2017年5月2日までのデータは3rdSeason、2013年11月までのデータは2ndSeasonに置いてあります。

2018年6月20日水曜日

第696回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む

「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ
この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているものです。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体からの意見聴取によって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。

諮問図書類及び指定基準該当箇所
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/696/696shiryou7.pdf

諮問図書類:自主規制団体からの意見聴取結果
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/696/696shiryou8.pdf

図書審査

SPコミックス 淑女たちの都市伝説~蜜桃のしたたり~

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  • 修整はされているが、体液、擬音や性的描写のシーンも多く、表現も露骨で扇情的だと思う。青少年が手に取りやすい絵柄でもあるので迷ったが、性的描写が多いため指定該当
  • 性器や結合部は大きめの修整が施されている。しかし、短編集のため性交シーンの分量が多い。女性がお尻を突き出したり、脚を開いて性器部分を強調したりするなど、露骨な構図により卑わいな感じを与えている。擬音、体液の描写も多く、指定やむなし。
  • 性器の修整はなされているが、オムニバス作品ということもあり、全編に渡り性交シーンが多い。体液の描写も多く、卑わいに感じる。指定該当
  • 短編集でストーリー性はないが、第一話から先生と生徒との話である。性交シーンがリアルで擬音、体液等も目立つ。体験談という事でいろいろなパターンを描いている。青少年には不向きである。指定該当
  • 性器は白抜きで消してあるが、性交場面が多くあり、擬音、体液描写も多く卑わい感がある。指定やむなし。
  • 擬音や体液の描写があり、性行為が露骨であるため指定でよい。
  • 修整はされているものの、性描写が多く、指定やむなし。
  • 局部の修整はなされているが、体液、擬音描写が目立つ教師と教え子との性交や器具の使用等も気になる。しかし、全体的に卑わい感はそれ程ない様な気もする。保留
  • 修整がしっかりしている。この程度なら問題ないと思う。青少年の成長を阻害するとは思えない。指定非該当
  • 人格否定描写がない。また、体液描写、性交シーンが多いが、性器の修整部分が大きく、消しの範囲も広い。若い人にも見やすい絵柄で、判断に迷うが、青少年の健全な成長を阻害するとまではいえない。指定非該当
  • 擬音、体液描写が多く性交シーンにおける卑わい感を高めている印象。しかし、局部や結合部分については修整の配慮が認められる。また、ストーリー性や設定を鑑みても指定には及ばずと判断。指定非該当
  • 性的なシーンは多い。しかし、消しはしっかりしている。暴力等の人格否定というほどのものはない。指定非該当
  • 各話は短すぎてストーリー性があるとはいえない。青少年が相手と思われる話もある。道具を使っての自慰や性交類似行為もあるが、全体に性行為のシーンばかりではない。擬音はやや多いが、体液は気になるほどではない。何よりも、性器とその周辺は全く描いていない。絵がうまいため、刺激はないとはいえないが、青少年への悪影響があるとは思えない。指定非該当
  • 擬音、体液の描写は過剰な部分があるが、性的行為はかなり広範囲に修整が施されている。カット割やアングルも工夫されており、青少年の性的感情を著しく刺激すると認められるほどには露骨ではない。ストレートな性表現というよりはクセ球に近いこれらの描写に対してまで規制の網をかけるのはやや行き過ぎの感もある。指定非該当
  • 性器は消されており、多少体液の多いと思われる場面もあるが卑わい感は小さい。一部、大人のおもちゃ等を使っているが、強制ではない。オムニバスの為、全体に性交描写が多く見えるが、特別過激とも思えない。指定非該当
  • 舞台が学校や予備校だったりするが、教師と元生徒という設定となっており、青少年に悪影響を与えるかどうかは判断しかねる。性器の修整は問題無いと思われる。人格否定にあたる部分は特段見受けられない。青少年に悪影響を与える程ではないと判断する。指定非該当
  • 性器もきれいに消してあり、問題がどこにあるかわからない。指定非該当

赤-指定やむなし:7  緑-保留:1  青-指定非該当:9
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1冊目は過去にも指定歴のある大見武士の男性向けオムニバス本

基本的に擬音・体液描写が指摘されているほか、絵が上手いので刺激がないとは言えないという評価も。とはいえ過半数が非該当という結果に

drap COMICS DX No.046 メガネ屋さんとイケメンくん

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  • マニアックなジャンルであるが、体液描写、性交シーンが多く、また、性器の形状がわかるような形でアップになっているコマがあるなど、露骨と言えなくもない。指定該当
  • 性描写が全編大部分にあたるほどではないと思う。しかし、修整が甘く、性描写が露骨で卑わい感がある。指定該当
  • 擬音、体液描写が多く、卑わい感が強い。一定の修整は施されているものの性器、局部の形状がわかる箇所が目立つ。加えて男性器や指の挿入描写がリアルで青少年には刺激が強いと判断。指定該当
  • 男性器の形状がはっきりわかる描写。挿入部分も断面図のように露骨に描かれており、卑わいな感じがする。人格を否定する性的行為の描写はないが、指定該当
  • 短編集なので、どの話もストーリーはとぼしい。擬音は細かく多い印象。体液はそれほどでもない。全編、性行為のシーンばかりではなく、性行為のシーンは長くないため、執拗に描いているとはいえない。道具使用も人格否定的ではない。問題は性器描写。スクリーントーンで描いて白で輪郭を描いていたり白い帯を乗せる手法だが、性器は見えている。大きく描いておらず、弱々しい印象だが、挿入しているところが露骨であり、シーンも多く青少年に見せるにはこの部分がもう少し修整が必要だと思う。指定該当
  • 性器の修整が甘く、形状が分かる。結合部の表現についても露骨な部分が見受けられる。人格を否定する部分は見受けられないが、擬音、体液描写は多い。総合的に判断すると指定やむなし。
  • 一部援助交際に近いシーンがあるが、人格を否定する表現とまではいえない。ただ、全編に渡って修整が甘いところがあり、性的な描写も多い。指定該当
  • 男性器の形状が分かる形で描写されており、性交場面も多く青少年には不向きである。指定該当
  • マニアックであり、ほぼ無修整に近く、卑わい感を与えるため指定やむなし
  • 修整が甘く、性描写もあり、指定該当
  • 攻める強そうな男と受け身の弱そうな男のいつもの話である。性描写の場面も多く卑わい感も感じられる。しかし、読み進むにつれて内容が薄くおもしろ味が感じられないため、評価ができない。保留
  • ボーイズラブなので読者はほとんど女性であり、青少年の女性たちがこの本を読んだことで成長を阻害されるとは思えない。青少年の意見を聞いてみるとよいと思う。指定非該当
  • 性交シーンはあるものの絵が雑でコミカルな感じがする。局部も比較的修整されており、また暴力的な部分もない。青少年に悪影響を及ぼすとも思えない。指定非該当
  • 消してはいるが形がわかる。性的なシーンの分量は多いが、バカバカしく見え、線のせいかそれほどやらしい感じはしない。成年女性がターゲットなので、青少年というのには疑問。人格否定なし。消しは甘いが全体としては卑わい感はそれほどない。指定非該当
  • 性器、性的行為の描写とも露骨でリアル。しかし、それらがあまりに即物的な描写で、これらが著しく性的感情を刺激するかは少々疑問が残るところ。確信犯的な修整の甘さを考えると刺激的なものにしようとする意図は明らかだが、その対象は性的感情なのかある種の恋愛感情なのか愛玩感情なのか不明。指定非該当
  • 一部で性器の描写にそのまま描かれている所が見受けられるが、リアル感は無く問題無い。割とコミカルで卑わい感はなく、人格否定や暴力的でもない。指定非該当
  • 男性器の表現も問題ないと思う。ストーリー的にも人格否定的な要素はなく問題ないと思う。指定非該当

赤-指定やむなし:9  緑-保留:2  青-指定非該当:4
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2冊目はBL

全体的に修整が甘い、という指摘。

BLでも断面図あるんだー。一つ勉強になった。

「読み進むにつれて内容が薄くおもしろ味が感じられないため、評価ができない」「性的なシーンの分量は多いが、バカバカしく見え、線のせいかそれほどやらしい感じはしない」ってなんだよw

BLを青少年に見せて意見を聞いてみる、その発想はあったけど……


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