2017年5月2日までのデータは3rdSeason、2013年11月までのデータは2ndSeasonに置いてあります。

2018年6月7日木曜日

B!P!O!B!P!O!のコーナー ~BPO 2018年05月分の意見を読む~

2018年5月に視聴者から寄せられた意見
https://www.bpo.gr.jp/?p=9539&meta_key=2018

報道編

東京・新橋駅前で、女子高生が集団過呼吸になるニュースが伝えられたが、警察や消防が現場の周りを目隠しし、救急車に乗せる途中もブルーシートで厳重に囲んで、周囲の視線から彼女たちを守っていた。その一方で、複数の局が、ヘリコプターで上空から内部を撮影していたが、これではプライバシー保護のための警察や消防の配慮が無駄になってしまう。現場の中の様子を知りたいのだろうが、それは救急隊員が拡声器で説明していたので分かると思う。節度ある報道を望みたい。

新潟県の小2女児殺害事件の報道は、あまりにやり過ぎだと思う。遺族の悲しみを無視するかのように、被害者宅が特定できるよう報じていた。悲しみにくれる間もなく、全国ネットで家を映され、好奇の目にさらされて生きていくなど、とても耐えられるものではないと思う。

毎日、朝から晩まで大学アメフト部の問題を放送している。それも監督、コーチが嘘を言っているという前提で、彼らを追い込むようなやり方だ。監督らの発言が、保身のための虚偽である可能性は高い。そうであっても、テレビが冷静さを欠き、偏った取り上げ方をすることは危険だ。今回の反則行為は、傷害事件として警察が介入することも考えられる。テレビの役割は、中立的な立場から途中経過を伝えることだけだと思う。

大学アメフト部の問題が世間をにぎわせているが、午前中にいきなり、朝番組のスタッフを名乗る人物から「あなたは監督の同級生ですね?」という電話がかかってきた。卒業名簿などで調べたのであろうが、失礼な話だ。この番組では、日頃から、「個人情報が…」などと、うるさく騒いでいるにもかかわらず、自分たちが必要であれば、それを勝手に利用するのか。厳重に抗議する。

世界卓球選手権の大会中の南北合同チーム結成について、好意的な報道が多いことに驚いた。大会途中のチーム結成には、政治的意図があるのは明白である。どうして普段通りに、「スポーツに政治を持ち込むな」と声高に訴えないのか。最初から合同チームで挑んでいたなら、他の国が決勝トーナメントに進出できたはずである。一部の国の政治的意図が、大会全体に弊害を与えている。それを好意的に伝えるのはおかしい。

大学アメフトで危険プレーをした選手の記者会見で、代理人から顔のアップは避けてとお願いがあったにもかかわらず、選手のアップを映して報道していた。若い、未来のある学生に対してこの仕打ちは倫理観を疑う。

たしか被害者は顔出してないんだよねぇ……

バラエティ編

路線バスを乗り継ぐバラエティー番組があるが、そもそもスマートフォンなどで、バスの時刻表やリアルタイム運行情報が瞬時に手元に得られる時代なのに、まるで下調べせず、行きあたりばったりの無計画を装った演出に辟易する。現実は、手軽に計画を立てられ、運行情報も容易に把握できるのだから、その流れに沿ったものが望ましい。

その無計画さがいいんじゃないか……

バラエティー番組での出演者を倉庫に閉じ込め、助けに来た友人を代わりに閉じ込めてしまうドッキリ企画は、子どもが真似をして人間関係を壊したり、いじめを助長するおそれがある。子どもも見る時間帯にここまで悪ノリした企画を放送するのはいかがなものか。

深夜のトーク番組に出演したタレントが、風俗店名を出し、内容まで話していた。未成年の娘と主人と見ていたが気まずかった。公共の場で話す内容ではない。

どういうシチュエーションで深夜にそんな見方ができるんだろう……

その他編

外国人に対するインタビューなどで、吹替えで放送する番組が多いが、下手な吹替えに興ざめする。外国人へのインタビューは、画面を通してネイティブな外国語に触れられる機会の一つでもある。なるべくなら字幕にして、そのままの音声を流してほしい。

字幕読めない人もいる(もちろん吹き替え聞こえない人もいる)のに勝手だなぁ

意見が減少している傾向に変わりはなく……


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