2017年5月2日までのデータは3rdSeason、2013年11月までのデータは2ndSeasonに置いてあります。

2017年10月10日火曜日

第686回 東京都青少年健全育成審議会 議事録を読む

「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ
この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているものです。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体からの意見聴取によって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。

第686回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む
http://ccf-square4th.blogspot.jp/2017/08/686.html

第686回東京都青少年健全育成審議会 議事録
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/686/686gijiroku.pdf

傍聴人

○青少年課長 それでは、事務局から本日の傍聴人の数についてご報告いたします。
本日の傍聴人は3名となってございます。よろしければ入場いただこうと思います。

増えた。

図書審査

○青少年課長 はい。それでは、審議用資料の1ページをご覧ください。諮問第 1092 号でございます。
さらに、 2ページ目にございます、 諮問図書類及び指定基準該当箇所一覧をご覧ください。
こちらに記載されました図書類は、平成 29 年7月1日から7月 27 日までの間に、都内のコンビニ、 書店等から購入いたしました計 124 誌のうちから、 9ページ、 10 ページに記載してございます条例施行規則第 15 条の指定基準に基づきまして、 指定図書類の候補として選定したものでございます。

今月は読み合わせでパーフェクト達成した「たまびら」が諮問されたわけですが……

○B委員 3誌とも指定でお願いします。 2誌目のリイド社が自主規制団体の聴き取り結果にて参加者全員が指定該当、ということですが、今まで参加してきて初めてかと思います。もう本当にその通りだと、と思います。 3誌目のボーイズラブものも、こういうボーイズラブものは、 青少年より購入者の年齢層が高いため、 非該当という方がいらっしゃるけれども、この前、 E 委員からも聞いて、高校生が買う人が多いということも伺ったこともありますので、 ぜひ、 指定該当でお願いいたします。

○J委員 1誌目ですけども、 全編人格否定の性描写であるということと、 女性に暴力的な性交を行って、女性が受け入れて、 目覚め、 というような展開ばっかりなので、 青少年に本当にこんなふうなのかな、 というふうに思わせるような場面になっている思います。 指定でお願いいたします。
2誌目の『たまびら』ですけど、これはもう、何も言わなくても、自主規制団体の方全員が指定該当と言っておりますし、これも該当で、 お願いいたします。 また 、既に指定を3回、ということで、今回諮問になる、ということはどういうことなのだろうか、と、ちょっと疑問を感じます。
3誌目もやはり性的描写が多いですし、性器が修整されていると言っておりますけれども、そういう意見が多いんですけれども、修整した跡があるというのは余計リアルに見えますし、もう、これも指定でお願いいたします。

○花本委員 3誌とも露骨な性描写であり、特に、 2番目の雑誌については、 性器のぼかしが全くなく 、 ひどい状況であると思われます。条例施行規則第 15 条第1項の一号に該当し、青少年の健全な育成を阻害するものでありまして、指定すべきと考えます

○南委員 まず1誌目につきましては、やはり 暴力的、人格否定的な描写が多いと感じます。
2誌目につきましては、やはり 、 修整がほとんどされていません。第3誌につきましても、修整が甘く、性描写が多いということで、いずれにしても著しく性的感情を刺激するものということで、 3誌とも指定でお願いします。

○森山委員 3冊とも指定をお願いしたいんですけども、やっぱり 2誌目は性器があからさまに出過ぎていて、これは幾ら何でもひどいんじゃないか、 成人マークが付いていてもいいような気がします。
1誌目のほうは、前の方が言われていたように、 ちょっと暴力的なところが出て、 人格否定につながっている、 ということ。
それから、 3誌目のほうは、修整はしているとしても、 やはり リアルな性交、 性交類似行為が描かれていて、擬音等もあり指定に該当すると思います。 ぜひとも3誌とも指定していただきたいと思います

まぁいろいろと出てくるわけですが「たまびら」が「男の娘」専門アンソロであることはあまり注目されずに単純に修整が薄いというだけでの評価で進んでるみたいです。ちょっと拍子抜け。

○E委員 はい。今回は3誌ですね。 それで日本雑誌協会の加盟社の図書が2冊入っています。最初の少年画報社の作品は、 自主規制団体の聴き取り結果が、 指定やむなしが8名で非該当9名です。 絵は上手なんですよね。 古いタイプの絵で、 作者も、 昔から漫画家としてやっていらっしゃる方なんです。 割れているのは、 ストーリーとか、 あるいは表現力ですかね。 性描写を露骨に出しているわけじゃないし、内容についてもストーリーは、 きちっとしていると思うのですが、 ただ、根底に流れているのが女性への暴力というか、 襲った上で、 女性を性的になじませてこちらになびかせるような、 従わせるようなところが底流に流れていて、やはりどうしてもそこの部分は私は否定的に考えますね。これは、指定やむなしだと思います。
それで次が、 リイド社の『たまびら』。 「男の子」というのを「男の娘」と書いて、少年や兄弟間で女装して交わったり するような露骨な性描写があって、何でこのままが通っちゃったのかなと思うぐらい、 編集者も担当者も甘いと思いますね。自主規制団体の聴き取り結果が 17 名全員指定やむなし、 というのは、 「これはどこでとまらなかったんだろう、 何でこのまま 市場に出ちゃったんだろう」みたいなところがあるかと思います。 これはやはり 問題で、成人指定して、 区分陳列は必要だと思います。
3誌目は、 これは竹書房のものなんですけど、 典型的な BL ものではあるんですけども、 擬音とか体液とか、 全編性描写というところがあって、これもやはり 発売するならば区分陳列すべきじゃないかと思います。
以上です。

○F委員 そうですね、 私も3誌とも区分陳列、 指定ということでよろしいと思います。
○会長 はい。よろしいですか。
○F委員 あと、『たまびら 』に関しては 、今まで審査した中で 、ここまで修整がされていないのも初めてです。 ちょっと、これで平気なのかなと随分心配するぐらいの内容だなと思います。
○会長 ありがとうございました。
○E委員 刑法も改正されましたしね。 肛門性交もいわゆる強姦の対象になって。この図書が対象に入るかどうかは別にしまして、これはやはり 考えるべきです。
○F委員 そうですね。

そういえば、肛門強制性交が犯罪になったからBLも問題なく不健全図書に指定できるようになったんだなぁ……

○K委員 はい。以前の審議会で指定するかどうかのボーダーラインがよく 分からない、とい
うお話をさせていただいたんですけども、今回この3冊を見まして、 17 名の方が全部指定というふうにした部分については、これはそうだろうという、 ある種の納得感みたいなのがありました。やはりこれは明らかに一線を越えているという感じがしました。
1誌目については、聴き取り結果の中で、「ストーリー性もあり性器も修整されていて卑わい感は薄い。しかし全編にわたり 性的描写が多く、人格否定の部分も強い。」 、 それで、 結果この方は指定該当ということで、やっぱりそのとおりだなと思いました。本当に、僕が感じたことも同じような感想です。今、E委員がおっしゃったように、絵は割と、きれいだな、上手だな、という感じを受けたんです。 そんなに、絵自体には嫌な感じがないけども、ストーリーの中に、やはり女性蔑視というか、人格否定というか、そういったものが色濃く出ているというような感じがしました。これもやっぱり、指定やむなしだと思います。
3誌目はボーイズラブを描いていて、かなり性器が分かるような、それほど修整というか、されていない。やっぱりこれもやっぱりアウトだなという感じを受けました。
結果、3つとも指定でお願いします。


B!P!O!B!P!O!のコーナー ~BPO 2017年09月分の意見を読む~

2017年9月に視聴者から寄せられた意見
https://www.bpo.gr.jp/?p=9257&meta_key=2017

報道編

女優の不倫報道を取り上げ、不倫相手が女性の下着をかぶっている写真があったと騒いでいた。どのような趣味があるのか知らないが、少なくとも相手は一般人である。テレビで“変態扱い”して許されるのか。影響力を少しは考えたらどうだ。騒ぎ過ぎだ。

ニュースで、視聴者提供映像が使用されているのをよく見かける。事件や事故の現場において「やばいやばい」「早く逃げた方がいいよ」など、はしゃぎながら撮影していて不快だ。また、偶然居合わせた一般の人たちも勝手に撮影され、それを放送で流されてしまうこともあり気の毒だ。最近、人身事故に遭遇したが、鉄道会社や救急隊員の方が、懸命に人命救助のために作業している中で、笑いながらスマホで事故現場を撮影しようとしている乗客が数多くいて驚いた。視聴者提供映像に対するガイドラインを制定し、意識啓発を図る必要があると思う。同じルールで制限しなければ、視聴者の撮影がエスカレートし、大きな事故につながりかねない。

テレビ各局は、ミサイル発射時のJアラートの不備を散々批判しているが、日本がいつ標的にされるかも分からない状況で、政府の対応を批判する前に、まずは、有事の際に身を守る方法をもっと伝えるべきではないか。どんな行動をすべきか、どのような場所に避難するのが一番安全なのかといった、視聴者に有益な情報を優先して報道する必要があると思う。

ドラマ編

毎週楽しみにしていたドラマ。最終回でワクワクドキドキしながら見ていた。最後はどうなるのか、どんな結末か、誰が黒幕なのか。最終的には黒幕が多重人格者で逮捕され、最後の一言が「バラの匂いがする」で番組が終了した。本当の完結編は有料サイトで配信するとのこと。有料サイトへの勧誘か。これに登録しないと完結編が見られないのはおかしい。テレビであるのにテレビでない。

最終回に、続きを匂わすようなエンディングをし、続きは動画配信で有料放送するというやり方は如何なものか。「番外編」と言えば許されるようなことであれば、今後もこのような形でドラマの事実上の最終回が有料ネット放送になりかねない。これから先、インターネットが得意でない40歳以上の世代は、コンテンツを最後まで見られない可能性がある。テレビのコンテンツが、インターネットと繋がることは時代の流れなのかもしれないが、テレビを楽しみに見ている人々にとって、非常に理解しがたいやり方だった。

「愛してたって、秘密はある。」の最終回はHuluで 番組Twitterが炎上
http://news.livedoor.com/article/detail/13634000/

バラエティ編

バラエティー番組で、タレントの新築祝いの企画で、新居に押し掛け、カレーパーティーを開き、置物や時計をカレーにつけていた。食べ物で遊んでいる時点で気分が悪い。子どもの教育にも悪い。

バラエティー番組で、同性愛者を思わせるキャラクターが描かれていた。子どもにとっては、LGBT当事者への差別や偏見を助長させることになるのではないか。

フジ「保毛尾田保毛男」ネタに批判殺到 とんねるず石橋キャラの時代錯誤
http://www.excite.co.jp/News/smadan/E1506667295825/

……最近マジで公開意見の数が減ってきたなぁ


2017年9月21日木曜日

第687回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む

「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ
この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているものです。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体のメンバーによる読み合わせによって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。

諮問図書類及び指定基準該当箇所
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/687/687siryou7.pdf

諮問図書類:自主規制団体からの意見聴取結果
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/687/687siryou8.pdf

図書審査

Charles Comics No.021 純愛インモラル

発行元:株式会社メディアソフト
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  • 修整が一部甘い箇所等があり、また性描写もあることから、指定やむなし。
  • 性器部分は修整されているが、体液の描写が多く卑わい感を与える。嫌がる中、無理やり行為 に及ぶシーンも多くあり、青少年に悪影響を及ぼす可能性が高い。指定やむなし。
  • 性器の描写がリアルで修整も甘く、卑わい感が強い。擬音・体液描写も多くあり、指定該当
  • BLの短編集で性行為等の描写が多く、体液や擬音の表現も卑わい。指定該当
  • 性器の修整はされているものの擬音や体液の描写が多く卑わい。多人数での性描写があり暴力 的である。アイマスクや器具が使用されており、また性描写の絵がしつこく長い。このような世 界もあるかと思うが、青少年には不向きである。指定該当
  • 局部の修整が甘い点や、短編のため性交シーンが多い点、擬音や体液の描写も多い点について は許容範囲かと感じる。しかし、万引きをした少年に対して性交を求めたり、薬を強制的に飲ま せる等、人格を否定する性的行為に問題がある。指定該当
  • 形状を留めたままの性器の修整は、修整というよりも男性器のリアルな誇張となっており、性 的行為の描写の露骨さを強める効果となってしまっている。また、脅迫的なレイプなど、人格否 定の性描写もあり、総じて卑わい感が強い。指定該当
  • 性器部分は白抜きされているところが多いが形のわかる描写も少なくない。また、下着姿とい う描写で性器の形をそのまま描いている。体液、擬音は多くはないが、大きくはっきり描いてい るため印象が強い。最終話にはかなり卑わいな表現もある。口淫や道具の使用、薬を使用、強引 にレイプする等人格否定のストーリーもある。どの話も大人の男性が子供と性行為をするものに 思える。指定該当
  • 白抜きの修整はなされているが、男性器の形状がはっきりとわかる。肛門の修整も少々甘く卑 わい。器具や薬品の使用、脅迫・暴行を伴う性交は人格否定といえる。顔面への射精描写が多 く、これも人格否定にあたると感じる。はっきりと年齢のわかる表記はないものの、児童と思わ れる少年との暴力的な性交が描かれていることも、青少年への影響を考えると区分陳列すべきで ある。指定該当
  • 大人を描いていても幼く見える。絵柄のせいもあるかと思うが、どう見ても少年を相手に薬物 を利用して多数で取り囲み、無理やり性行為に及んでいるように見えるところもあり、また局部 の修整も不十分。指定やむなし。
  • 性描写が多く、擬音や体液も目立つ。性器の白抜き部分や挿入部分等が大きく描かれていて卑 わい感がある。人格否定的なところもある。指定該当
  • ストーリー以前に、全編大部分に及んで性交描写の連続。結合部分や性器については一定の修 整は認められるものの、擬音や体液描写が多く性的感情を強く刺激する作品と言わざるをえな い。指定やむなし。
  • 修整はされているが男性器と判別できる修整となっており、卑わいさが増している。擬音や体 液、全体的に生々しい露骨な性表現が多く卑わい感を感じる。一部人格否定の表現が見受けられ た。指定該当
  • 性器の修整はあるものの、全編にわたった性的行為と体液・擬音が多く卑わいな感じを与え る。また、一部作品は薬物や脅迫によって自由を奪った上での性的行為を容易に連想させる。指定該当
  • 内容的には特に問題はない。しかし、性交場面が多い点、局部は白抜きしてあるも体液が多 く、一部弱みに付けこんで暴力的に行為に及ぶ場面のある点が気になる。 該当、非該当のどちらともとれる。保留
  • 性器の修整はされている。体液描写や擬音等はあるものの、許容範囲内だと思う。指定非該当
  • 体液等の表現は濃密であるが、性器描写は修整されており指定にはあたらない。内容的にも広 く一般の青少年の性的感情を刺激するものではない。指定非該当
  • 男性器の修整がされている。表現や描写は作家の力量であり、許容範囲内と思われる。指定非 該当

赤-指定やむなし:14  緑-保留:1  青-指定非該当:3
■■■■■■■■■■■■■■ ■■■

今月の不健全指定は1冊。BL本です。

基本的に性交場面や男性器の修整の露骨さ、擬音・体液描写の多さ、人格否定的な性行為が多いということで指定該当が多めに振られている模様。

都民からの通報申出

都民からの申出一覧・8月分
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/687/687siryou11.pdf

1 メールによる申出(2 件)
  ○ 不健全図書類の指定について(1 件)
  ○ 指定した不健全図書類について(1 件)
2 郵送による申出(1 件)
  ○ 不健全図書類の指定について(1 件)

例によって議事録待ちということで。

自主規制団体からの意見聴取について

なんか珍しい資料が出てました。新しく入ってきた審議委員用の資料かな

自主規制団体からの意見聴取について
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/687/687siryou12.pdf

0000

「自主規制団体からの意見聴取」についていろいろ説明がされてますが、結局のところ諮問には関係ない(矢印的に補助的な扱いしかされてない)ってのがまるわかりですな


2017年9月13日水曜日

第685回 東京都青少年健全育成審議会 議事録を読む

第685回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む
http://ccf-square4th.blogspot.jp/2017/07/685.html

第685回東京都青少年健全育成審議会 議事録
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/685/685gijiroku.pdf

前回、このまま3か月遅れになってしまうのか? と思っていた議事録の公開ペースですが、なんとか2か月のペースに戻ったようで。

傍聴人

○青少年課長 それでは、事務局から 、本日 の傍聴人の数についてご報告いたします。本日の傍聴人は、1名となってございます。 そ れ で は 、よろしければ 、傍聴人の入場 を お願いいたします。

議事録に載るんですな。しかし1名とは寂しい限り。

図書審査

今月は珍しく5冊が指定となったわけですが……

○H委員 いずれも区分陳列等をし ていただくべき図書だと思います 。
なお、4誌目が、自主規制団体からの聴き取り結果によると、指定非該当という意見 が著しく多いようでありますが 、改めて見ましても、私 の感性からは、ほかの4誌と変わらないというふうに思います。
自主規制団体の方は、業界の方なので、ご覧になる部分が 、ちょっと違うのかもしれませんが 、一般成人の私からすれば、4誌目の図書も変わらないというふうに思います。

一見意外ともいえる発言ですが、審議会というのは審議委員の主観がすべてですので無理に客観性を導こうとするほうが無理だったりします。

○J委員 はい。5誌の中では一部修整がなされているものもありますけれども、全体的にや はり内容が卑わいであり、性描写が多いということもありまして、青少年の健全な育成を阻 害するということが認められますから、ぜひ指定該当でお願いしたいというふうに思います。
5誌ともお願いしたいと思います。

○F委員 私も5誌とも不健全図書で。
それで、思いとしては、H委員と全く同じで、4誌目の『つぐなわれ』だけ指定非該当が 多いんですけども、やはり自主規制団体の方々の非該当と思われるところと、私が思うのと は、やっぱり正反対なのかなと思う部分がすごく多いです。全誌該当ということでお願いし ます

○A委員 本当に、前回、K委員から修整の話がありましたが、やはり局部を消すだけでなくて、行為そのものを本当に少なくというか、消してほしいという感じでおります。
本当に全編卑わい感を出し過ぎていて、本当に露骨ですし、もう本当にそのものだけだ、 と感じます。人格否定もありますし、暴力的な表現もありますし、全誌とも指定でお願いいたします

○C委員 私も5誌とも指定で、区分陳列でお願いします。
1誌目、2誌目、ピアスシリーズというのは、前にもあったと思うんですけれども、こち らのほうも、同じような自主規制団体の方から、ほとんど同じコメントだと思うんですけど も、修整の配慮が見られ、という意見や、あと、設定にリアリティーがない、ということが 意見としてありますけども、リアリティーがある、ないに関わらず、やっぱり人格否定があ ったりですとか、その卑わいなシーンがあるということに対しては指定に値すると思います。
それで、3誌目のムーグコミックスピーチシリーズというのも、前にもあったと思うんで すけれども、こちらも、デフォルメがすごくされていて、女性を何か蔑視というか、そうい う感じにどうしても捉えられるのではないかなと思うんですね。やはり人格否定もあります ので、かわいいタッチということもあり、青少年が手にとりやすいなというところも、何か よくないと思いますし、指定と非該当が、二つに分かれているような感じがありますので、
どういうように自主規制団体の人が考えていらっしゃるのかなというところが、ちょっと不 安な気持ちになります。

4誌目のムーグコミックスのほうも、やはり皆さんが言っているように、非該当が12名と いうところで、この男性が女体化している設定ということでリアリティーがなく、卑わい感 がないというんですけども、私も女性なので、女体化しているというところが、何か女性と してばかにされているような感覚がどうしても感じられますし、人格否定もありますので、やはりこれも指定でお願いします。
最後の5誌目ですけれども、修整が甘いというよりも、修整しているようには思えません ので、これも指定でお願いいたします。
以上です

「女体化は女性を馬鹿にしている」ですか……

○K委員 今回、5誌というのは、ちょっと私がここに参加してもう3年近くになりますけど 初めてなんで、驚いたんですけども、『かべアナ』というマガジン・マガジンの2誌は、こ の2誌ともが、やはりBLのエスカレートしたパターンなんですね。というか、この帯に書 いてありますように、「陵辱調教の餌食」とか、「肉体の限界を超える性調教」とか、誰が されたいかと思うんですけど、こういうふうに学園の中での何かストーリーがエスカレート しちゃうと、もうとめどもなくなるんで、それだったら、もう成人マークをつけて、区分陳 列しておくべきだと思うんです。
これに関しては、BLものを読まれる読者の対象が、皆さん、ご存じと思うんですが、「腐 女子」と言って、腐敗の腐に女子と書くんですね。婦人の婦じゃなくて、腐女子というネッ ト上の言葉がありまして。この腐女子の中には、池袋の東口をご覧になれば分かると思いま すけれども、今、ジャンルとしては、確立されているいうか、一定程度読まれているものな んですね。
それで、そういう腐女子の層をちょっと調べたところ、やっぱり女子中学生とか高校生レ ベルでご興味を持つ方もいらっしゃるんですね。
ですから、やはりBLものというのは、こういうふうにエスカレートしていって、何か現 実社会では、こういう男が男を攻めまくるような社会になっているんじゃないかというようなちょっと誤解もあるんじゃないかと。男が読んでも、全く何も感じないこういう世界を、書いていらっしゃる方も多くが女性なんですね。担当されている方も、編集者も女性が多い。
それで、やっぱり今回のように挙がってくると、私たちの出版倫理の委員会では、このことに関しては、東京都の健全育成審議会でもこういう意見が出ているということは、伝えたいと私は、思っております。
それで、ほかにも、あと3誌、まず、『カーストBL』。このカーストというのは身分差 別、やはり人種差別といいますか、この階級に準じて男性が男性を攻めるシーンが、この修整もあんまりされずに、ちょっと露骨に出ております。
それから、もう一つ、『つぐなわれ』も、実は、女装した男性が女体化しているのを無理 やり強制的に犯すようなところもございまして、何となくコミカルには描かれているんですけども、これも、区分陳列でやむを得ない。
それから、この3誌目。これもコミカルには描かれているんですけども、これをやはり非該当にするには問題があるなと思うのは、女性を陵辱して、性的になじませて、要するに、 性的に未熟な女性に対して、性義をもって、自分に従わせるような妙な陵辱感があります。
これは、やっぱり指定はやむを得ないんじゃないかと思います。
5誌とも、私も指定でお願いしたいと思います。
以上です

BLと腐女子について。BLに成人マークは必要か、BLを読んだ女子は男性社会に倒錯的幻想を抱くのか否か。

○会長 はい、わかりました。
私も、この『つぐなわれ』という、自主規制団体の方の意見聴取では非該当のご意見が多 かったものも含めて、5誌とも区分陳列指定を判断すべき図書ではないかというふうに思い ます。
それでは、委員の方、いずれも条例の規定に該当し、今後、指定やむなしというご意見で ございます。そのように答申させていただきます。よろしゅうございますでしょうか。

会長、相変わらずですな。


2017年9月7日木曜日

第684回 東京都青少年健全育成審議会 議事録を読む

第684回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む
http://ccf-square4th.blogspot.jp/2017/06/684.html

第684回東京都青少年健全育成審議会 議事録
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/684/gijiroku.pdf

だんだん遅くなる議事録の公開……とうとう3か月遅れになってしまったよ。

図書審査

○青少年課長 それでは、審議用資料の 1 ページをご覧ください。諮問第 1089 号でございます。
さらに 2 ページ目にございます、諮問図書類及び指定基準該当箇所一覧をご覧ください。こちらに記載されました図書類は、平成 29 年 5 月 1 日から 5 月 29 日までの間に 、都内 のコンビニ 、書店等から購入いたしました計 126 誌のうちから、 9 ページ、 10 ページに記載してございます条例施行規則第 15 条の指定基準に基づきまして、指定図書類の候補として選定したものでございます。

○会長 ご説明をありがとうございました。ただいまの課長の説明について、ご質問等ございますでしょうか。
自主規制団体の意見聴取で、第1誌目は、ちょうど指定該当が 8 名 、それから 、非該当 が8 名ということで同数になっていますが、今までこういう、ちょうど半分で割れたような事例というのはございますか。結構ありますか。
○健全育成担当課長 今までも割れることはございます。
○会長 同数ぐらいで、半々ぐらいになることはございますかね。
○健全育成担当課長 はい。

あったよ。結構

そして図書審査……

○E委員 3 誌とも、ほぼ全編性描写が多いということ、そして卑わいだということで、指定でぜひお願いしたいと思います。

○I委員 私も同じく 3 誌とも指定でお願いします。 竹書房 、それからリイド社 、 作者の八月薫さん。名前も覚えているぐらい、またかなという。こういう作品を作り続けているのかなと思いますが、青少年健全育成としては、不健全図書ということで指定をお願いいたします。

ホントによく食らいますよね八月薫。

○D委員 私も指定やむなしと思います。 3 誌ともです。 1 冊目ですか、 これも性行為の描写が多いですし、 露骨で、 卑わいな感じを受けますし、 しっかり修整されている、と書いてありますけれども、そのように感じません。擬音とか、体液とかいろいろ描写が多いし、青少年にはやっぱり刺激が強いと思われます。
また2誌目なんですけれども、自主規制団体の聴き取り結果では青少年の性的刺激を目的とした内容ではないと感じる、 ということを非該当の方がおっしゃっておりますが、どのぐらい書いたら刺激を受けるのでしょうか、 と私は思います。 3 誌とも指定でお願いいたします。

困った反応ですが、どのくらいか決めるのが審議委員の仕事です。

○B 委員 私も 3 誌とも指定でお願いします 。やはり 、 先ほどI委員からもありましたように、毎年同じような発行会社で指定が出ているということは、どこまで毎年同じように追いかけたらいいのかな、と不安に思ってしまうこともあります。毎回、修整という部分が気になっているところで、 基準が曖昧ではないかなと思いますし、より一層刺激するような修整というのがどこまでなのかということもあります。 やはり自主規制団体の方たちも、もう少し青少年に向けて、そこも評価としては考えていただきたいと思います。
1 誌目も、やはり修整が甘いというところと、あと指定等非該当のところが半々ということと、 保留が今回全くないというところが、二つに分かれているところも気になっているところです。
2 誌目も、やはりこちらも修整や体液というところもかなりありますし、そこも少し気になるところです。 あと指定非該当の下から四つ目のところですね。形状とか、露骨に描かれている描写が 4 カ所あるということは指定該当だけれども、「全編大部分」というところでは、指定というところは埋もれて評価が曖昧となり 、と書いてあります。 そこの評価の仕方というのが、それぞれどう捉えているのかというところがあるかと思います。私たちも判断するのに、修整が甘ければ全体的に見て指定ではないかな、 と私は判断したいと思うのですけれども、こういうふうに曖昧にとられるというところが、どういう基準で見ていらっしゃるのかな、 と不安に思います。
3誌目は、犯罪を誘発するようなストーリー性もありますので、そういった部分、内容についても指定にしたいと思います。
以上です

○C委員 自主規制団体からの聴き取り結果では、 3 誌とも、 指定該当と非該当が本当に割れているんですね。真っ二つに割れているような状況なんですけれども、これがなぜかということに関して何度も言っているので、ちょっとくどいようで恐縮なんですけれども、最初の八月薫さんの指定に関しては、過去にも、 八月さんはベテランの作家ですから、何回か指定されておりまして、 私もリイド社の担当編集者と話をしたこともあるのですけれども、やはり 、 ひとつご覧になってわかりますけれども、絵は上手なんですね。 上手であるがゆえのリアリティ ーがあると感じられるし、極端に性描写をするときのシーンの書き方が非常に露骨な感じを受けるということ、 これは間違いないと思いますね。 5月の出版倫理協議会で、「東京都の青少年健全育成審議会では、局部を白く消せばいいのかという議論がある。 性行為全体に修整が求められているのではないか。 局部のみの修整では、今後も指定される可能性がある。」 という発言をしました。 その他にも、 「問題なのは、人格否定や暴力、虐待がセックスに伴うことだ。」 ということも言ったのです。出版倫理協議会ではこの点ではある程度理解されたと思うのですけれども、各社に伝わるには、今度、雑誌協会の編集倫理委員会から直接話をする必要があるということですね。
それぞれの出版社でも、内部で話し合いはしていると思うのですけれども、どうしてもリアリティーを出したいとか、強調したいというところで、 自主規制団体の票が割れているように、それをちゃんと編集者が理解してやったと判断するか、 そうじゃなくて、これは青少年に対して、ややもすると問題があると感じるかの差ですよね。
この 2 番目の『俺たちで 4P しようぜ』 という、 「セックス、 4P しようぜ」 という帯がついているんですけれども、これもいわゆる BL ものなのですけれども、どっちかというと、先ほども言いましたように、性器の消し、あるいは体液描写、擬音描写が多くて、ちょっと配慮が足りないと思いますね。
3 番目の『ウラガワ』、これも内容はコミカ ルなんですけれども 、どうも擬音とセックスシーンが短編の中に幾つも出てきますので、 やはり性描写の必然性がどこにあるのかと思うぐらい繰り返し出てくるところに問題点があります。
私も 3 誌とも区分陳列やむなしと思います 。
以上です

○会長 専門的なご説明をいただいてありがとうございました。また、当審議会で議論になっている修整の仕方についても、そういう出版の関係の皆様にフィ ードバックしていただいていることを知りました。

○C委員 これは賛否あると思うんですけれど、 例えば、一般的に売られている、総合週刊誌の中にあるコミックでは、 セックスの全体が見えず、少なくとも性器も分からないようにしているものもあります。私は消すなら局部を消すんじゃなくて性行為全体をボカしてはどうか、 ということは言っているんですね。それがどう伝わるかわかりませんけれど、この条例に沿った形で考えますと、 15 条のイとロは著しく性的な感情を刺激するとか 、 卑わい感を与えるとか、露骨に描写し、 というところがあって、コミ ックをご覧になったらわかりますけれども、性行為とか、男女の性のシーンなんかは結構あるんですよ。だけど、それが卑わい感を与えるか、それとも子供に対して明らかに悪影響を与えるかとなると、これは論議の対象にはなると思うんですね。
ただ、 BL に関しては 、私 もちょっと分からないんです。 これはどう やって読ま れているのかなと思うぐらい新しい分野で、ちょっと判断しかねているところがあるのです。
以上です

? なんか事情に通じてる発言が?

○ H 委員 基本的な部分でお尋ねしたいのは、ここに 16 名の方が自主規制団体ということで意見を述べておられますけれども、具体的にどういった方なのかというのを、もう少し見えるような形にしていただければ、それぞれのご意見の背景みたいものも理解できるのかなと思うので。
今回も 8 対 8 ということで、どちらのおっしゃっていることも一理あるな、 と思います。ここへ来まして本を見て、 この聞き取り内容を見て判断させていただくのですけれども、この聞き取り内容の部分がかなり影響があるといいますか、私としては専門家といいますか、業界の方はこう見ているのかなと思いますので、そのあたり背景といいますか、 どういった方々が、ということが分かればありがたいと思いましたのが一つと。
それから、 まだ参加した回数が少なく 、なかなか判断基準というのがよくつかめなくて、委員になるときに、事務局の方から大体のお話を伺ったのですけれども、それでも実際にこうやって当たってみますと、なかなか判断できない。今、C委員のお話を聞きまして、非常に参考になりまして、こういったお話を例えばC委員からレクチャーを受けるとか、実際にこういった本に当たってこうじゃないかとかというようなご意見を聞く機会があったら、 ありがたいなと思います。
今回につきましては、 3 誌とも指定やむなしと思いますけれども、ちょっとそういったところを感じたところでございましたので、お話ししました。

○健全育成担当課長 それでは私から説明いたします。まず、日本書籍出版協会の方が 2 名です。日本雑誌協会の方が 6 名いらっしゃいま す。日本出版取次協会の方が 3 名いらっしゃいます。東京都書店商業組合の方が 3 名いらっしゃいます。出版倫理懇話会の方が 1 名 、首都圏新聞即売懇談会の方が 1 名 、東京都古書籍商業協同組合の方が 1 名 、日本フランチャイズチェーン協会の方が 1 名 、以上 18 名の方がいらっしゃいます。

○会長 C委員のほうがこの経緯とかについて、 お詳しいと思いますので、補足していただければ。

○C委員 出版社、 いわれる版元、雑誌を出したり、本を出したり という出版社のメンバーが9人なんですね。それから、流通の過程で関わるところが取次というところでして、 これが3名、それから、コンビニ、書店、これがあわせて4名、 あと駅などの売店、古書販売店が1 名、 1 名とこうなります。大体区分けするとそうなって、これが出版物、主にコミックをつくって売るという業界団体になるのですね。

資料にも載ってます

都民からの通報申出

○青少年課長 続きまして、事務局から都民からの申出のご報告をさせていただきたいと思ってございます。 12 ページをご覧ください。
5 月処理分の都民の申出はメールによるものが 4 件と、 郵送によるものが 1 件ございました。いずれも不健全図書類の指定等に関することでございます。
まず 、メールによる申出の内容 、内訳は 、性的な描写に関するものが 3 件と 、犯罪の誘発に関するものが 1 件でございました。
性的な描写に関するものの 3 件のう ち 2 件 につきましては 、同一の図書類に関するご指摘でございまして、調査、購入し、内容を確認した結果、条例施行規則第 15 条に定める不健全図書類の基準には該当しないと判断したものでございました。
残る 1 誌につきましては、漫画の画像が添付されていたものでございますが、具体的な図書類等の明記がなく、発行、販売状況の確認ができませんでした。申出人には、一般的な条例の取扱について回答させていただきました。
また、犯罪の誘発に関する申出につきましても、調査、購入し、内容を確認いたしましたが 、条例施行規則第 15 条に定める不健全図書類の基準には該当しないと判断いたしました。
最後に郵送による申出につきましては、性的な描写に関するものではございました。該当図書類のコピーが添付されてございましたが、内容を確認したところ、表示がついた図書類として販売されているものでございました。
都民の申出につきましては以上でございます。

ことごとく青少年課長ラインで終了しました。
表示図書(成年マーク付き)もちゃんと判断するんだね……


B!P!O!B!P!O!のコーナー ~BPO 2017年08月分の意見を読む~

2017年8月に視聴者から寄せられた意見
https://www.bpo.gr.jp/?p=9218&meta_key=2017

報道編

北朝鮮がミサイルを発射し、全国瞬時警報システム「Jアラ-ト」が東北地方中心に作動した。テレビでは、「〇〇県には地下がない。4分では逃げられない」など、できないことばかりを取り上げ、まるで政府の責任のような放送ばかりしているが、そもそも北朝鮮が一方的にやっていることに、どうして日本の対応ばかり批判しているのか。逃げられないではなく、どう身を守るかを伝えるのがメディアの仕事ではないか。公開されている政府広報についても詳しく説明せず、一般人の「どうすればいいのかわからない」というインタビューばかり流し、自分達も一緒に「わからない、わからない」と言うだけなら、報道など必要ない。もしミサイルが着弾したとしても、真上から落ちない限り、破片から身を守ったり、体を隠したり、家の中の行動で助かる可能性はあるはずだ。そのためのJアラートのはずが、役に立たないものとして伝えるのは如何なものか。

コンビニ3店舗で同一犯による強盗・強盗未遂事件があった。実害があったのは1件目だけで、3件目の私の経営する店では実害は無かった。朝になって、在阪の民放各局が私の店舗に取材に来た。その際、「従業員が映されるのを嫌がっている」と抗議したが、カメラを回し続けられた。経営者の立場としては、「強盗に狙われる店」というイメージが先行し、新たな従業員獲得が難しくなることに頭を抱えている。「映されたくない」とこちらが言っているにも関わらず、それを無視されたことに強い憤りを覚える。

朝の番組で、沖縄県の離島、竹富島の小さな診療所が、大量に訪れる観光客の診療に困惑しているという話題を取り上げていた。軽症で緊急性がないにも関わらず、小さなケガで診療所を訪れる観光客。しかし島に医師は1人だけ。島民が受診できない状況が続いているという。こういう問題は、実際に島の声を聞かないとわからないが、取材班は現地に行き、医療関係者、診療所を訪れた観光客、困惑する島民、入島制限も考えるという島の声など、多角的に丹念に取材していた。ネット情報をまとめたような企画が多い中、こうしてきちんと取材することが大切だ。小さな島の診療所の問題だが、自分勝手な患者が増えている都会でも共通する課題だ。これからもこうした良質の取材をした番組が増えてくことを願う。

終戦直後の樺太に関する番組を見た。ソ連との戦闘が始まった経緯がうやむやに説明され、よくわからなかった。本当に本人が言ったかどうかわからない証言、民間人の視点だけで進められ、違和感を持った。およそ40万人の樺太の人々は、どのように生き残ったのかの説明がない。これだけ生き残るには、軍の協力が考えられるはずであるのに、その点には触れない。ソ連側の責任についても何ら追及しなかった。どうして起きたのかを明らかにすると言いつつ、中身は不明確な資料や視点の限られた証言ばかりで、何も真相が分からない感傷的で偏った番組になってしまっていた。

731部隊の番組は、ハバロフスク裁判の証人をもとに制作しているが、事実に反している。同裁判は、1949年に行われたソ連の主張を宣伝するためのプロパガンダ裁判である。つまり、戦後すぐではなく、戦後4年間、ソ連の言うことを聞かなければ命の保証さえされない、人権無視状態の人々が洗脳を受けた上で、ソ連から強要された自白をもとに作られたものである。命の危険にさらされ、洗脳された日本の抑留者の証言は、ほぼソ連の主張そのものであることは様々な事例で明らかになっている。番組はその事実を詳しく述べるべきである。731部隊については、米国国立公文書館が公開した、米情報機関の対日機密文書で「結局、戦争犯罪と言えることは全く存在しなかった」ことについて、何ら言及しないのも、事実を隠蔽するものだ。極めて意図を持って制作された偏向番組である。

731部隊の番組を見た。非常に綿密に資料を集め、肉声で、当時実験に関わった医学者などの証言を紹介している点に非常に感心した。事件の経緯や資料の乏しさから「捏造ではないか」といった一部の層の意見を見事に覆す資料を提示し、部隊の残虐さ、非人道的行為を改めて見直す貴重な番組だった。これからもこういった誤った風潮や思想、歴史修正から世論を喚起し、戦争の悲惨さ、惨たらしさを次世代に伝える番組を制作してもらえるよう、心から願う。

CM編

自動車メーカーのCMで「ぶつからない車」などと安全性の高さをアピールしているが、障害物や駐車車両に向かって、車をフルアクセルで急発進させるなどのパフォーマンスまでする必要性があるのか疑問である。演出とはいえ、このような手法は「安全装置付きの乗用車=絶対に事故を起こさない」と誤解されかねず、無謀運転を助長することにもなりかねない。

猥褻編

高校生が主人公の連続ドラマなので、高校生も見ているが、性行為、性風俗店、暴力行為などのシーンが多く出てくる。このような番組を公共の電波で、子どもが見る時間帯に放送することに憤りを覚える。

いったいどこのドラマなんだろうねぇ

バラエティー番組でお笑い芸人が将棋を指すシーンで、女性のスカートをめくっていた。子どもが見ている時間帯の番組であり、モラルに反する。度が過ぎていて教育上よくない。

大人のスカートめくりは強制猥褻ですよ……


2017年8月27日日曜日

東山奈央が武道館ライブということで歴代武道館声優を並べてみた

東山奈央、日本武道館での1st LIVE決定。今秋1stアルバムも
https://www.barks.jp/news/?id=1000146118

  開催年月日 開催者 開催時年齢 備考
初代 1997年02月22,23日 椎名へきる 22歳  
2代目 2005年01月02日 水樹奈々 24歳  
3代目 2008年03月28日 田村ゆかり 32歳  
4代目 2009年09月19,20日 堀江由衣

32~33歳
(誕生日)

 
5代目 2010年03月31日 坂本真綾

30歳
(誕生日)

 
6代目 2010年05月03日

GRANRODEO
(谷山紀章・飯塚昌明)

34歳 男性声優では初
7代目 2010年05月30日 茅原実里 34歳  
8代目 2010年11月23日

Sphere
(高垣彩陽・豊崎愛生
戸松遥・寿美菜子)

25歳、24歳、
20歳、19歳

女性ユニット初
寿は最年少

9代目 2012年05月20日

ミルキィホームズ
(三森すずこ・徳井青空
佐々木未来・橘田いずみ)

25歳、23歳、
21歳、27歳

 
10代目 2013年10月04日 宮野真守 30歳 男性単独では初
11代目 2015年02月11日 OLDCODEX
(Ta_2(鈴木達央))
31歳  
12代目 2015年05月03日 花澤香菜 26歳  
13代目 2016年01月16,17日 小野大輔 36歳  
14代目 2016年03月12日 ゆいかおり
(小倉唯・石原夏織)
20歳・22歳  
15代目 2016年03月13日 蒼井翔太 28歳  
16代目 2016年08月13日 内田彩 30歳  
17代目 2016年10月27,28日 三森すずこ 30歳  
18代目 2016年11月25日 i☆Ris
(山北早紀・芹澤優・茜屋日海夏・若井友希・久保田未夢・澁谷梓希)
25歳・21歳・22歳・21歳・21歳・23歳  
19代目 2017年08月21日 Poppin'Party
(愛美・伊藤彩沙・西本りみ・大塚 紗英・大橋彩香)
25歳・21歳・22歳・21歳・22歳  
20代目 2017年12月02日 Pile 29歳  
21代目 2018年02月03日 東山奈央 25歳  

2017年8月22日火曜日

第686回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む

「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ
この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているものです。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体のメンバーによる読み合わせによって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。

諮問図書類及び指定基準該当箇所
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/686/686siryou7.pdf

諮問図書類:自主規制団体からの意見聴取結果
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/686/686siryou8.pdf

図書審査

【YKコミックス】ミダレガミ―midare gami―

発行元:株式会社少年画報社
Amazon:
  • ほぼ全編人格否定の性描写。成人向けとして販売すべき。指定該当
  • 短編集ということもあるが性交シーンが多い。また、擬音や体液の多さが卑わい感を与える。指定該当
  • 性交シーンの分量、擬音・体液の描写を考えると、さほど過激な内容とは言えないが、女性に暴力的な性交を行い女性が受け入れ、目覚め、反対に男性を求めるようになる、という展開ばかりで人格否定的な性交描写といえる。指定該当
  • 性器はほぼ隠していて、擬音・体液も激しくない。古いタイプの絵だが絵が上手いため女性の体に卑わい感がある。短編集のため一話一話ただ性行為を描いており、嫌がる相手に性行為をしかけ女性が受け入れる、人格を否定するもの。子供が読んで女性はこういうものだと思うのではないか、と言われると反論できない。指定該当
  • 性器等は描かれていないが性交時の絵が上手で擬音も多く、青少年が読んだらこれが現実だと本気になってしまい、性衝動にかられ犯罪に結びつきやすい。指定該当
  • ストーリー性もあり性器も修整されていて卑わい感は薄い。しかし全編にわたり性的描写が多く、人格否定の部分も強い。指定該当
  • ストーリーが不健全で淫乱すぎる。指定該当
  • 修整はされているものの性描写が多く指定やむなし。
  • リアル感のあるストーリー性だけに卑わい感は多少とも感じるものの全編通じて性交描写については修整がほぼ施されていると判断できる。指定非該当
  • 表紙、帯からも刺激を受けるイメージではあるが、性器部分の表現は配慮されている。また、表紙の感じからも青少年よりも上の年齢層のもので青少年向けのものではない。指定非該当
  • 表現・描写は工夫されており許容範囲内に思われる。この作品が候補となることが疑問。指定非該当
  • 全体を通して、描写を露骨にしないように制作工夫がされている。一部中盤に体液描写が多く判断に迷ったが、指定非該当
  • 性的行為が露骨に描写されているかが青少年に対して著しく性的感情を刺激するかの基準。本作品は様々な工夫を凝らしてそれを回避していてある意味分かりづらい。こうした表現に青少年が性的感情を刺激するとは想像しにくい。指定非該当
  • 性器の表現がなくストーリーで表現されている。指定非該当
  • 局部は分からないように描かれており、内容も特に過激とは言えない。指定非該当
  • 改名はしているが以前指定を受けた作者。性描写が多く卑わいな感じもするが描写的に結合部分等や構図の工夫で露骨な表現をさけている。指定非該当
  • 一話読み切りもので性交シーンが多く、擬音・体液等も目立つ。人格否定的な箇所もあるが、局部等は上手に修整されている。また青少年が買うとは思えない。指定非該当

赤-指定やむなし:8  緑-保留:0  青-指定非該当:9
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今月の1冊目は男性向けの短編集
意見が真っ二つに分かれていて片や「ストーリーが不健全で淫乱すぎる」というのもあれば「この作品が候補となることが疑問」というものまでいろいろ。

SPコミックス クリベロンcomics 044 たまびら

発行元:株式会社リイド社
9128DS4h8EL
  • 本来であれば成人マークが付いていなくてはならない作品で消しに関しても成人マークレベル。指定該当
  • マニアックな内容ではあるが体液・擬音の描写が多く卑わい感を与える。指定該当
  • アンソロジー短編集BLでロリコンにも思えるBL作品。修整されていないに等しいくらいのもの。指定該当
  • 表紙イラストから始まりほぼ全編通して修整が甘く擬音・体液描写も目立つ。性器・局部の形状もリアルで指定やむなし。
  • 漫画が上手ではなくコミカルタッチで卑わい感は少ないが性器の修整が全くされていない。指定該当
  • 性器の修整はほとんどない。マークなしのものでここまで無修整の性器描写はこれまで見たことがない。成年向けとして販売されるべき。指定該当
  • 女装した男の子という特殊な設定だが暴力的で人格を否定する性交、器具の使用という点が性的感情を刺激する。性器の修整がほとんどされておらず、肛門に至っては無修整。指定やむなし
  • 性器の描写が露骨すぎる。一本黒線を描いただけで消したことにならない。擬音・体液も多く肛門の描き方も露骨で道具も使用している。ストーリー性も全く感じず全編性描写。文句なしに該当する。指定該当
  • 性器及び性的行為の描写が露骨であり、そのこと自体が漫画表現の主眼である。非現実的なキャラクター設定ではあるが、それらを構成するパーツ全てが現実的なものであり、幼児を連想させる部分は人格否定につながる恐れがある。指定該当
  • 局部がそのまま描かれている。設定も子供同士としてしか見えないものや兄弟設定のものもあり問題。指定該当
  • 性器描写に関して度を超えている。指定該当
  • ストーリーもあまりなく、すぐに性交シーンが出てくる。男性器がリアルすぎ、また、卑わいすぎる。指定該当
  • 性器の修整がされていない。暴力的で人格を否定する行為もある。指定該当
  • 性器の描写がリアルで卑わい感が強い。人格否定につながる部分も気になる。指定該当
  • 性器の修整が甘い。また短編集ということもあり性的な絡みが多い。擬音や体液の描写も多く卑わい感を与える。指定該当
  • 修整がされていないことや、性描写も多い。指定やむなし
  • 男性器がリアルに描かれている。指定該当

赤-指定やむなし:17  緑-保留:0  青-指定非該当:0
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2冊目はBLかと思いきや「男の娘」の短編アンソロジー
これ、実際に購入してみたんですが……Amazonでは「アダルト商品につき18歳未満の方は購入できません。」と表記されてる商品。
で、方々から流れてくる情報によれば、このレーベルから出てる同様の男の娘短編本はすべて成年マークがついているということらしく……
どうやらマジでマーク付け忘れたらしいです。個人的には信じられないんですが、まぁそういうことでパーフェクトおめでとうございますw

BAMBOO COMICS [Qpa collection] アワーハウスラブトラブル

発行元:株式会社竹書房
61fYL8BPB4L
  • マニアックな内容であり、性的行為の描写も露骨ではない。ただし、性器の修整が甘く、指定やむなし
  • 全編にわたり性的描写が多く、修整も甘く擬音も気になる部分が多い。指定やむなし
  • 全編大部分にあたるかどうか微妙だとは思うが、修整が甘く性器の形状が分かり、体液描写も多く卑わいに感じる。指定該当
  • 性交シーンの分量は少なく、ストーリー性があり、心理描写も丁寧に描かれた恋愛物語といえるが、性器の修整が甘く、形状がはっきり描かれている。指定該当
  • 性器は一見消されているようだが、一度描いて白線で消すという手法で性器がわかる部分も少なくない。擬音や体液描写も多い。ストーリー性もあまり感じられず、性描写ばかり描かれている感じがある。指定該当
  • 性器の修整はされているが形状がわかる。体液や擬音の描写も多く、卑わい感を与える。指定該当
  • 性器の修整が甘く、性交類似行為の描写がリアルに描かれているため、成人向けとして販売されるべき。指定該当
  • ストーリーもしっかりしており、性描写の必要性も理解できなくはないが、いかんせん描写がリアルすぎる。この手の描写に性的感情が刺激される青少年がそれほど多いとは思えないが、一方でそうした指向性をもった青少年がいないとも言えない。指定該当
  • 修整が甘く、性描写も多いため、指定やむなし
  • 局部の消し方が甘いのは少し気になるが、許容の範囲内と思われる。保留
  • 絵柄、ストーリー性共にコミカルな印象を受ける作風だが、一方で全編にわたって性描写は擬音、体液が多く卑わいな印象を受けてしまう。修整も甘い箇所が見受けられる。ただし、BLという商品特性を考えると著しく青少年に悪影響を及ぼすかという判断に苦しむ。保留
  • 表紙はポップな印象で手に取りやすく、性器の消しが甘く卑わいさを強くしているが、ボーイズラブの購入層は年齢層が高いため、指定非該当
  • 性交部分は多いが、性器が修整されている。指定非該当
  • 性交シーンは確かに気になるが、修整がされておりストーリー性もしっかりして、読者ターゲットから未成年者に読ませようとしているものでもない。指定非該当
  • 修整はなされており、表現的には指定にあたらないと思う。指定非該当
  • 擬音、体液の表現が過度な部分はあるもののBLとしては許容範囲内と思える。指定非該当
  • 20ページにわたり性的刺激が多く感じられる部分はあるが、男性器が修整されており許容範囲内と感じる。指定非該当

赤-指定やむなし:9  緑-保留:2  青-指定非該当:6
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3冊目はお待たせ(?)のBL
例によって性器修整の甘さや擬音・体液描写が指摘されてますが「BLだから」とかいう理由で緩和しようとしてる意見がちらほら。「BL購入層は年齢層が高い」「読者ターゲットが未成年でない」なら18禁化してもいいはず

都民からの通報申出

 今月はありませんでした……


2017年8月4日金曜日

B!P!O!B!P!O!のコーナー ~BPO 2017年07月分の意見を読む~

2017年7月に視聴者から寄せられた意見
http://www.bpo.gr.jp/?p=9187

報道編

私は児童クラブの職員をしている。小学生の子ども達と学校が終わってから過ごしているのだが、子ども達が時と場所を選ばずに「このハゲー」と叫ぶことがある。言葉の意味など関係なく使っているようだ。また、児童クラブの職員である私に「バイアグラってなに?」と悪気なく聞いてくるが、説明していいのかどうか悩んでしまう。今日から夏休みになり、子ども達もテレビを見る機会が増えるだろう。問題になっている投稿映像や暴言を吐いている音声を放送することはやめてほしい。

いっそのこと教えてしまった方がいいのではなかろうか。

昼の番組で「都知事初登庁の際、都議会議長が知事の握手を拒否した」と虚偽の内容を伝え、さんざん議長を批判した。実際には握手していたのに、である。捏造ではないか。しかも1年も前の映像を一部分だけ切り取って都合よく編集するなど、世論操作にも等しい。以前より感じていたが、この番組は、政権批判など偏向がひどい。テレビの影響力を考慮し、公平・公正な放送をするべきだ。

悪魔を造るTBSひるおびのフェイクニュース
http://ameblo.jp/kazue-fgeewara/entry-12289607732.html
こういうのがBPOの審議/審査に上がるべき内容ではないかと思うのだが

CM編

サプリメントや化粧品のCMなどで「これは良く効きます」と出演者が効用を強調する。その上で「これは個人の感想です」と、見えないくらい小さく画面の隅に出す。こうすれば薬事法違反にならないのか。誇大広告にならないのか。「個人の感想」というのは、表現の自由とはいえ、ひどすぎる。消費者トラブルに繋がるように思う。

ドラマ編

高校を舞台にした連続ドラマで、暴力的なシーンがひどい。小中学生でも見られる時間帯に放送しており、現実のいじめなどにもつながる可能性がある。これで類似の事件が起きれば、このドラマが起因となったと感じてしまう。

青少年委員会 議事概要    第194回
http://www.bpo.gr.jp/?p=9184&meta_key=2017

高校を舞台にした連続ドラマで、高校生同士の「殴り合い」のシーンなどが放送されたことに対し、「暴力を助長しているようで、不愉快だ」「子どものいじめを助長するような残酷シーンがあり、気分が悪くなった」「高校生が起きている時間帯に放送することは考え直してほしい」などの視聴者意見が多数寄せられました。この番組ついては、全委員が視聴し、委員会で討論しました。委員からは、「暴力をふるうシーン自体は多くはないが、追いつめられる恐怖感などが視聴者に嫌悪感を与えたのではないか。また、高校生が喫煙をするシーンも必ずしも否定的に描いていないように見えた」「作品としてはとても力が入っていておもしろかった」「自分の高校時代を思い出した。不良高校生に対する不安、恐怖はこうだったという感じもあり、あまりいやな印象はなかった」などの意見が出されました。委員会としては、連続ドラマの初回であり、今後の放送を見守りたいということになりました

見事にスルーw

バラエティー編

バラエティー番組で芸能人へのイタズラとして、万引き犯に仕立てるドッキリ企画があった。ドッキリをかけられた芸能人への人権侵害にもなるし、視聴者、特に子どもへも悪影響だ。これを真似するする人が出てきたり、いじめにつながる可能性もある。

青少年委員会 議事概要    第194回
http://www.bpo.gr.jp/?p=9184&meta_key=2017

バラエティー番組で、芸能人を万引き犯に仕立てて、だますという「ドッキリ企画」を放送したことについて、「ドッキリをかけられた芸能人への人権侵害になり、視聴者、特に子どもへも悪影響だ」「子どものいじめにつながると思う。悪ふざけにも程がある」などの意見が寄せられました。これに対し、委員からは、「センスが良いとは思わないが、あれを見て、青少年がまねをするとは思わない」「痴漢の冤罪を思い出した。冤罪は、人生をだめにするという意味ではしゃれにならないことである。企画をたてるときには、そういう点も考えてもらいたい」などの意見が出されました。この番組については、現段階ではこれ以上話し合う必要はないとなりました。

こちらもスルーw

スポーツ編

高校野球のニュースを取り上げる際、東京のある高校の一選手をスター扱いして流し続けることは不愉快だ。青春を賭けた高校生をもっと平等に扱うべきだ。偏った放送はやめてほしい。

不愉快ですか。そうですか。


2017年7月28日金曜日

第685回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む

「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ
この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているものです。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体のメンバーによる読み合わせによって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。

諮問図書類及び指定基準該当箇所
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/685/685siryou7.pdf

諮問図書類:自主規制団体からの意見聴取結果
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/685/685siryou8.pdf

図書審査

ウォー!コミックス73 ピアスシリーズ492 かべアナ 学園入獄編

発行元:株式会社マガジン・マガジン
Amazon:
resize_image.php
  • 全編レイプシーンの連続である。指定該当
  • 性描写及び修整の甘い箇所があり、指定やむなし
  • 性器部分は修整されているが、擬音や体液の描写が多く卑わい感を与える。自由を奪う行為が一種の人格否定の印象を与えている。指定該当
  • 全編をとおして性描写が多く、卑わい感が強い。指定該当
  • 暴力的表現が目立つ作品で、健全性からは疑問に覚える。指定該当
  • 全体をとおして1人対多人数の性描写が多く、暴力的に感じる。指定該当
  • 修整されており、性器の描写には一定の配慮があるものの、調教シーンが多く暴力的な場面や、大人数で1人を襲う場面がある。指定該当
  • 性器を形状に沿ったかたちで白く抜いているが、露骨さを軽減させるというよりも、より具体的な行為の描写を可能にするために作用しており、描かれている内容も人格否定の性描写のオンパレードであり強い卑わい感も否定できない。指定該当
  • 性器は形が分かるところもあるが、全体が消されており、性行為もそれほど過激に描かれてはいない。しかし、男が男をレイプしたり性奴隷として調教するなど、凌辱的、人格否定的ストーリーとなっている。学園ものであることも考えると青少年向きとはいえない。指定該当
  • 現実感のないストーリーではあるが、監禁、器具や拘束具を用いた暴力的、人格否定的な性交、いわゆる調教が全編にわたり描かれている。ところどころ男性器の修整が甘い部分がある。指定やむなし
  • 人格否定の表現が多々あり、指定やむなし
  • 青少年に悪影響を及ぼすかどうかは疑問だが、ストーリー性がなく性交シーンばかりが目立っている。指定該当
  • マニアックな内容で、青少年への影響は少ないと考えるが体液、擬音、拘束具の描写が多く、健全な青少年の成長を阻害する恐れがある。指定該当
  • 描写や性器等は修整されている。身体を拘束された描写等は気になるが、内容的に広い対象読者を想定された作品ではなく、性的感情を刺激するか、青少年の健全な育成を阻害するものであるか疑問である。保留
  • 修整が適切にされている。擬音は少し多く感じるがストーリーとしてはBLによくある内容で、必ずしも人格否定につながるとは思えない。保留
  • 暴力的な性描写は気になるものの、BLの商品特性を鑑みれば全編をとおしてストーリー性、性描写ともに指定には及ばず、男性器等の修整も認められる。指定非該当
  • 性描写が多く、人格否定的な箇所もあるが、修整の配慮がみられ、設定にリアリティーがないことから性的感情を刺激するかは疑問。指定非該当

赤-指定やむなし:13  緑-保留:2  青-指定非該当:2
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まず1冊目はBLの続きモノ。詳細はこちら

暴力的、1対多の行為が気になるという意見が多く赤が圧倒的に多い。
少数派の保留・非該当の意見としてはやはりBLの特性やマニアックさを挙げる意見が複数。

ウォー!コミックス74 ピアスシリーズ493 かべアナ 学園出獄編

発行元:株式会社マガジン・マガジン
Amazon:
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  • 全編レイプシーンの連続である。指定該当
  • 性描写及び修整の甘い箇所があり、指定やむなし
  • 性器部分は修整されているが、擬音や体液の描写が多く卑わい感を与える。指 定該当
  • 全編をとおして性描写が多く、卑わい感が強い。指定該当
  • 1誌目と同じ著者の作品で、1誌目よりも表現が更に過激になっている。指定 該当
  • 器具を使った描写、手足を縛った描写があり、人格否定につながる。指定該当
  • 修整が甘い。調教シーンが多く、暴力的な場面がある。人格を否定する性的行 為も描かれている。指定該当
  • 器具等を使った描写等、人格否定の要素がある。性器の描写も形状がはっきり わかる。指定該当
  • 性器を形状に沿ったかたちで白く抜いているが、露骨さを軽減させるというよ りも、より具体的な行為の描写を可能にするために作用しており、描かれている 内容も人格否定の性描写のオンパレードであり強い卑わい感も否定できない。指 定該当
  • 性器は形が分かるところもあるが、全体が消されており、性行為もそれほど過 激に描かれてはいないが、男が男をレイプしたり性奴隷として調教するなど、凌 辱的、人格否定的ストーリーとなっている。学園ものであることも考えると青少 年向きとはいえない。指定該当
  • 現実感のないストーリーではあるが、監禁、器具や拘束具を用いた暴力的、人 格否定的な性交、いわゆる調教が全編にわたり描かれている。ところどころ男性 器の修整が甘い部分がある。指定やむなし
  • 人格否定の表現が多々あり、指定やむなし
  • 描かれている性交シーンが暴力的な感じを与える。修整はされているが、擬 音、体液の描写や器具の使用がある。指定該当
  • マニアックな内容で、青少年への影響は少ないと考えるが体液、擬音、拘束 具の描写が多く、健全な青少年の成長を阻害する恐れがある。指定該当
  • 描写や性器等は修整されている。身体を拘束された描写等は気になるが、内容 的に広い対象読者を想定された作品ではなく、性的感情を刺激するか、青少年の 健全な育成を阻害するものであるか疑問である。保留
  • 暴力的な性描写は気になるものの、BLの商品特性を鑑みれば全編をとおしてス トーリー性、性描写ともに指定には及ばず、男性器等の修整も認められる。指定 非該当
  • 性描写が多く、人格否定的な箇所もあるが、修整の配慮がみられ、設定にリア リティーがないことから性的感情を刺激するかは疑問。指定非該当

赤-指定やむなし:14  緑-保留:1  青-指定非該当:2
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2冊目もBL。それも1冊目の続きということだそうで。詳細はこちら

1冊目よりも赤が1個増えた。
気になるのは「体液、擬音、拘束が健全な青少年の成長を阻害する」という意見。ホントにそうかなぁ

ムーグコミックス ピーチシリーズ いつの間にか背後にキモいオヤジが・・・

発行元:有限会社トライアングルフォース
51 n0XIIzpL._SX350_BO1,204,203,200_
  • 描写等に問題はないが、物語の設定が公の交通機関である等の設定が多いことが問題。指定該当
  • 修整はされているものの、性描写が多く指定やむなし
  • 性器部分は修整されているが、擬音や体液の描写が多く卑わい感を与える。指定該当
  • 性描写が過激でストーリーも卑わいな感じを与える。指定該当
  • コミカルな短編集だが、ストーリー性が無く性交等の表現に終始している。指定該当
  • 性器は白抜きしてあり、性行為のシーンもそれほど激しくないが、痴漢行為を最終的には女性が受け入れる設定になっており、そのような行為を肯定しているように誤解される恐れがある。指定該当
  • マニアックで現実感がなく、絵柄もデフォルメが大きく卑わい感は少ないものの、脅され強姦された女性が快楽を覚え、男性に服従するというパターンの話が続いており、人格否定的な性交が多い。指定該当
  • 人格否定的な描写や性描写が多く、指定やむなし
  • 絵が拙く卑わい感はそれほど感じないが、内容的に人格否定的で犯罪を助長するような箇所が多い。指定該当
  • 青少年に対し性的感情を刺激する。指定該当
  • 性交シーンは白抜きで描かれている。性描写も1対1のものが多く、許容範囲内。指定非該当
  • 修整がなされており、全体をとおしてコミカルに描かれており卑わい感は少ない。指定非該当
  • 表現は修整されており許容範囲。ストーリーも指定には当たらない。指定非該当
  • 修整が大きくされており、内容も特に過激とも言えず、問題は無いと思われる。指定非該当
  • 性行為のシーンは多いが、いずれも露骨になりすぎないように修整やトリミングが施されており、全裸等の描き方も妄想的なデフォルメがなされているため、全体的に卑わい感は強いとはいえず、性的感情を著しく刺激するとはいえない。指定非該当
  • 擬音が多く性行為の描写が目立つのは気になるが、男性器及び結合部は修整が認められる。内容・イラストは全般的にそれ程ハードな印象は受けない。絵柄から卑わいな印象を受けない。指定非該当
  • 性描写や擬音は多いものの、適切に修整されており許容範囲かと思われる。指定非該当

赤-指定やむなし:10  緑-保留:0  青-指定非該当:7
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3冊目は一息置いて男性向けの単行本。

なんというか「痴漢モノ」というのが槍玉に挙がっている雰囲気。

ムーグコミックス ラブきゅんシリーズ つぐなわれ

発行元:ロングランドジェイ有限会社
61p tjFy-UL._SX349_BO1,204,203,200_
  • 修整はされているものの、性描写が多く指定やむなし
  • 性器部分は修整されているが、擬音や体液の描写が多く卑わい感を与える。指定該当
  • 体液、性的行為の描写がいずれも過度なまでに露骨であり、人格否定的な性的行為の描写も多い。卑わい感の強い描写も多い。指定該当
  • 擬音、体液の描写が多く、指定やむなし
  • 修整はされているが、奴隷的な扱い等人格否定的な部分が気になる。保留
  • 性器が消されており問題はない。指定非該当
  • 性描写は多くあるがストーリー性があり、卑わい感は少ない。指定非該当
  • 過激な行為表現が目立つものの、子供たちが成長していく過程の通過儀礼のようなもので、このようなものに子供たちがたぶらかされることはないと思われる。指定非該当
  • 性描写も少なく卑わい感はあまり感じられない。指定非該当
  • 全編にわたり擬音や性描写は多いが、ラブストーリーを基準に描かれており、卑わい感はあまり感じられない。指定非該当
  • 性器描写や結合場面等について、うまく見えないように描いていたり修整がなされている。指定非該当
  • よくある空想物語で体液が多いのは気になる所だが、特に局部の描写等がわからないように描かれており、内容は問題ないと思う。指定非該当
  • 擬音が多く体液の描写が卑わいな箇所もあるものの女体も胸を強調しすぎてリアル感に欠ける。性器をスクリーントーンで表現している箇所もあるが、ほとんど描かれていないといってよい。全編大部分であれば指定非該当
  • 性交シーンになると、数ページほど擬音や体液の描写が多くなるが、全体からみると性交シーンは少なめ。男性が女体化するという現実感のない話で、その設定や世界観を伝えるために多くのページが割かれている。ところどころ見られる人格否定ともとれる性交シーンも、ストーリー上必要なものと思える。指定非該当
  • 擬音や体液描写が多く気になるものの、結合部はそれなりの修整が認められる。指定非該当
  • 性器修整がされていて露骨さは軽減されている。人格否定的な描写については、前後の文脈がわからず判断できない。指定非該当
  • 性交シーンや擬音、体液の描写は多いものの、修整がなされており、女体化という設定にリアリティーがなく卑わい感はない。指定非該当

赤-指定やむなし:4  緑-保留:1  青-指定非該当:12
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もう一息入れて男性向け単行本。意見やあらすじを読む限りではTSモノっぽい。

全体的に擬音や体液は目立つものの性器やその周辺においてはきっちり修整及び見えないように処理されているようで青が多数の結果に。
にしても「子供たちが成長していく過程の通過儀礼のようなもので、このようなものに子供たちがたぶらかされることはないと思われる」って意味深な意見だな。ちょっと買いたくなってしまうではないかw

DARIA COMICS ANTHOLOGY カーストBL

発行元:株式会社フロンティアワークス
51G09mI2BEL._SX350_BO1,204,203,200_
  • 男性器をリアルに表現している。指定該当
  • 修整がないのに等しく、性描写もあり指定やむなし
  • 性器部分の修整が甘く、また、擬音や体液の描写もあり卑わい感を与える。また、カーストという表現が人格否定につながる印象を受ける。指定該当
  • 性行為、性器の描写がリアルで卑わい感が強い。指定やむなし
  • 学園ものでストーリーもあり暴力シーンも少なく内容的には問題はない。しかし男性器がリアルすぎる。指定該当
  • 性描写中心に描かれているわけではないが、アンソロジーでそれぞれの作家の修整が甘い。指定該当
  • 内容はともかく描写に関して許容を超えている。指定該当
  • 内容としては特に問題となるものではない。しかし、性器の描写は雑ではあるが何の修整もないところが問題。指定該当
  • 性器がほとんど修整されていないのに等しく、生々しい。その露骨さが全体の卑わい感を高めている。指定該当
  • 男性器の修整が全編にわたって甘く、形状がはっきりと分かるため卑わい。また、いじめや暴力をともなう人格否定的な性交が描かれている。指定該当
  • 性器等の描写が露骨。指定やむなし
  • 性器修整が甘く露骨。指定該当
  • BLのアンソロジーでそれぞれストーリーはあるが修整は甘い。保留
  • 性器の修整は気を付けて欲しいと思うが、一話読み切りでコミカルな内容であり卑わい感がないものが多い。保留
  • ライトな絵であるため性的感情が刺激されない。またコミカルで卑わい感を感じない。しかし、修整の甘さが気になる。保留
  • いくつかの作品は性器がほとんど見えており露骨。しかし、性行為のシーンも全体的に多くない印象でタイトルから受けるほど人格否定的な話はないように思う。全編大部分ということであれば指定非該当
  • 男性器の修整が甘い部分が数か所見受けられるのは気になるが、BLの商品特性を鑑みれば、著しく卑わいで青少年の性衝動や性犯罪につながるとも思えない。指定非該当

赤-指定やむなし:12  緑-保留:3  青-指定非該当:2
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最後の5冊目はBLアンソロジー。

もうとにかく「性器の修正が甘い(もしくはされていない)」の連呼。
いったいどれくらいなのか買って確かめたいけど、確かめた後の扱いに困るので保留。

都民からの通報申出

 今月はありませんでした……


2017年7月11日火曜日

第683回 東京都青少年健全育成審議会 議事録を読む

第683回 東京都青少年健全育成審議会 議事録
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/683/gijiroku.pdf

第683回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む
http://ccf-square4th.blogspot.jp/2017/05/683.html

今回から傍聴のルールが変わりました

○青少年課長 前回、早坂委員から、審議が終わり 、 会の最後の部分で、次回審議会の案内だけではなくて審議の結果についても触れ、再度傍聴いただいてはどうかというご提案をいただいたところでございます。 従来も調査・審議部分以外は公開ということになっておりますが、審議後は次回審議会の案内のみであったため、傍聴人にもう一度入場いただけるということを案内しておりませんでした。本日から最後の公開できる部分につきましては、事務局から審議結果を説明させていただくことにしたいと思います。
例えば、「本日は、 不健全図書類等の指定該当1、 映画等の推奨該当1、というご意見をいただきました。この後、答申を受けて不健全図書の指定の決定を行います。 」 など、結果を説明することとし、その旨を事務局から傍聴人にご案内しておくようにしたいと思います。
なお、 不健全図書類の指定につきましては、昨年9月の健全審議会におきまして、不健全図書類の指定のプレス発表のタイミングを見直した経過がありました。その際に、審議会後にプレス発表を行うのですが、告示日との期間が空いてしまいますと、販売店で図書の買い急ぎが行われるという実態があり 、プレスのタイミングを告示に近づけた、というような経緯でございます。
同様の配慮から、審議会最後の公開部分におきましての図書名の明示は伏せさせていただこうと思っておりま す。ただし、そのような心配のない推奨映画につきましては、 タイトルを明らかにさせていただきたいと思っております。
以上でございます

○会長 ただいま事務局から、前回の早坂委員のご指摘を受けての会の運営の見直しについて、ご説明がありました。ただいま の説明、もう一度繰り返しますと、一旦、調査・審議事項のところは退席していただきますが、調査・審議が終わった段階で、再入場していただき、審議の結果についてご報告をする。 ただし、不健全図書の指定については、告示までの間に不適正な買い取り等の事実があったということを踏まえて、書名については明らかにしない。
推奨映画についてはそのような弊害がないので、 答申がなされたということを明らかにすると、そういうことでございますね。

いったん退場した後、審議が終われば再入場できるようになった、ということで。

不健全図書の告示について

○早坂委員 今、青少年課長から、告示までの間に買い急ぎがあるから名前は控えるというお話がありました。なるほど、と思いました。それで、きょうの答申を経て 、告示に至るまで、事実上何日間でどういうふうにやっているか、 改めて教えてください。
○青少年課長 本日の月曜日に答申をいただいたといたします。 不健全図書の告示日は金曜日になります。その間に、決定をし、 プレス発表を告示の直前の木曜日にするという運用をしております。
○会長 答申から決定、告示までのスケジュールを今ご説明になられたわけですね。どうぞ。
○早坂委員 告示はあくまで、 例えば東京都公報に載るというようなことなんだろうと想像しますが、それを販売店とか取次店とかにご連絡を何かの形でされているのでしょうか。それとも 、東京都公報に載せて終わりということなのか、その後の実務について教えてください。
○青少年課長 木曜日にプレス発表をいたします。プレス発表とあわせて、各書店に通知の文書を送付しております。 ですので、各書店には告示の1日前、もしくは、 告示の日に文書が到達するということになってございます。
○会長 そして、 文書到達をもって、 書店等は区分陳列の措置を行うと、そういうことでございますね。
○青少年課長 はい。告示の日が、効果の発生日でございますので、正確には告示の日をもって、 ということでございます。
○会長 告示の日をもって、 ということですね。
○早坂委員 さらに実務を教えていただきたいのですが、その書店に連絡をするというのは、どのような方法をもってでしょうか。 本屋さんの組合があるからそこを通じてなのだろうと想像するのですが、ただ、入っていないところもあるかな、とも想像します。一つの漏れもあっちゃいけないという厳密な話でもないとも思いますが、その実務について、もう少し教えてください。
○青少年課長 連絡方法については、 具体的には、 書店につきましては、 個々にはがきを通知してございます。はがきを告示の前日に発送いたしまして、当日かその告示の日に届くという予定になってございます。また、コンビニにつきましてはフランチャイズチェーン店協会さんのご協力を得まして、 協会を通じてお知らせをするというふうな手続になってございます

かつては月曜日に決まった答申を火曜日に公開していたのだけれど、告示日が金曜日なのでそのタイムラグを狙った買い付けが発生していたとのこと。まぁ私のように資料として買い入れたい人間もいるとは思うんだけど、好きで買うような本だとは思えないんだけどなぁ。

図書審査

○H委員 BLもの2誌が対象になっています。2誌とも指定該当でぜひお願いしたいと思います。理由は、一部修整がなされておりますけれども、表現が非常に露骨であり、卑わいだということが大きな理由だと思います。

○F委員 私も、 修整はされていても、それが余計ちょっと形がわかるような感じでした。 本当に人格を否定するものでもあり、内容が露骨でありました。
BL物というのは、 うちのほうの本屋さんをちょっとのぞいてみたんですけれども、区分がされてないんですね。透明のビニールで封をしてあるだけで、BL物というのは女性が多いお客様だということをお伺いしたんですけれども、女性物は受付コーナーの横にございまして、わざわざBL物と書いてある。だから、やっぱりこういうものってのは、女性のお客さんが多いのかな、と感じました
両方とも、 指定該当でお願いいたします。

そうなんだよなぁ。だからBLは腹が立つ。

○A委員 タイトルが「オス ♂ちち」 というのと、「おっぱい男子」 というので 、何となくコミカルな感じはするんですけれども、 タイトルだけではよく分からないですね。 これはBL物でさっきF委員がおっしゃったような意味で言いますと、女性読者が対象で何となく手に取りやすいようなネーミングにしているのではないか、 と思うんです。
ただ、「オス ♂ちち」 のほうから言いますと、 絵をご覧になると、 リアリスティック なんです。 カラーのページがあったりして、更に扉絵 に、 男色春画わいせつ考と書いてあるんです。さっきおっしゃったような意味で言うと、男色の人格否定的な強制暴力的なシーンがちょっと目立つようなところがあって、まずBL物として笑って読めるというものではなく 、表現からすると問題点がやはり 多いと思います。
もう一つの「おっぱい男子」。これは 、ストーリーは一定程度は流れていて 、 露骨な性描写は多くないんです。だから「打合せ会」でもそれほどの卑わい感はないという意見が多いんですけれども、ただ、男性器の目立ちというか、性行為における男性器がやはり 非常に目立ちますんで、これもどちらかというと成人指定というか、 区分陳列で販売すべきじゃないかと思います。
だから、両方とも、区分陳列でお願いします。

特に長い意見もなく、全会一致で不健全指定です。

都民からの通報申出

○会長 都民の申し出ですね。
○青少年課長 メールによるものが1件ございまして、成人男性向けと同等の行き過ぎた性描写があるという内容でございました。 本作品について調査購入し、内容を確認いたしました。条例施行規則第 15 条に定める不健全図書類の基準には該当しないという判断をいたしたものでございます。
都民の申し出につきま しては、以上でございます。

青少年課長の壁は厚い

……つーか、最近議事録の公開遅いね。なんとかならんものかな。


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第686回 東京都青少年健全育成審議会 議事録を読む

「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ この資料で出てくる「意見」というのは 審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているもの です。 これらは審議会の開催前に前もって開かれる 自主規制団体からの意見聴取 によって出席者から出され...

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