせていただきます。
8月の 不健全図書のプレスの発表のホームページ掲載のものでございますが、こちら事務手続の関係で 、 通常より1日、ホームページの掲載が遅くなったというところがあったところでございまして、 そこにつきまして、都民の方からホームページの更新が遅いというお問い合わせがあったところでございます。
こちらにつきましては、庁内の事務手続で 、 ホームページの掲載というのが変動することは確かに事務的にあるところではございますけれども、可能な限り、こちらにつきましては早目にといいますか、法令に沿ってちゃんと審査をした上で、 適切に掲載するように努めてまいりたいと考えているところでございます。
以上でございます。

この9月の議事録も公開が12月なんですが……


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2018年11月22日木曜日

第701回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む

「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ
この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているものです。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体からの意見聴取によって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。

諮問図書類及び指定基準該当箇所
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/701/701shiryou7.pdf

諮問図書類:自主規制団体からの意見聴取結果
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/701/701shiryou8.pdf

図書審査

ジュネットコミックス350 ピアスシリーズ535 看守は2度も3度も×××される。

発行元:ジュネット株式会社
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  • レイプものではあるが、暴力行為に少し優しさを感じる。性行為の描写はそれほど 卑わいには感じられない。しかしレイプそのものは許されるものではない。指定該当
  • 全般に性行為のシーンが多く、擬音や体液の多さが卑わいな感じを与えているた め、指定やむなし。
  • 全編にわたって性交場面が多く、性器は白抜きされているが形状がわかる描写に なっている。擬音や体液も含めて卑わい感が強い。指定該当やむなし。
  • 刑務所、看守、銃の使用など、非現実的な設定であり想像だけの世界が描かれてい る。無理やりの性交は人格否定的にも感じる。買うのは女性だけかと思われ、青少年 が買うとは思わないが性交シーン、擬音があまりにも多く不快に感じる。指定該当
  • 修正は白抜きされているが、一部性器の形状がはっきり分かる箇所があり、陰毛の 描写もあるなど卑わいに感じる。全編に渡り性交シーンも多い。指定やむなし。
  • 性器は消してあるが、白抜きで逆に卑わいに思える。強制、手錠、看守、罪人な ど、すべてで人格否定の要素が強い。指定該当
  • 性器、性的行為の描写はいずれも露骨で、リアリティがあり、卑わい感も強い。人 格否定の性的行為がベースとなっていることも問題。指定該当
  • ファンタジーの要素も含むが、通常の人間同士の性行為描写と見える。性器は白く 修整をしてあるものの、形がわかるシーンが多く、挿入シーンも認識できる。看守を 犯すという話では複数でのレイプなど人格否定的な描写もある。絵の構図等が巧みで 卑わい感がある。体液は気にならないが、擬音が多い。指定該当
  • 白抜きの修整は男性器の形状がわかるものであり不十分。暴力的な性交シーンが多 く、人格否定を連想させる。拘束具の使用もある。擬音、体液の描写はシーンによっ ては多め。陰毛の描写もあり卑わいな感じを与えるといえる。指定該当
  • 性器の修整は甘い気がする。性交シーンが多いのは短編をまとめたものであり必然 的な部分もあるが多すぎる。条例の主旨とはずれるが、子供の頃に性的虐待を受けて傷ついているのに、犯されているうちに気持ち良くなるという所は誤解を与える。レイプシーンも多く、指定やむなし。
  • 男性器の消し方が形のはっきりと分かるものとなっており、露骨すぎる。絵のクオ リティが高いため、卑わいさが増している点は、青年のレベルを超えてしまっている と思う。指定やむなし
  • 性交描写が多すぎるため、露出が多すぎる印象が強い。性器の処理もぼかしが甘い イメージ。強者が弱者を支配する印象を受け、いじめを連想させるため倫理的にも問 題あり。指定該当
  • BLというマニアックな内容ではあるものの、体液、擬音の描写が目立ち、性交 シーンも多いため卑わい感がある。指定該当
  • 性器は白抜きで修整されているが、形がわかる。性交場面が多く、擬音、体液の描 写も多い。指定該当
  • 性器は白抜き修整が確実に加えられている。ストーリー性に乏しく、性交シーンが 多い。陰毛、体液描写が多く、修整を加えながらもギリギリのラインで画のリアリ ティさを出そうと、結合部の描写を多用している印象。一部強制と受け取れる描写は あるものの読者層を考えると著しく性的感情を刺激するとまでは言い切れない。保留
  • 看守、動物など特異な情況を選んでいるが、創造的アイデアの範疇にあり社会的に 全面的に制限されるべきものとは言えない。性器の消しはやや甘めではあるが配慮は されており、許容しうるものと思われる。指定非該当

赤-指定やむなし:14  緑-保留:1  青-指定非該当:1
■■■■■■■■■■■■■■

1冊目はBL。
体液・擬音に加えて陰毛描写が気になった模様。
絵のクオリティが高くて結果的に卑猥になったという意見もあって、なんだかなーという印象。


ムーグコミックス ピーチシリーズ にょたいか天罰!

発行元:株式会社ジーウォーク
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  • 最初から性的行為が描写されている。性器そのものは消されているが、描写そのも のはうまく描かれており、卑わいな感じを与えている。指定該当
  • 男性が女性に変身するという設定がマンガチックではあるが、性行為の描写が多 く、また人物設定が学生という点もあり、指摘該当
  • 絵はマンガチックで上手である。性器そのものの描写はないが、胸や尻が意図的に 大きく描かれており、卑わい感がある。また多人数での性交シーンも多く、器具の使 用もあり、人格否定の部分も見られる。指定該当
  • 自分勝手な行動で天罰を受けるという設定は、コメディーとして見れば許せるかも しれないが、ストーリー性があるとは言えない。表現自体はそれほど過激とも言え ず、性器も消してあるが、後半の高校生同士らしき部分もあり、指定該当
  • 性器は白くぼかしており、形状も分かりにくい。ストーリー性はわずかにあり、コ ミカルでもあるが、性行為のシーンが多く、2作目の登場人物が高校生と判断でき、 擬音、体液が派手なシーンもある。また、単独、複数によるレイプシーンがあり、人 格否定的ともいえることから、指定やむなし。
  • 性器、結合部の修整は大きめではあるが、暴力的な性交、複数での強姦は人格否定 と言える。一冊を通して性交シーンが多いが、非現実的でコミカルなストーリー展開 で陰惨な印象はない。ただ、やはり描かれている行為は強姦であることを考えると指 定該当
  • テーマが2本立てで、「にょたいか天罰」についてはSF的な感じではあるが、内 容がエッチ全開で展開しており、消しは全てに入っているものの、青年では刺激が強 すぎると感じる。もう一つの「壁にハマって動けない」もテーマ性はよくわかるが、 やはり青年では刺激が強いかと思う。指定やむなし。
  • 女体化ものではあるが、結局は男と女の凌辱ものである。結合部分は適度に処理さ れているが、集団での暴行シーンも見受けられる。公序良俗の面においても問題であ り、性的感情を煽る部分もあるため指定やむなし。
  • 性器は修整されている。描写のタッチはリアル感はないが性交場面が多く、擬音、 体液の描写が多い。リアル感がないのため却って青少年が余計に手に取りやすい。指 定該当
  • 性器部分は修整がなされており、描写もユーモラスであり卑わいな感じはしない。 擬音も少ないため卑わいな感じは受けない。指定非該当
  • 擬音や体液の描写は少ない。修整は白抜きで適切に処理されている。性交シーンの 動画配信や多人数で行為に及ぶ箇所や、ホテルで金銭のやり取りをしている箇所が散 見されるが、パロディとして描かれており人格を否定しているとまでは言えない。指 定非該当
  • 一部強制的に性交に及ぶシーンが見受けられるが、性器の修整については確実に行 われている。体液描写は一部気になる部分があるものの、全般的にリアリティに乏し く、性的感情を刺激するというには相当しない。指定非該当
  • 性的行為の描写は驚くほど多いものの、個別の描写をそれぞれ検討した場合、いず れも修整は最低限は施されており、指定の根拠となる露骨さはない。繰り返される一 連の性交シーンも、ストーリーなどと照らし合わせれば、全体から受ける印象は条例 が問題としている「卑わい感」とは全く異質のものであるように感じる。指定非該当
  • 性交シーンが多いが、消しはしっかりしている。形式的で卑わいさはあまり感じな い。画角に問題があるとも思えるが、指定非該当
  • 強姦された女性が喜びを見出すという人格否定の面が散見されるが、天罰という形 でそうした暴力に対する批判的感性も描かれており、作品として全否定できるもので はない。性器の消しはしっかりできており、消そうという意識を感じられる。指定非 該当
  • 性交シーンが多いが、白抜きが大きいこと、画面の色が濃く、裸体が分かりづらい こと、セリフやコマ割りがバトルマンガのパロディとなっていてギャグ要素が高いこ とから、卑わいさは感じない。冒頭のカラーページは卑わい感はあるものの、全編大 部分が該当するとは言えない。指定非該当

赤-指定やむなし:9  緑-保留:0  青-指定非該当:7
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2冊目は男性向けエロ漫画。
意見が真っ二つに割れていて、「卑猥感」とは何かを問う意見が多い。
バトルマンガのパロディ、という意見もあるが、だからどうした、としか思えない自分がいたりする……

都民からの通報申出

都民からの申出一覧・10月分
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/701/701shiryou13.pdf

1 メールによる申出(14 件)
○ 不健全図書類の指定について(14 件

14件……少し減ったな。


2018年11月6日火曜日

B!P!O!B!P!O!のコーナー ~BPO 2018年10月分の意見を読む~

2018年10月に視聴者から寄せられた意見
https://www.bpo.gr.jp/?p=9642

たぶん「ゴブリンスレイヤー」の件

モンスター退治のために冒険するストーリーの深夜アニメ番組で少女がモンスターに襲われるシーンについて、女性に対する性的暴行を思わせる描写があり非常に不愉快。録画機器があれば未成年も見ることができる。青少年に悪影響を与えるのは確実だ。

「ゴブリンスレイヤー」1話だけ見ました。
まぁ文句の言いようはあるとは思うんですが……
録画については、とある意見を読んでから「青少年に録画させる親の管理が悪い」という話に落ち着きました。
これについて同じBPO内にある青少年委員会では次のように処理されてます。

モンスターを退治するために冒険するというストーリーの深夜のアニメ番組で、少女がモンスターの集団に襲われるシーンについて「女性に対する性的暴力の描写があり非常に不愉快だ。青少年に悪影響を与える」「女性蔑視の内容を公共の電波で流すのは青少年の教育上いかがなものか」などの意見が寄せられました。これについて、委員からは、「性的暴行や残忍な行為を想像させるようなシーンはあったが、表現上の配慮はなされていた」「深夜の時間帯ということを考えると許容範囲だと思う」などの意見が出されました。

いわゆるスルーですな。

たぶん「中学聖日記」の件

男子中学生と女性教師の恋愛がテーマの連続ドラマについて、道徳的に問題があり同年代の子どもを持つ身としては不愉快だ。こういったドラマがフィクションだからと放送されるのはいかがなものか。

設定しか知らないので、まぁこんな意見も出るのかなとは思いますが……
これについても青少年委員会では……

また、中学生と教師の純愛をテーマとした連続ドラマについて「多感な子どもたちや若く未熟な教師に悪い影響を与える」「フィクションとはいえ、スキャンダラスかつ現実に起きてはならない不愉快な内容だ」などの意見が寄せられました。これについて、委員からは、「演出や表現は抑制的かつ慎重な配慮がなされており、直ちに青少年に悪影響を与えるとは言えない」「テーマがいけないとなるとテレビの表現自体を抑制してしまう」などの意見が出されました。

……やっぱりスルーですな。


2018年10月15日月曜日

第700回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む

「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ
この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているものです。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体からの意見聴取によって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。

諮問図書類及び指定基準該当箇所
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/700/700shiryou7.pdf

諮問図書類:自主規制団体からの意見聴取結果
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/700/700shiryou8.pdf

図書審査

BAMBOO COMICS [Qpa collection] 嫌いじゃないけど人間てコワイ!!

発行元:株式会社竹書房
51FT3Pksq-L._SX350_BO1,204,203,200_
  • 登場人物たちの心の動きに配慮がされており、暴力の礼讃、強姦の美化といった人格 否定の表現は感じられない。絵もきれいに描かれており、卑わいな印象も無い。しか し、性器部分の消しは意図的に薄くされており、容認するのは難しく指定やむなし。
  • 人間と淫魔のエッチな恋愛マンガのためSF感はあるが、羽がはえているだけで、そ れ以外は人間と人間に見える。消し方については最近見た事がない手法だが、あまり に露骨に感じられる。血管などを描いている箇所もあり、刺激が強すぎる。指定やむ なし。
  • 性器の形がわかり、処理の問題は大きい。登場人物は高校生と思われる。抑圧、人格 否定もあり、性交シーンも多い。工夫されている部分も多いが、指定やむなし。
  • 男性器の修整が甘く、露骨で卑わいな感じを与えている。性交シーンの分量が多く、 擬音、体液の描写も多い。指定やむなし。
  • 人間と「淫魔」との物語でファンタジーといえるが、淫魔はほぼ人間と同じ姿であ り、卑わいか否かは人間同士のものと変わらない。擬音が多すぎて判別できない絵が 多いが、後半に進むにつれ明瞭になっていく。性器は一見消しているが、白い線で描 いていると分かる。指定やむなし。
  • 人間と淫魔という設定であっても描かれている行為はいわゆるBLにおける性交その ものであり、その描写、表現は執拗にして露骨。男性器の描写は修整が甘いというよ りは、独自の画法による生々しい描写であり、規則が問題にしている露骨さを免れる ものではない。指定該当
  • 精液、体液の描写が多い。性器は白い線で消しているが形状が分かる状態になってお り、修整が甘い。同級生という設定ではあるが、お金を払って性行為をするなど、青 少年に悪影響を与える。学校内で行為に及んでいるシーンも多い。指定該当
  • 全体的に性行為の描写が多く、擬音、体液で1コマを占めているページもある。性器 の修整はされているが、形状がわかる部分も見受けられる。主人と下僕というような 人格否定ととられる部分もある。ストーリー性もあまり感じられず、非日常的な生活 が描かれている。指定該当
  • 性器部分は修整されているようではあるが、形状がわかるため修整されていないよう に思われる。擬音や体液の描写も多いため、卑わいな印象を受ける。指定該当
  • 修整はされているが、どぎつい絵や性描写が多い。マニア向けなのかとは思うが指定 該当
  • 性交シーンが多く、擬音や汗の描写が多いが、結合シーンの直接的な描写は少ない。 卑わいな印象は否めないが、指定該当までの判断には迷う。保留
  • 性交場面は多く、修整は一応消してはあるが中途半端。体液も多く、強制している様 な所も少しある。それだけ見れば該当と思えるが、一応ストーリーもあり、暴力もほ とんど無い。見ても何も感じないため、卑わいとも思えず判断がつかない。保留
  • BLコミックで、羽根としっぽがある淫魔が出てくるファンタジー学園物語設定。ス トーリーは理解しづらい。性器の消しはあるが見えている。擬音、体液も多いが、卑 わいな感じを与え、人格を否定する性的行為を容易に連想させるものではない。指定 非該当
  • 性器の消しが甘く、擬音、体液描写も多いが、ファンタジー設定、絵柄のソフトさ、 性交シーン前後に登場人物の心情と周囲との関係の変化といった展開が必ずあったこ とから卑わいさを感じない。人格否定描写も同じ理由で印象に残らなかった。描写の みでなく全体の卑わいさを考えた時に、青少年の健全な成長を阻害するとまでは言え ない。指定非該当
  • 性器の描写については修整がかけられており、リアル感は無い。体液描写で一部気に なる箇所があるが、全体的に陰鬱な感じはなく、結合部等も修整を意識的に入れてい る感じを受ける。人物設定が学生と思しき部分は気になるが、暴力性や卑わい感は乏 しく指定非該当

赤-指定やむなし:10  緑-保留:2  青-指定非該当:3
■■■■■■■■ ■■ ■■■

700回目の指定図書はBL1冊。
擬音&体液の指摘が多い。修整も甘いとの指摘。
保留&非該当からは「見ても何も感じない」「印象に残らない」ってそれでいいのか?w

都民からの通報申出

都民の申出(9 月処理分)
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/700/700shiryou13.pdf

1 メールによる申出(20 件
○ 不健全図書類の指定について(20 件

20件……全部同じ人なんだろうなぁ……



2018年10月12日金曜日

第698回 東京都青少年健全育成審議会 議事録を読む

第698回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む
https://ccf-square4th.blogspot.com/2018/08/698.html

第698回東京都青少年健全育成審議会 議事録
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/698/gijiroku.pdf

図書審査

○ I 委員 読み切りもので、かなり今までのと比べるとソフトですかね 。 指定って言いづらいところ はあるんですけども、本一冊として全体的に考え たときには、やっぱり全体的な性描写の数、表現というのを考えると、 卑わいな感じを与えるので 指定該当やむなしかなと判断しました

○ B 委員 はい。 私も全編を通して性行為のシ ーンが多いということと、あと器具を使って拘束をした状態で 、人格否定につながるような表現も多く見られるところから、指定やむなしと いうふうに 考えております。

○ E 委員 はい。 私も同様で、指定該当でよろしいかと思います。1点確認して よろしいですか 。 聴き取り結果で 指定非該当にしている意見で、店舗によっては別陳列にしてあるところもあるからとか、1冊 1,000 円で手に とりづ ら いと ありますが、これは非該当の理由になるんでしょうか。例えば、 1万円の本だったら 非該当になるという話になるんでしょうか。
○ 青少年課長 一般的にこの法規定を読む限りでは、そうした要件というのは 条例の中にはございませんが 、 自主規制団体の方の意見として参考にしてい ただければ、と思います。
○ E 委員 わかりました。今後の参考にさせてもらいます。

「1冊1000円」の話題。

○森山委員 区分陳列に該当するというふうに思います。理由としては、修整がちょっとやっぱり甘いという部分があるのと、性描写の卑わい感がやはり強く感じる部分が結構あると思いますので、指定していただきたいというふうに思います。

○ K 委員 はい。 今回、1冊なんですね。 これはまたBL もので 、 オムニバスでいろんな作者が書い ているんですけども、 タイトル が「調教覚醒BL」という、そのものずばりのやはり人格を否定したものです。自主規制団体のメンバーがこれだけ 区分陳列がふさわしいと言っている理由の 中には、 拘束のシーンも幾つかありますけども、やはりこの 人格に関して暴力的に拘束したり 、 器具を使ったりすることによって、性的にいたぶるところ です。 こういうコミックはやはり成人指定し、 青少年の手の届かないところに 置くのが妥当だと思いますので、私も区分陳列に賛成です。

「人格否定」もこの手の審議ではキーワード。

○ F 委員 これだけ厚くて性描写の多い点にまず驚きます。内容としても、調教的な拘束器具の使用で 、やっぱり人格否定的な描写が多いということと、それから 、白抜きで修整しているんですけども、 修整が甘く 余計に卑わい感を感じます。 指定該当でお願いいたします。

白抜きが性器を余計に強調する、という意見は過去にもよくあった話。

○ H 委員 はい。 私も指定やむなしと思います。確かに性器の修整は白抜きで、結構きちっと修整されていると思いますけども、やはり擬音だとか せりふ だと か、かなり卑わい感が高いと思います。青少年にはふさわしくない図書だと思います。以上です。

○古郷委員 はい 。 指定でお願いしたいと思います。皆さんがおっしゃっているように、全般的に性的描写が多いということと、修整されていても卑わい感が強いというところで指定をお願いしたいと思います。

○西尾委員 はい。 指定該当でお願いいたします。私も全編を通じて激しい性交シーンが見られますし、あと暴力的な行為も目立ちますので、指定該当でお願いいたします。

○ G 委員 はい 。 擬音、体液についての描写が非常に多くて卑わい感があるということ で指定該当でよろしい と思います。

来た。擬音&体液来たよー

○ D 委員 はい 。 私も 卑わい感が強いので、 指定該当でお願いします。 自主規制団体の 保留と指定非該当の理由を見ましたが、 こ れは 理由にはならないと思いますので、区分陳列でお願いします。

○ A 委員 はい 。 私も区分陳列に賛成です。今回、9人の 作者の 方がそれぞれのお立場で書かれたんだと思うんで すけれども、一貫して器具を使ったりとか調教というような、人格否定につながる内容だと思います。中には 修整をきち っとしているんじゃないかなと思う人もいるんですけれども、 やっぱり区分陳列していただければと思っております。

○副島委員 はい 。 私も区分陳列でお願いいたします。タイトルどおり、拘束や器具の使用はありますし、全編を通して非常に卑わい感がある雑誌だと思いますので、お願いいたします 。

○鈴木委員 はい 。 私もこれは 指定が 適当と 考えます 。全編にわたっての性的描写が多いこと、卑わい感が強いという部分で指定が適当だと考えます。以上です。

○会長 はい、 会長代理はいかがでしょうか。
○ 会長代理 はい。 成人向けコーナーで売っていただくべき図書かと思います。
○会長 ありがとうございました。
私も 、指定すべき図書だと思います。9作品ありますが、全編を通じて卑わい感の強いものだと思います。

……ということで全会一致で指定されました。

都民からの通報申出

○青少年課長 それでは、その他でございまして、こちらの調査・審議事項の 18 ページ、最後のページでございますが、都民の申し出の7月処理分というところで、メールによるものが 22 件ございました。
こちら、 22 件とも具体的な該当刊や発行日、掲載誌の明記はありませんが、 同じ 作品についての申し出で ございました。
申し出の内容といたしましては、性器等を露出する描写やDV、性的虐待の描写があり、子供向けの本として扱うのにふさわしくないというものでございました。
この 22 件の申し出内容もほぼ同様のものとなっておりますので、同一人物からの申し出と推測されるところでございます。
事務局におきまして、 最新刊や掲載されている雑誌の内容を確認したところでございますが、条例施行規則第 15 条に定める不健全図書類の基準には該当しないと判断したところでございます。なお、本申し出に関しまし て は、他局のご意見、ご要望フォームを通じての申し出となっておりまして、回答先の記載もないということで、申し出者に対して返信はできない状態となっているところでございます。
事務局からは以上でございます。
○会長 それでは、ただいまの点についてご質問とかご意見とかございますか。これはお申し出者にも返信できないということですが、 22 件とも同一人物からの申し出と 考えられると いうことでよろし いので しょうか。
○青少年課長 はい。 そのとおりでございます。

一人で22件……



2018年10月10日水曜日

第697回 東京都青少年健全育成審議会 議事録を読む

第697回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む
https://ccf-square4th.blogspot.com/2018/07/697.html

第697回東京都青少年健全育成審議会 議事録
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/697/gijiroku.pdf

図書審査

○ D 委員 1誌目の 『 西園寺先生の逝っちゃうセックス♂ファイル 』 の 方ですけれども 、 意見聴取の指定非該当の 意見には「 性交シーンがそれほど多いわけではなく 」 と書いてありましたが、全編にわたって性行為 がある と思います 。ストーリー性がなく性行為シーンが全てで、指定やむなしと思います。
2誌目の 『 大きなモノとご主人様』 なんですけれども、すごくリアルに男性器が書かれておりますし、 性器とか 肛門とか の修整が甘いし、もう全体的に卑わいである と 思います。
意見聴取には「ストーリー性は感じられるけれども」と書いてありますけど、 ストーリー性もない と感じました。 指定でお願いいたします。

○ F 委員 私も2誌とも指定でお願いしたいと思います。
1誌目のほうは、白抜きが逆に強調されている、 ということ は 私も賛成でして、2誌目の方は、ストーリー性は 読み取れば あるかもしれないんですけれども、余りにもその修整がされていないということが 目に と まりま したので、 2誌とも指定でお願いします

○ 副島委員 1誌目でございますが、 修整がされておらず 、 性器の形がはっきりわかっ てしまい 、これは卑わい感も高いと 思ったので、 指定でお願いいたします。
2誌目についても同じような感じですが、修整もないですし、ストーリー性も私には 感じられなかったので、本当に性行為の場面だけ が続く ストーリー 構成だと思いましたので、指定でお願いいたします。

○鈴木委員 1誌目は、性行為の描写が多い、また性器の修整はあるものの、形状がわかる程度となっていると 感じます 。擬音、体液描写も多いということで指定が適当と考えます。
2誌目も 、こちらも修整が甘く、卑わい感が強いということで、こちらも指定が適当というふうに考えます。
以上です。

○ H 委員 私も指定該当です。1誌目は、今までと消し方に 違いが あるのかな、考えているのかなと、思ったんですけども、 消しが甘いということ は2誌とも、いえることなので、指定該当でお願いします。

○ G 委員 両方とも該当やむなしということでお願いしたいと思います。
1 誌目は、高校を舞台にしているというところ も、 ちょっと 問題かな なんて 思います 。 両誌とも 指定でお願いします。

よく出る話だが、高校生がセックスする話はダメっぽい流れがあるなぁ

○ C 委員 両誌とも BL なんですけれども、性器の描き方なんかでもそうですけども、白抜きにすればいいというものじゃなくて、男性器の体毛まで含めていろいろ細かく描かれている 。ストーリー性は少しあるんですけども、やはり 描かれている 舞台や、 それから、表現の仕方全部含めて、 両誌とも 区分陳列はやむを得ないだろうと思います。

○会長 はい、わかりました。
私も、2誌とも青少年の性的感情を著しく刺激するものに当たると思います。修整の仕方も白抜きをすればいいということではないので、区分陳列して販売していただきたいというふうに思います。

特に議論の余地もなく、全員一致で指定ということで……

都民からの申出はなし。


2018年9月27日木曜日

第699回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む

「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ
この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているものです。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体からの意見聴取によって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。

諮問図書類及び指定基準該当箇所
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/699/shiryou7.pdf

諮問図書類:自主規制団体からの意見聴取結果
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/699/shiryou8.pdf

図書審査

SPコミックス 本当にあった たまらない話

発行元:株式会社リイド社
index
  • 修整はされているものの、性描写が多く指定やむなし。
  • 擬音や体液の描写が多く、絵も上手なためリアルに感じる。ストーリーにも人格否 定的なものがあり、青少年に対し問題があるように思える。指定やむなし。
  • 短編集でストーリー性もあるが、性交シーンが多く卑わい感が強い。指定該当やむ なし。
  • 性器に白抜きは施されているが、形状が分かる描き方。陰毛や体液描写もリアルで 多い。全般的にリアル感を重視した印象を受ける。一部のストーリーで暴力的な表現 もあり、区分陳列の対象とせざるを得ないと考える。指定該当
  • 性描写の多くは露骨になりすぎないように構図などが工夫されているが、ラストは 決まって局部アップの挿入シーンとなっており、露骨になってしまっており、全体と しての卑わい感も高めてしまっている。指定やむなし。
  • 擬音、体液描写は控えめ。絵が上手で陰毛の描写もリアル。開脚させて女性器を強 調する構図も卑わいな感じを与えており、性的行為を露骨に描写していると言える。 性器、肛門の白抜きの修整が小さめで卑わい。指定該当
  • 劇画のペンタッチで描く体験談ものという古いジャンルのため、青少年にとって卑 わい感はないように思う。ただし、一部の作品では立場を利用した性行為の強制が描 かれており、青少年にふさわしくない。指定やむなし。
  • リアルな性物語が、青少年にもこういった行為ができるんだと思わせるような内容 となっており、指定やむなし。
  • 昔ながらのエロ漫画の作風といった印象。ストーリー性や性交描写も特別に卑わい に感じるものではなく、一定の修整も認められる。ただ、ソフトな表紙、タイトルと 本編内容にギャップがあり、青少年が購入しやすいコーナーでの販売はいかがなもの かと思い判断に迷う。保留
  • タイトルの「本当にあった~」というように、日常的にありうる場面を描いた短編 集。一話が短くストーリー性もあまり感じられない。絵もやわらかく卑わい感、人格 否定もあまり感じられない。毎回性交で終わるという点が気になるが、指定非該当
  • 白抜き修整はなされており、体液や擬音はあるが露骨ではなく、それほど卑わいに は感じない。指定非該当
  • 短編集で普通のエロ本。描写も特別過激ではなく、陰毛は描かれているが雑で、局 部は一応消されている。特に暴力的な所も卑わいに感じる所もなく話が終わる。指定 非該当
  • 擬音、体液などは抑え目で派手ではない。性器も白く修整されていて、形状がわか らないようになっている。男性器を口へ入れる場面や複数による乱交シーンがあり、 ややリアルではあるが、短編集のためあっさりとした印象。絵が上手いため一定の刺 激はあるが、青少年に与える影響が大きいとは思えない。指定非該当
  • 一話ごとに性的なシーンがあるためやや分量は多いが、話の流れの中での必然性が あり、消しもしっかりしている。実録ものであり、目くじらをたてるほどのものか疑 問。指定非該当
  • 絵が上手なので生々しさを感じるが、それは魅力の一つと考える。アンソロジーの ため、性行為が多いように思えるが、キャラ同士で無理やりしているようには感じな かった。消しは甘いところもあるが、指定するほどではないと思う。指定非該当
  • 社会通念上、強姦等にあたる人格否定の表現があるものの、物語上結論として美化 しているとは言えない。陰毛等は描かれているが、性器そのものは形状不明となる処 理がされている。指定非該当
  • 性器は白抜き修整がされており、コミカル的な内容が卑わいさを抑えている。指定 非該当

赤-指定やむなし:8  緑-保留:1  青-指定非該当:8
■■■■■■■■ ■■■■■■■■

もはや不健全図書常連の感もある八月薫の短編集。

内容の詳細はアキバBlogに譲るとして……
八月薫 本当にあったたまらない話 「生々しい体験談を結集した“現実”のエロス!」
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51569932.html

意見の内容としては見事に真っ二つ。

Charles Comics メスイキ×強制BL

発行元:株式会社メディアソフト
Amazon:
index2
  • 修整が甘いところがあり、性描写も多く、指定やむなし。
  • 擬音や体液の描写が多く、性行為も露骨なため、指定該当
  • 全編にわたって性的描写が多く、擬音や体液が描かれた場面も多くあり、卑わいに感 じる。性器も白抜きになっているが形状が分かるものが多い。指定該当
  • 性描写がリアルで露骨。性器の形は修整されているが形状がはっきりわかり、擬音、 体液描写も多用されている。学生同士の話も気になる。指定該当
  • 全編にわたって性描写が多い。作品によっては体液の描写や修整が甘い箇所も多く卑 わいに感じる。指定該当
  • 性器の白抜き修整は施されているが、ほぼ形状が分かりリアル。タイトルに「強制」 とある通り、強制的な表現が多い。体液描写もリアル感は欠けるが、多い印象。指定該 当
  • 複数の作家による短編集のため、作品ごとに描写が異なるが、男性器の形状がはっき りわかるなど、修整が不十分な部分がある。擬音、体液の描写も作品によっては激し く、露骨で卑わいな印象を与える。タイトルから連想するほどの人格否定の要素はない が、指定該当
  • 絵柄の修整が不足しており、性器そのものが露出している表現がある。人格否定、強 姦を美化する面も見受けられる。指定やむなし
  • マニアックなジャンルではあるものの、体液描写、擬音の描写も多く、性行為も露 骨。卑わい感があると言わざるをえない。指定該当
  • 小学生くらいの子供は見ないと思うが、中学生以上は興味本位で見るかもしれない。 指定該当
  • タイトルのインパクトの割に、ストーリー性や設定で特に暴力性や人格否定がある印 象は薄い。しかし作品によっては性交シーンの描写において性器、局部の修整が甘い箇 所が目立ち、これが卑わい感につながる。擬音、体液描写も多く露骨。ただ、これも一 部の作品に関してである。保留
  • 一部性器の消し方に甘さが見える所と、高校生の兄弟とおぼしき二人の話は引っかか る所ではあるが、大人の女性受けのためではないのかとも思う。絵の雑な所も多く、人 格否定と思われる所も特には無い。指定非該当
  • オムニバスで性器や性的行為の描き方は作品によってまちまちではあるが、多くは工 夫されており卑わい感は高くない。一作品のみ対象となる可能性があるが、それを理由 に該当とするのは他の作品の工夫に対して失礼であるばかりか、どの表現が問題となる か不明なまま該当図書にすることになり、表現の萎縮につながる恐れがある。指定非該 当
  • 短編集なので作品によって違いもあるが全体的に擬音、体液とも派手なものが多い。 性器も形が分かるように描いているものが多いが、どの作品も細い線で輪郭をとった単 純なもの。性器の挿入部分もあまり描かれていない。性器はオモチャのような印象で卑 わいに感じない。タイトルに「強制」とあるがさほど強制的な展開もない。指定非該当
  • 画角で隠している部分は多いが、形がわかる所もある。アンソロジーのため各作家の力量に差があり、また分量も多くなる。消しが甘いところがあり、縛りもある。カバーなどのイメージから性的感情をあおる要素は強いが、内容は拍子抜け。指定非該当
  • アンソロジーなので性行為が多いように思えるが、お互いが望んでいるように見え る。修整も少し甘いところがあるが、指定するほどまでとは思えない。指定非該当
  • 性器は白抜き修整がされている。短編集であり、強く卑わいさを感じさせるものでは ない。指定非該当

赤-指定やむなし:10  緑-保留:1  青-指定非該当:6
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2冊目はBLアンソロジー

基本的に修整の大きさが中心の議論。アンソロということで、1話分が不健全対象とみなされた場合、他の作品まで巻き添えを食うのはどうか、という点と小学生は読まないだろうけど中学生なら読むかもしれないという点が気になる。


2018年9月13日木曜日

第696回 東京都青少年健全育成審議会 議事録を読む

第696回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む
https://ccf-square4th.blogspot.com/2018/06/696.html

第696回東京都青少年健全育成審議会 議事録
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/696/696gijiroku.pdf

図書審査

○ A 委員 まず、1誌目の方、修整は今までに比べるとされているかなとは思えるんですが、性描写が多く、指定やむなしかなと思っております。
2誌目に関しては、こちら逆ですね、性器の修整が あま りにもちょっと甘くて、これは指定該当でお願いしたいです。
以上です。

○ C 委員 私も両方とも指定やむなし だと思います。2誌とも修整はまあまあされていて 、性器がそのまま写るような 部分は ないんですけども、 卑わい感が強く表現の自由というのを考えて難しい部分もあると思いますけども、青少年が容易に見られる場所に置かれるというのは、やはりこれは難しい部分があるかなと思いました。

○古郷委員 2誌とも指定で お願いしたと思います。1誌目は、性器を修整さ れている。2誌目は甘くて、両方 とも 違いはあれど、やはり体液だとか 性的描写が大変多うこら2誌とも指定をして区分陳列お願いた思ます。

○ 鈴木委員 2 誌 とも擬音、 体液描写また性交シーンが多くいわゆる卑わい感が強いので2誌とも指定が適当だというふうに考えます。
以上です。

○ D 委員 1誌目は 、皆さんもおっしゃるように擬音と体液の描写が非常に多くて 、 卑わい感 があると いうことと、 多人数での性交シーン が ございますので指定ということでよろしいと思います。
また、2 誌 目は、大変修 整 が薄い ので 、指定該当でいいと思います。

○ I 委 員 両 方 と も 指 定 該 当 で お 願 い し ま す 。 1 誌 目 は 、 性 行 為 の 分 量 が 多 い で す し 、 露 骨 な構 図 に よ っ て 卑 わ い な 感 じ を 与 え る し 、 擬 音 、 体 液 の 描 写 も 多 く 、 こ れ に 尽 き る と 思 い ま す 。
2 誌 目 の ほ う は 、 や は り 体 液 描 写 と か 性 交 シ ー ン が 多 い の で 露 骨 さ を 感 じ ま す 。 意 見 聴 取の 下 の ほ う に 書 いてあるんですけども 、 BL の 読者はほとん ど女性であ ると書いて ありま して 、 女 性 た ち が こ の 本 を 読 ん だ こ と で 成 長 を 阻 害 さ れ る と は 思 え な い と い う ふ う に 書 い て ある ん で す け ど も 、 や は り 青 少 年 も 見 る と 思 い ま す の で 、 性 へ の 影 響 と い う の は す ご く あ る と思 い ま す 。 そ れ で 、 指 定 で お 願 い し た い と 思 い ま す

青少年がBL読むかなぁ。まぁ可能性で言うならなんとでも言えるけど。

○ H 委員 大変悩んでおりますが、1誌目は指定非該当じゃないか な と思ってます。これを見たから著しくというふうには私は受け取らなかったです。もちろんこれを読んだ から健全という 問題ではな いですけど。
2誌目は、該当ということで、 やっぱり ちょっと表現が露骨過ぎるということで該当というふうな形でよろしくお願いします。
○会長 1誌目は、やはり修整がしっかりなされているからということでございますか。
○ H 委員 そうですね、はい。

お、珍しく指定非該当に1票。

○ J 委員 私は、2誌とも指定該当でいいと思います。自主規制団体の方は、 1冊目は非該当が9人ということで、指定該当よりも多い方が非該当にされて ますが 、私は、中身的には 教師と教え子の性交とか器具を使う描写などが 、ちょっと気に なり 指定該当にさせていただきました。
2誌目 も非該当 の方 がい つ もと比べ て結構多 いですよね 。 5 人 と保留 が 1 人と い う ことで。でも、やっぱり擬音、体液描写、卑わい感というのが拭えないので指定ということでお願いします。

○ 森山委員 2誌とも指定していただいて 区分陳列すべきものと思っています。1誌目は、やっぱり性交シーンが多くて、ちょっと卑わい感が強いんではないかなというふうに思います。
2誌目のほうは、やっぱり修整が甘いというふうに思います。
以上です。

○ E 委員 私も2誌とも指定該当でお願いします。今、 J 委員がおっしゃったよ うに、今までと同じ くらいに 表現が露骨だなと思うのに、何でこんなに 自主規制団体の皆様の 指定該当が少ないんだろうというのが今回ちょっと私も不思議だなと思いました。
2誌目も聴き取り結果には 「性的なシーンの 分量は 多いが、ばかばかしく見え、性の生活がそれほど いや らしい感じがしない 」 と書いてありますが、やはり男性器や挿入描写がリアルであるということで指定該当でお願いします。

○ G 委員 私も2誌とも 該当でいいと思うんですけれども、私が悩んだのは2 誌目のほうでして、修整がもう少ししっかりされていれば、こちらのほうは非該当だったんじゃないかなというふうに個人的には思ったところがありました。
以上です。

○副島委員 私も2誌とも区分陳列でと考えて い ました。1誌目のほうは、性交シーンの分量が非常に多いし、先生と生徒の話ということもあります。また、非常に露骨なシーンが多いので該当だ と思います。
2誌目のほうは 、 形状が はっきり わかるというシーンが 多く、 そういうこともありますので、指定で お願いいたします。
以上です

○ K 委員 1誌目の 『淑女たちの都市伝説』 は 「打合せ会」では 非該当というのが該当よりも多いんですね。そ の 理由というの は 、性器や性交渉の場面を大胆に修整していて 、できればわからないようにしようとする 作者、 編集の 意図があるというのは、これは間違いないと思うんですね。 しかし、 こ の作品を青少年が見ることによって不健全で有害なと いいますか、そういうふうな性的な気持ち を 醸成されるのか と なりますと、1作目の教師と生徒の 話とか性具がでてくるところが 引っかかります 。 性具に関しては この後半お読みになって 分かると思いますが 、これは趣味の問題で別に人格否定されている わけじゃないんです。 しかし 、やっぱり教師と生徒とか、性具を使うというところがどうしても 問題があるんじゃないかということで、私もこれは該当、区分陳列でお願いしたいと思います。
次に 2作目は、ご覧になったらわかります けど 、今までの BL ものとちょっと違うなという感じ は されているん じゃないかなと思うんですね。この 作品の中で は 、 暴力を使って強引に相手を犯すようなシーンというの はほとんどないんです 。 人格否定の部分は 、ほとんどなくて、どちらかというとソフトで、ストーリーも何かやわらかくて、あんまり抵抗感なく読めるんです 。 ただ、男性器の修整の部分が、 体毛がちょっと出たり していて 、性器も修整はされているんですけど 、 そのかたち がわかるんですね。ですから、こういうところの修整とか、擬音の部分とかというのが、やっぱり目に つき ます 。 私も迷うんですけども、これもやはり区分陳列の対象なのかと言われたら、やっぱり区分陳列 と 考えます。ですから、編集者も 作家も努力していると 思うんですけども、 2誌と も 、区分陳列でお願いしたいと思います。
以上です。

○会長代理 2冊とも性的行為の 描写が露骨と思いますので、成人向けとして売っていただきたいと思います。

○会長 ありがとうございました。
私も2誌とも区分陳列でお願いしたいと思います。1誌目は、自主規制団体の聞き取り結果で指定非該当の 方のほうが多い のですが、 これは K 委員からご説明があったように、 性器や 性交シーン がわからないように 大胆に 修整をされ ていることによると思います。しかし 、指定す べきという自主規制団体の方の中のご意見にもあるように、修整はされている ものの、体液や擬音や性交描写のシーンが多く、表現が露骨で、 扇情的で卑わい感が強いものだと私は思いました。
それから、 2誌目 につきま しては 、確か に G 委員 もおっ しゃ い ました ように 、人格否定的な要素が少ない作品ではありましたが、今度は逆に性器の形状がわかったり擬音、体 液描写が多く卑わい感が強いということで指定すべきと思うところでございます 。

(○ 会長 )では、まとめさせていただいます。
1誌目につきましては、1名、非該当という委員がおられました が、 残りの方々は皆様、指定該当というご意見でございました ので 、 指定すべきということで答申をさせていただき
ます。よろしゅうございますでしょうか。
(「はい」の声あり )
○ 会長 2誌目につきましては、委員の方皆様全員一致で区分陳列をすべき図書ということでございました。そのように答申をさせていただきたいと思います。よろしゅうございますでしょうか。
(「はい」の声あり )

非該当に1票入ったものの、審議会は過半数で決まるので2冊とも指定で終了です……


2018年9月10日月曜日

B!P!O!B!P!O!のコーナー ~BPO 2018年08月分の意見を読む~

2018年8月に視聴者から寄せられた意見
https://www.bpo.gr.jp/?p=9605&meta_key=2018

猥褻編

深夜のバラエティー番組で、子どもが踊っている隣に股間に24枚のシートを重ねた上にコーヒーカップを載せた裸の芸人が出てきて、シートを1枚ずつ取って行き、最後はコーヒーカップだけで股間を隠し得意そうにしていた。深夜とはいえ子どもが踊っている隣でこのような芸をさせるのはいかがなものか。

あの人かなw まぁそういう芸風なので、しょうがない。

海外で制作・放送されたドッキリ映像を扱ったバラエティー番組について、小学生の子どもと見ていた。下ネタとお色気の内容が多すぎて不快な気持ちになった。19時台に放送するには性的映像が多用されていた。できれば子どもに見せたくなかった。

それはひどい。どの番組だ(見る気満々w)

各局の番組で「強制性交」という言葉が繰り返されることに抵抗を感じる。青少年が見ているテレビで"強制"という言葉がついているとはいえ、"性交"と連呼している。他の表現を考えて実施してほしい。

だって法律で決まってるんだもん。
仮に「強姦」でも連呼されたら同じこと思うんでしょ?

アニメ・特撮編

日曜の朝に娘が楽しみにしている少女アニメがある。その日はアニメ番組を潰し、直前の情報番組を拡大して高校野球の内容を放送していた。
アニメ番組を潰してまでやる必要はあるのだろうか。番組を楽しみにしている子どもたちの気持ちを考えてほしい。

この時期になるとニチアサ組はナーバスになりますな。

深夜のアニメに苦情が入り過ぎている。深夜アニメは子どもが間違って見ないように深夜に放送しているのであって、それに対して"子どもが見たらどうするのか"という意見を述べるのはおかしい。子どもが深夜アニメの時間帯に起きているのであれば、それは子どもを寝かさない親の責任であって、番組に責任があるのではない。

今は録画が簡単にできるので、そうも言ってられなかったりする。
放送局やアニメ製作の現場としては面倒な世の中ですな。


2018年8月15日水曜日

第698回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む

「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ
この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているものです。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体からの意見聴取によって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。

諮問図書類及び指定基準該当箇所
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/698/698shiryou7.pdf

諮問図書類:自主規制団体からの意見聴取結果
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/698/698shiryou8.pdf

図書審査

DAISY COMICS 調教覚醒BL

発行元:株式会社英和出版社
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  • 性器は白抜き修整がされているが、体液描写が多く、性的行為を露骨に描写してい る。人格否定の要素はないが、卑わいな感じを与える。指定該当
  • 調教BLの読み切り作品を集めたものであり、タイトル通り拘束や器具等の使用が 見られ、人格否定ととれる表現がある。修整はバラつきがあるものの、全般的に男性 器の形がわかる甘いものとなっている。全体的に露骨な性表現が多く、指定該当
  • 全編を通して性交シーンにおける擬音、体液描写が多く卑わい感を感じる。男性器 は白抜き加工されており一定の配慮が認められるものの、形状がリアルであり挿入 シーンも露骨。器具を使用した暴力的なプレイも目立つ。指定やむなし。
  • アンソロジーのため、内容でポイントを作ろうとしているのは理解できるが、その ポイントが器具を軸にしているのか、刺激が強すぎると思われる。性器に消しを入れ ているが、直接的過ぎるため青年コミックでは難しいかと思われる。指定該当
  • 男性器に白抜きの修整が施されているが、形状がはっきりわかる描写が多い。大人 のおもちゃ、拘束具、媚薬等の使用が描かれており、露骨で卑わい。擬音、体液の描 写も激しく、卑わいな感じを与える。相手が同意した上でのプレイという形になって いるのも多いとはいえ、調教シーンの絵柄は人格否定を連想させる。指定該当
  • 作品によって差があるが、全体的には性器の形がわかるものが多く、挿入シーンも リアル。体液描写に粘着感がある作品や擬音の多い作品もある。縛りや拘束具、器具 の使用、口や性器への無理やりな挿入シーンもあり、人格否定的といえる。短編集の ため、ストーリー性が感じられないものも多く、総合的に判断して指定やむなし。
  • 漫画の中で描かれている調教という行為がすぐさま人格を否定する性的行為に結び つくといえるかどうかは議論の分かれるところである。ただし性表現の露骨さという 点においては、9作品中5作品において、性器の描き方、擬音、体液の描写が指定に あたる内容となっており、卑わい感も強い。指定該当
  • 器具を使って自由を奪い、性的行為を行うことは人格否定と思われるが、相手が喜 んでいる場合に人格否定となるかは疑問。他は特に問題と思えず、性器も白抜きで消 しており許容範囲内。ただしタイトルに調教とあり人格否定が前提とも考えられるた め指定該当
  • 男性器の形は白抜きにされているが、形状がリアルで陰毛も描かれている。ムチや 縄等の器具の使用もあり、人格否定も見られる。裸体での2人の体位描写が部分的では なく全身で描かれており、卑わい感を感じる。指定該当
  • 全編にわたり性行為の描写が多く卑わい感が強い。性器も白抜きになっているが、 リアル感があり、人格否定につながる器具の使用もあるため指定該当
  • 擬音や体液の描写もあり、性行為も露骨である。これがどう青少年に悪影響を与え るかは判断に迷うところではあるが、やはり描写に卑わい感が強く、印象に残るため 指定やむなし。
  • 修整が甘いところがあり、性描写も多く、指定やむなし
  • 性器の修整は白抜きになっており問題はないが、擬音、体液描写がリアルで多用さ れている。全般的に性交シーンが多く、ストーリー性は感じられない。器具を使用し ている箇所があるが、特に暴力性は感じられず、人格否定というほどではない。想定 される読者層を考えると、青少年に悪影響を与えるとまでは言い切れないため保留
  • アンソロジーのため性行為の描写が多い印象。局部への消しは一定の配慮がなされ ているが、一部卑わいの度合いが強く感じられる。BL作品なので青少年が著しく性 的感情を刺激するジャンルとは思えない。指定非該当
  • 性器も消してあり問題はないと思われる。人格否定の部分もあるが、ストーリー上 しかたない所もある。1冊1,000円という高価な本を青少年が買うとも思えな い。指定非該当

赤-指定やむなし:12  緑-保留:1  青-指定非該当:2
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今月はBLアンソロジーが一冊

「調教覚醒」の名の通り相応な描写がされている模様。
男性器の形状がリアルで陰毛が生えてるとダメとか、体液描写に粘着感があるとダメとかいろいろと勉強になりますw

非該当組の「BL作品は青少年を性的に刺激するジャンルではない」「1000円の本は高価で青少年が買うとは思えない」というのもなんだかなぁといったところ。



2018年8月7日火曜日

第695回 東京都青少年健全育成審議会 議事録を読む

第695回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む
https://ccf-square4th.blogspot.com/2018/06/695.html

第695回東京都青少年健全育成審議会 議事録
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/695/695gijiroku.pdf

図書審査

○ B 委員 2誌とも指定でお願いします。『心肺停止から始まる恋もある ♥』。 これ は 、 めくると最初に 首つり 自殺から 始ま っていますが 、 また一方で コミ カルなところもあ りました。しかしながら 、 性描写が多く 、青少年には、 著しく性的感情を刺激する と思います。
もう一つの 『異常愛執淫靡録1』 は 、 もう表紙から 性的描写で 健全ではないなと 。 2 誌とも指定でお願いいたします。

○ H 委員 私も、 2誌とも指定でやむなしと考えます。 2誌目の 第6 話は全く こういった性描写が ない の で、こ ちら 側を目指されたらどうか な と思うんですけれども。
○会長 これは本当に特徴的で、 全編大部分ということでしたが、最後の 章というのは 性描写が あまり ないんですね。 描き手が違うわけでもないです か ね 。
○青少年課長 描き手が違うわけではございませんでして、一応、こちら、本書に掲載された
作品というのは、全て一つ に 連続した 内容というところでございます。要は 、 性描写があまりない章も含めて 、ストーリー は ちゃんと つながっています 。 アンソロジーというような形の いわゆる、 いろんなところから寄せ集めてきたというものでは ないのです 。6話も 、 アフターストーリーとして そ のままつながっているもの ですので 、全編大部分という形で 諮問しました

○西尾委員 2 誌とも指定該当でお願いいたします。 1誌目につきましては、擬音、体液の描写が激しいですし、 性器は白抜き ということでも 形状がわかる ということで卑わい 性が高い。
2 誌目についても、痴漢行為などの人格否定の 描写も加わっているということで、該当だと思います。

○ F 委員 1誌目は全体、全編に卑わい 感が非常に強く、指定該当やむなしと。 2 誌目のほうも、人格否定、あと 、 修整もほとんどされてないというところも見ますと、指定該当やむなしと思っております。
以上です。

○ A 委員 私も、 2 誌とも、指定やむなしと思います。 1 誌目のほうは、やはり性器は 白抜き修整していますけれども、それ以外に擬音とか体液の描写が非常に多いということ が 問題だと思いますし、 2 誌目のほうは、性器の 修整が甘いというか、描いたものを 縞で 修整して いるような形で、 修整が甘いと思います。
以上です。

○ J 委員 私も、 2 誌とも指定でお願いしたいと思っております。皆様と両方とも同じ理由です。 1 誌目のほうは、 せっかくストーリー性はあるんですけれども、 非常に性的な描写が多いので、そちらを描くためにこのストーリーを 組んで いるのかなというふうに捉えられてしまうのはもったいないな思いました。 2 誌目のほうは、ほとんど 修整しないというところ です。 指定該当というふうに考えております。

○ J 委員 私も、 2 誌とも指定でお願いしたいと思っております。皆様と両方とも同じ理由です。 1 誌目のほうは、 せっかくストーリー性はあるんですけれども、 非常に性的な描写が多いので、そちらを描くためにこのストーリーを 組んで いるのかなというふうに捉えられてしまうのはもったいないな思いました。 2 誌目のほうは、ほとんど 修整しないというところ です。 指定該当というふうに考えております。

○鈴木委員 私も、 2誌とも指定が適当と考えます。 1 誌目は、擬音、体液の描写が多く、卑わい 感が非常に強いと いう 点です。 2誌目は、性器の 修整が甘く、擬音、体液の描写も激しく、また多いということで、 2誌とも指定が適当で はないか と 考えます。
以上です。

○ D 委員 今回も、 2誌とも打合会のメンバーが過半数どころか、圧倒的に区分陳列にすべきだということで賛成しているんですね。 両誌ともに言えるんですけれども、やっぱりストーリー の暴力性で 、 修整がなされて い な い ことと、 体液とか、擬音とか、極端な 性交渉シ ーンが多過ぎ ます。 2 誌目には 獣姦みたい なシーン が出てくるんですけれども、こういうテーマで 表現する 以上は、これは区分陳列はやむを得ないだろうと判断をいたしました。 2誌とも区分陳列で お願いしたいと思います。

○ K 委員 私も、 2誌とも指定該当やむなしと思うんです。体液とか擬音の描写がすごく多 くて、 修整も形状がわかるような白抜きで、白抜きでというのはすごく卑わい な感じがするんですけれども。 打合会の意見聴取には 「 全体的にコメディっぽく バカバカしい 展開」 だけどと 書いてありますけれども、遊び感覚で 、すごく 刺激が強いと思います。 2誌のほうは、まず は 本当に擬音が 多過ぎ ます。体液の描写も激しいですし、レイプに近い 性交が 明らかに見えていますし、青少年には不向きでありますので、指定でお願いいたします。

○古郷委員 2誌とも 指定で、 区別陳列をお願いしたいと思います。皆様と同じですけれども、1 誌目は、やはり 修整されているけれども、擬音、体液の描写が多いということで、卑 わい感がする。 2誌目につきましては、 修整が甘く、あと、人格否定があるということが 該当すると思い ます。
以上です。

○森山委員 2誌とも指定していただきたいと思います。両方とも 修整等がやっぱり甘くて、卑わい 感が非常に強いと思います。区別陳列をしていただきたいと思います。

○ C 委員 私も、 2誌とも指定該当でよろしいかと思います。皆さんと同じ意見ですけれども、1 誌目は体液の描写ですとか擬音の描写が多くて、非常に卑わい 感を高めている ということ 。それから、 2誌目は人格否定を するような 性行為が大変多く出てまいりますので、該当でよろしいと思います。

○ 会長代理 いずれも成人コーナーで陳列されるべきもので、指定やむなしかと思います。
○会長 ありがとうございました。
私も、 2誌とも区分陳列がふ さわしい図書というふうに考えま す。 やはり、 1 誌目は、性液の 修整が非常に甘く、卑わい 感があること。 2誌目は、特に学校を舞台にして い るもので人格否定的な場面も非常に多いことから、区分陳列がふさわしいと考えます

一言でいうと「これはひどい」で全員一致しました……

都民からの通報申出

○青少年課長 それでは、調査・ 審議事項の資料 22 ページをご覧ください。
4月処理分の都民の 申し出は、電話によるもの 2 件、メールのものが 1 件ということでございます。
都民の 申し出の 4月分は、電話によるものが 2 件というところでございまして、まず、 1件目でございますけれども、こちら、少年向けの週刊漫画雑誌に性的な描写が多くなっているというものでございました。こちら、事務局において内容を確認しましたところ、性描写は一応あったという形ではございますが、条例施行規則第 15 条で定める不健全図書の基準には該当しないところでございます。

そして 2 件目でございます。こちら、一般向けライトノベルとして発売されている書籍で、陵辱と性描写がイラストつきで掲載されているというものでございました。こちらも事務局において内容を確認しましたところ、性交場面等を多少記述していると いうものではございますが、青少年の性的感情を著しく刺激するものとまでは言えず、また、戦闘シーンや拷問に近い描写は多少あるが、 甚だしく残虐性を 助長するものとは言えないと考えているところでございます。また、 挿し絵部分についても、性交場面を想像させるような描写はあるものの、分量はほんのわずかであることから、条例施行規則第 15 条で定める不健全図書の基準には該当しないと 判断した ところでございます。

次に、 3 件目、メールで来たものでございますけれども、指定した不健全図書についてと
いうところでございます。こちら、平成 29 年 10 月 13 日に 告示しました条例第8 条第1項2 号を適用した、こちら新基準というものでございますけれども、こちら 『 ムーグコミックス ピーチシリーズ 監禁され た 優等生姉妹』 という図書の決定結果に対しまして、十分な審議が行われたとは考えられないため不服であり、反対ですという内容でございます。
具体的には、専門委員の発言の中に、 16 歳から 18 歳の青少年と繰り返し発言している が、18 歳は条例上青少年ではないので、これは間違い である 。そして、また、店頭ではビニール袋がかかっているので立ち読みはできないが、買える 。家に持って 帰って、小さい子が見たらという視点で考えたという発言があったというところについては、こちらの主張されている方によると、条例の適用の範囲を超えて 、 行政が家庭内のことに言及するというのはおかしいのではないかという意見が出ていたというところでございます。で、こちらの専門委員の個人的な気持ちが、審査結果に反映することは決して許されないと思うので、この会の答申に不服があり、反対だという形で意見が出てきたというところでございます。
こちらの書籍の指定をどのような形で 指定した かと申しますと、こちら新基準と いう、 改正条例の新しい基準で指定したというところでございますので、こちら、専門委員に意見を聴き 、より慎重な検討を行う ことを した もの でございま す。聴き 取り結果の意見を添えまして、 10 月 10 日開催の 青少年健全育成審議会 において、専門委員からは、条例第 8 条第1 項第2 号に該当する図書類等の作品を創作した者が当該作品に表現した芸術性、社会性、学術性、諧謔的批判性等の趣旨について、専門的な立場から意見を 聴き 、こちらの審議会で議論したというところでございます。
議会では 「当該作品に表現した芸術性、社会性、学術性、諧謔的批判性等の趣旨を酌み取り、慎重に運用すること 」 と 付帯決議が付され その点について専門委員に意見を聴いておりますが、 都民の方のご指摘内容は その 部分とは関連のないところでございます 。 したがって、専門委員の 意見として 瑕疵はないと考えられ ます。
かつ、その専門委員には議決権というものはございませんので、こちらの意見を、まさに審議会の委員の皆様にご審議いただきまして、こちら指定やむなしという答申をいただいたところでございますので、こちらの審議については、事務局としては問題はなかったと考えているところであり、こちら、ご意見として受理するという形にしたいと考えているところでございます。

都民からの申出……うーん、なんか引っかかるところはあるがそうなんだろうな。

審議会改革

○青少年課長 こちらの審議会の運営につきまして、都民からメールにて要望がございましたので、ご報告をさせていただきます。
審議会の進め方、手順について改善が必要である、審議会の皆様のご意見をお聞かせくださいというものでございました。
具体的な中身は4点ほどでございまして、第一に傍聴人の人数制限の廃止ということを求めております。こちらにつきましては、会場の収容人員の関係もありまして、前回の審議会において 16 名に増員するということにさせていただいたというところでございます。やはり、物理的な限界がございま すので、人数制限を廃止することはできないというところではございますが、まずは、増員をしたということでご理解をいただきたいという形で考えているところでございます

次に、2点目でございますが、審議中の傍聴の許可と、そして、3点目でございますけれども、議事録は、一言一句違わず収録し、発言の趣旨が正しく伝わるようにしていただきたいというものでございます。
議事録に関しましては、その場で話したことには、言い間違い なども 含まれるものですから、委員の皆様方に確認していただきながら 作成しているところでございます。
また、議事録の公開を含め、こちらの審議中の傍聴許可でありますが、その運用のあり方については、期の初め、今回でございますと平成 28 年 10 月になりますが、審議部分を非公開にすることと、行政関係職員以外の方の名前等をアルファベット表記にすることなどについてご審議をいただいております。その際に、東京都情報公開条例が非開示事項として定める、「審議、検討または協議に関する情報であって、公にすることにより率直な意見の交換もしくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれがあるもの」に該 当することというふうに考えられることから、審議については、非公開にするということを決定しております。
こちらにつきましては、都民のご意見としてはあったところではございますけれども、この審議結果を尊重しながら、運営をしていくことを考えているところでございます

最後に4点目でございますが、議事録を早目に公開してほしいというご要望でございます。
こちらにつきましては、皆様方の発言のご趣旨が反映されているかどうかの確認でありますとか、単純に起こすのに時間がかかるという状況ではございます。要望の中では、指定と なった不健全図書の公開と同時に公開してほしいという形で書いてはございましたが、その時期までに間に合わせるということは物理的に難しいということでございます。ただ、情報公開の重要性ということにつきましては事務局としても認識しておりますので、議事録につきましては、我々でできる限り早期に公開するように、努力してまいりたいと考えているところでございます。
以上でございます。

5月の議事録が8月に公開されてるんですが……


2018年7月17日火曜日

第697回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む

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この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているものです。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体からの意見聴取によって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。

諮問図書類及び指定基準該当箇所
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/697/shiryou7.pdf

諮問図書類:自主規制団体からの意見聴取結果
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/697/shiryou8.pdf

図書審査

ジュネットコミックス341 ピアスシリーズ526 西園寺先生の逝っちゃうセックス♂ファイル

発行元:ジュネット株式会社
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  • 性器については修整はなされているが、形状がはっきり分かるようになってい る。登場人物の設定が学生と思われる箇所が認められ、青少年への影響が懸念され る。擬音描写は露骨な印象を受ける。ストーリー性よりも、性交シーンに重きが置 かれている。暴力性や人格否定はあまり感じられないが、指定やむなし。
  • 全編にわたって性行為の描写が多く、性器は白抜きになっているが、形状がリア ルで卑わい感が強い。擬音、体液描写も多く、指定やむなし。
  • 性交時の性器の形があまりにもリアルすぎ、体毛も描かれている。二人とも全裸 の描写があり、人格否定はあまり見受けられないが、やはり青少年には不向きであ る。指定該当
  • 擬音や体液の描写が多く、白抜きもリアル。性行為も露骨であり指定該当
  • 男性器の形状をリアルに残したままの白抜きは、修整というよりは誇張、強調で あり、意図的と思えるほど性的行為の描写を露骨なものにしており、卑わい感を高 めている。指定該当
  • 性器は白く消してあり、形が分かるもののあまり迫力がない。挿入部もあまりわ からないように描いてある。擬音はやや目立つが派手ではなく、体液も同様であ る。だが、陰毛がややリアルに描かれており、解剖図的な描写は男性器を大きく描 き、内部の様子も細かく描いており露骨。無理やり行為に及ぶシーン、器具を使う シーンも一部にあり、やや人格否定的でもある。該当やむなし。
  • 男性器が白抜きになっているが、輪郭がはっきりわかるよう描かれていて卑わい な感じがある。珍しく陰毛が描かれており、生々しい印象。判断が難しいが、考え 方によってはリアルな描写で卑わいな感じを与えると言える。短編、中編作品の割 に、ちゃんと恋愛を軸にストーリーが描かれているが、性器の修整や生々しい描写 があることから指定やむなし。
  • 高校生でやっているなど、性交シーンの分量が多い。修整は白抜きだが形がはっ きり見えるようになっており、強調に見えるという感じもする。一部には脅して やってしまうという場面もあり該当と感じた。指定該当
  • 人格否定ともとれる表現があり、修正も甘い。体液が多く、擬音も卑わい。性表 現が具体的で性的感情を著しく刺激する。指定該当
  • ほとんど性行為の場面ばかりで、体液もある。局部の消し方も形状がわかり、 却って卑わいに感じるかもしれないが、特に暴力的なところや人格否定、強制等は なく、空想の中の事でもある。客が大人の女性であればどちらでもよいのかもしれ ない。保留
  • 性交シーンがそれほど多いわけではなく修整もなされている。絵もかわいく描か れていて卑わいには感じない。人格否定もない。指定非該当
  • 性交シーンにおいて男性器に白抜き加工が施されているものの、形状が分かる上 に挿入描写もリアルで卑わい感が強い箇所が見受けられる。ただ、全編を通して、 その絵柄やストーリー性から受ける印象としては、青少年の性的感情を著しく刺激 するほどではない。指定非該当
  • 性描写のシーンは多いものの、修整はされていて一定の配慮は見られる。設定が コメディっぽく卑わい感は薄い。指定非該当

赤-指定やむなし:9  緑-保留:1  青-指定非該当:3
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今月はBLが2冊。その1冊目。

擬音・体液描写の他にむしろ強調にもなっている言われる男性器の白抜きに注目が集まっていたり、体毛描写に指摘があったりといろいろ問題はあるようで


GUSH mania COMICS 大きなモノとご主人様

発行元:株式会社海王社
index
  • 性器の修整が甘く形状がほぼはっきりと分かる。体液描写も露骨。暴力性や人格 を否定する部分は認められないが、性の描写の仕方にもう少し工夫が必要と感じ る。指定やむなし。
  • ストーリー性は感じられるが、性器の修整が甘く、人格否定につながる器具の使 用もある。指定該当
  • 修整が甘く、卑わい感を与える。擬音も多く、行為が露骨なため指定該当
  • 男性器は明確に描かれており、修整はないに等しい。そうした露骨な描写を中心 に据えて繰り返し描かれる性的行為のシーンはいずれも卑わい感が強く、性的感情 を刺激するために描かれているとしか思えない。指定該当
  • 擬音、体液とも派手ではない印象。凌辱的なシーンや器具の使用もない。コミカ ルな場面もあり、卑わい感を薄める作品もある。だが、性器の描き方が問題。一度 描いて白の帯状の図形を乗せる技法だが、読み進むうちに露骨になる。男性器の表 面の凹凸も描いており卑わい感が強い。性器描写で逸脱した感がある。指定該当
  • 性器、肛門の修整が甘い。線で消してあるが男性器がほぼそのまま描かれてお り、露骨で卑わいな感じがあり性的感情を刺激する。人格否定を連想するような描 写はなく、物語としてはほのぼのとした印象はあるものの、性器の描写というとこ ろを重く見て指定該当
  • ストーリーは笑えてしまうような感じ。性行為も多くないが、あまりに消し方が 甘く、中が見えるところなどは重く見た方がいいかもしれないと感じる。指定該当
  • 短編をまとめた作品で、各作品とも著しく性的感情を刺激するとは思えないが、 男性器の修整がほとんどされていない。指定該当
  • 性描写は多いが、ストーリーがあまりなく、人物も2人のものが多く、卑わい感 もあまりない。指定非該当
  • 修整が甘い箇所があるが、結合部などは白抜きにしており、一定の配慮が見られ る。全体的にコミカルに描かれており、性交シーンもそれほど多い印象はなく卑わ いには感じない。また、人格を否定するような表現も見受けられなかった。指定非 該当
  • 局部の消し方の甘さがあり、性交場面も多いが、内容はコミカルでストーリー性 もある。人格否定等も見られない。指定非該当
  • 修整は甘く、性器の形状がはっきりわかるものの、絵はライトで卑わい感は薄 い。人格否定というレベルのものでもなく、擬音、体液も少ないことから全体的に 見て許容範囲。指定非該当

赤-指定やむなし:8  緑-保留:0  青-指定非該当:4
■■■■■■■■ ■■■■

BL2冊目

とにかく修整が弱い、という指摘が赤・青両方で上がっている有様。
内容がコミカルでも修整が甘いんじゃなぁ……



2018年7月2日月曜日

内田真礼が武道館ライブということで歴代武道館声優を並べてみた

2019年1月1日、日本武道館でのライブが決定!
http://uchidamaaya.jp/news/archives/2245

  開催年月日 開催者 開催時年齢 備考
初代 1997年02月22,23日 椎名へきる 22歳  
2代目 2005年01月02日 水樹奈々 24歳  
3代目 2008年03月28日 田村ゆかり 32歳  
4代目 2009年09月19,20日 堀江由衣

32~33歳
(誕生日)

 
5代目 2010年03月31日 坂本真綾

30歳
(誕生日)

 
6代目 2010年05月03日

GRANRODEO
(谷山紀章・飯塚昌明)

34歳 男性声優では初
7代目 2010年05月30日 茅原実里 34歳  
8代目 2010年11月23日

Sphere
(高垣彩陽・豊崎愛生
戸松遥・寿美菜子)

25歳、24歳、
20歳、19歳

女性ユニット初
寿は最年少

9代目 2012年05月20日

ミルキィホームズ
(三森すずこ・徳井青空
佐々木未来・橘田いずみ)

25歳、23歳、
21歳、27歳

 
10代目 2013年10月04日 宮野真守 30歳 男性単独では初
11代目 2015年02月11日 OLDCODEX
(Ta_2(鈴木達央))
31歳  
12代目 2015年05月03日 花澤香菜 26歳  
13代目 2016年01月16,17日 小野大輔 36歳  
14代目 2016年03月12日 ゆいかおり
(小倉唯・石原夏織)
20歳・22歳  
15代目 2016年03月13日 蒼井翔太 28歳  
16代目 2016年08月13日 内田彩 30歳  
17代目 2016年10月27,28日 三森すずこ 30歳  
18代目 2016年11月25日 i☆Ris
(山北早紀・芹澤優・茜屋日海夏・若井友希・久保田未夢・澁谷梓希)
25歳・21歳・22歳・21歳・21歳・23歳  
19代目 2017年08月21日 Poppin'Party
(愛美・伊藤彩沙・西本りみ・大塚 紗英・大橋彩香)
25歳・21歳・22歳・21歳・22歳  
20代目 2017年12月02日 Pile 29歳  
21代目 2018年02月03日 東山奈央 25歳  
22代目 2019年01月01日 内田真礼 29歳  


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第702回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む

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