2017年5月2日までのデータは3rdSeason、2013年11月までのデータは2ndSeasonに置いてあります。

2017年8月27日日曜日

東山奈央が武道館ライブということで歴代武道館声優を並べてみた

東山奈央、日本武道館での1st LIVE決定。今秋1stアルバムも
https://www.barks.jp/news/?id=1000146118

  開催年月日 開催者 開催時年齢 備考
初代 1997年02月22,23日 椎名へきる 22歳  
2代目 2005年01月02日 水樹奈々 24歳  
3代目 2008年03月28日 田村ゆかり 32歳  
4代目 2009年09月19,20日 堀江由衣

32~33歳
(誕生日)

 
5代目 2010年03月31日 坂本真綾

30歳
(誕生日)

 
6代目 2010年05月03日

GRANRODEO
(谷山紀章・飯塚昌明)

34歳 男性声優では初
7代目 2010年05月30日 茅原実里 34歳  
8代目 2010年11月23日

Sphere
(高垣彩陽・豊崎愛生
戸松遥・寿美菜子)

25歳、24歳、
20歳、19歳

女性ユニット初
寿は最年少

9代目 2012年05月20日

ミルキィホームズ
(三森すずこ・徳井青空
佐々木未来・橘田いずみ)

25歳、23歳、
21歳、27歳

 
10代目 2013年10月04日 宮野真守 30歳 男性単独では初
11代目 2015年02月11日 OLDCODEX
(Ta_2(鈴木達央))
31歳  
12代目 2015年05月03日 花澤香菜 26歳  
13代目 2016年01月16,17日 小野大輔 36歳  
14代目 2016年03月12日 ゆいかおり
(小倉唯・石原夏織)
20歳・22歳  
15代目 2016年03月13日 蒼井翔太 28歳  
16代目 2016年08月13日 内田彩 30歳  
17代目 2016年10月27,28日 三森すずこ 30歳  
18代目 2016年11月25日 i☆Ris
(山北早紀・芹澤優・茜屋日海夏・若井友希・久保田未夢・澁谷梓希)
25歳・21歳・22歳・21歳・21歳・23歳  
19代目 2017年08月21日 Poppin'Party
(愛美・伊藤彩沙・西本りみ・大塚 紗英・大橋彩香)
25歳・21歳・22歳・21歳・22歳  
20代目 2017年12月02日 Pile 29歳  
21代目 2018年02月03日 東山奈央 25歳  

2017年8月22日火曜日

第686回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む

「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ
この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているものです。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体のメンバーによる読み合わせによって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。

諮問図書類及び指定基準該当箇所
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/686/686siryou7.pdf

諮問図書類:自主規制団体からの意見聴取結果
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/686/686siryou8.pdf

図書審査

【YKコミックス】ミダレガミ―midare gami―

発行元:株式会社少年画報社
Amazon:
  • ほぼ全編人格否定の性描写。成人向けとして販売すべき。指定該当
  • 短編集ということもあるが性交シーンが多い。また、擬音や体液の多さが卑わい感を与える。指定該当
  • 性交シーンの分量、擬音・体液の描写を考えると、さほど過激な内容とは言えないが、女性に暴力的な性交を行い女性が受け入れ、目覚め、反対に男性を求めるようになる、という展開ばかりで人格否定的な性交描写といえる。指定該当
  • 性器はほぼ隠していて、擬音・体液も激しくない。古いタイプの絵だが絵が上手いため女性の体に卑わい感がある。短編集のため一話一話ただ性行為を描いており、嫌がる相手に性行為をしかけ女性が受け入れる、人格を否定するもの。子供が読んで女性はこういうものだと思うのではないか、と言われると反論できない。指定該当
  • 性器等は描かれていないが性交時の絵が上手で擬音も多く、青少年が読んだらこれが現実だと本気になってしまい、性衝動にかられ犯罪に結びつきやすい。指定該当
  • ストーリー性もあり性器も修整されていて卑わい感は薄い。しかし全編にわたり性的描写が多く、人格否定の部分も強い。指定該当
  • ストーリーが不健全で淫乱すぎる。指定該当
  • 修整はされているものの性描写が多く指定やむなし。
  • リアル感のあるストーリー性だけに卑わい感は多少とも感じるものの全編通じて性交描写については修整がほぼ施されていると判断できる。指定非該当
  • 表紙、帯からも刺激を受けるイメージではあるが、性器部分の表現は配慮されている。また、表紙の感じからも青少年よりも上の年齢層のもので青少年向けのものではない。指定非該当
  • 表現・描写は工夫されており許容範囲内に思われる。この作品が候補となることが疑問。指定非該当
  • 全体を通して、描写を露骨にしないように制作工夫がされている。一部中盤に体液描写が多く判断に迷ったが、指定非該当
  • 性的行為が露骨に描写されているかが青少年に対して著しく性的感情を刺激するかの基準。本作品は様々な工夫を凝らしてそれを回避していてある意味分かりづらい。こうした表現に青少年が性的感情を刺激するとは想像しにくい。指定非該当
  • 性器の表現がなくストーリーで表現されている。指定非該当
  • 局部は分からないように描かれており、内容も特に過激とは言えない。指定非該当
  • 改名はしているが以前指定を受けた作者。性描写が多く卑わいな感じもするが描写的に結合部分等や構図の工夫で露骨な表現をさけている。指定非該当
  • 一話読み切りもので性交シーンが多く、擬音・体液等も目立つ。人格否定的な箇所もあるが、局部等は上手に修整されている。また青少年が買うとは思えない。指定非該当

赤-指定やむなし:8  緑-保留:0  青-指定非該当:9
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今月の1冊目は男性向けの短編集
意見が真っ二つに分かれていて片や「ストーリーが不健全で淫乱すぎる」というのもあれば「この作品が候補となることが疑問」というものまでいろいろ。

SPコミックス クリベロンcomics 044 たまびら

発行元:株式会社リイド社
9128DS4h8EL
  • 本来であれば成人マークが付いていなくてはならない作品で消しに関しても成人マークレベル。指定該当
  • マニアックな内容ではあるが体液・擬音の描写が多く卑わい感を与える。指定該当
  • アンソロジー短編集BLでロリコンにも思えるBL作品。修整されていないに等しいくらいのもの。指定該当
  • 表紙イラストから始まりほぼ全編通して修整が甘く擬音・体液描写も目立つ。性器・局部の形状もリアルで指定やむなし。
  • 漫画が上手ではなくコミカルタッチで卑わい感は少ないが性器の修整が全くされていない。指定該当
  • 性器の修整はほとんどない。マークなしのものでここまで無修整の性器描写はこれまで見たことがない。成年向けとして販売されるべき。指定該当
  • 女装した男の子という特殊な設定だが暴力的で人格を否定する性交、器具の使用という点が性的感情を刺激する。性器の修整がほとんどされておらず、肛門に至っては無修整。指定やむなし
  • 性器の描写が露骨すぎる。一本黒線を描いただけで消したことにならない。擬音・体液も多く肛門の描き方も露骨で道具も使用している。ストーリー性も全く感じず全編性描写。文句なしに該当する。指定該当
  • 性器及び性的行為の描写が露骨であり、そのこと自体が漫画表現の主眼である。非現実的なキャラクター設定ではあるが、それらを構成するパーツ全てが現実的なものであり、幼児を連想させる部分は人格否定につながる恐れがある。指定該当
  • 局部がそのまま描かれている。設定も子供同士としてしか見えないものや兄弟設定のものもあり問題。指定該当
  • 性器描写に関して度を超えている。指定該当
  • ストーリーもあまりなく、すぐに性交シーンが出てくる。男性器がリアルすぎ、また、卑わいすぎる。指定該当
  • 性器の修整がされていない。暴力的で人格を否定する行為もある。指定該当
  • 性器の描写がリアルで卑わい感が強い。人格否定につながる部分も気になる。指定該当
  • 性器の修整が甘い。また短編集ということもあり性的な絡みが多い。擬音や体液の描写も多く卑わい感を与える。指定該当
  • 修整がされていないことや、性描写も多い。指定やむなし
  • 男性器がリアルに描かれている。指定該当

赤-指定やむなし:17  緑-保留:0  青-指定非該当:0
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2冊目はBLかと思いきや「男の娘」の短編アンソロジー
これ、実際に購入してみたんですが……Amazonでは「アダルト商品につき18歳未満の方は購入できません。」と表記されてる商品。
で、方々から流れてくる情報によれば、このレーベルから出てる同様の男の娘短編本はすべて成年マークがついているということらしく……
どうやらマジでマーク付け忘れたらしいです。個人的には信じられないんですが、まぁそういうことでパーフェクトおめでとうございますw

BAMBOO COMICS [Qpa collection] アワーハウスラブトラブル

発行元:株式会社竹書房
61fYL8BPB4L
  • マニアックな内容であり、性的行為の描写も露骨ではない。ただし、性器の修整が甘く、指定やむなし
  • 全編にわたり性的描写が多く、修整も甘く擬音も気になる部分が多い。指定やむなし
  • 全編大部分にあたるかどうか微妙だとは思うが、修整が甘く性器の形状が分かり、体液描写も多く卑わいに感じる。指定該当
  • 性交シーンの分量は少なく、ストーリー性があり、心理描写も丁寧に描かれた恋愛物語といえるが、性器の修整が甘く、形状がはっきり描かれている。指定該当
  • 性器は一見消されているようだが、一度描いて白線で消すという手法で性器がわかる部分も少なくない。擬音や体液描写も多い。ストーリー性もあまり感じられず、性描写ばかり描かれている感じがある。指定該当
  • 性器の修整はされているが形状がわかる。体液や擬音の描写も多く、卑わい感を与える。指定該当
  • 性器の修整が甘く、性交類似行為の描写がリアルに描かれているため、成人向けとして販売されるべき。指定該当
  • ストーリーもしっかりしており、性描写の必要性も理解できなくはないが、いかんせん描写がリアルすぎる。この手の描写に性的感情が刺激される青少年がそれほど多いとは思えないが、一方でそうした指向性をもった青少年がいないとも言えない。指定該当
  • 修整が甘く、性描写も多いため、指定やむなし
  • 局部の消し方が甘いのは少し気になるが、許容の範囲内と思われる。保留
  • 絵柄、ストーリー性共にコミカルな印象を受ける作風だが、一方で全編にわたって性描写は擬音、体液が多く卑わいな印象を受けてしまう。修整も甘い箇所が見受けられる。ただし、BLという商品特性を考えると著しく青少年に悪影響を及ぼすかという判断に苦しむ。保留
  • 表紙はポップな印象で手に取りやすく、性器の消しが甘く卑わいさを強くしているが、ボーイズラブの購入層は年齢層が高いため、指定非該当
  • 性交部分は多いが、性器が修整されている。指定非該当
  • 性交シーンは確かに気になるが、修整がされておりストーリー性もしっかりして、読者ターゲットから未成年者に読ませようとしているものでもない。指定非該当
  • 修整はなされており、表現的には指定にあたらないと思う。指定非該当
  • 擬音、体液の表現が過度な部分はあるもののBLとしては許容範囲内と思える。指定非該当
  • 20ページにわたり性的刺激が多く感じられる部分はあるが、男性器が修整されており許容範囲内と感じる。指定非該当

赤-指定やむなし:9  緑-保留:2  青-指定非該当:6
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3冊目はお待たせ(?)のBL
例によって性器修整の甘さや擬音・体液描写が指摘されてますが「BLだから」とかいう理由で緩和しようとしてる意見がちらほら。「BL購入層は年齢層が高い」「読者ターゲットが未成年でない」なら18禁化してもいいはず

都民からの通報申出

 今月はありませんでした……


2017年8月4日金曜日

B!P!O!B!P!O!のコーナー ~BPO 2017年07月分の意見を読む~

2017年7月に視聴者から寄せられた意見
http://www.bpo.gr.jp/?p=9187

報道編

私は児童クラブの職員をしている。小学生の子ども達と学校が終わってから過ごしているのだが、子ども達が時と場所を選ばずに「このハゲー」と叫ぶことがある。言葉の意味など関係なく使っているようだ。また、児童クラブの職員である私に「バイアグラってなに?」と悪気なく聞いてくるが、説明していいのかどうか悩んでしまう。今日から夏休みになり、子ども達もテレビを見る機会が増えるだろう。問題になっている投稿映像や暴言を吐いている音声を放送することはやめてほしい。

いっそのこと教えてしまった方がいいのではなかろうか。

昼の番組で「都知事初登庁の際、都議会議長が知事の握手を拒否した」と虚偽の内容を伝え、さんざん議長を批判した。実際には握手していたのに、である。捏造ではないか。しかも1年も前の映像を一部分だけ切り取って都合よく編集するなど、世論操作にも等しい。以前より感じていたが、この番組は、政権批判など偏向がひどい。テレビの影響力を考慮し、公平・公正な放送をするべきだ。

悪魔を造るTBSひるおびのフェイクニュース
http://ameblo.jp/kazue-fgeewara/entry-12289607732.html
こういうのがBPOの審議/審査に上がるべき内容ではないかと思うのだが

CM編

サプリメントや化粧品のCMなどで「これは良く効きます」と出演者が効用を強調する。その上で「これは個人の感想です」と、見えないくらい小さく画面の隅に出す。こうすれば薬事法違反にならないのか。誇大広告にならないのか。「個人の感想」というのは、表現の自由とはいえ、ひどすぎる。消費者トラブルに繋がるように思う。

ドラマ編

高校を舞台にした連続ドラマで、暴力的なシーンがひどい。小中学生でも見られる時間帯に放送しており、現実のいじめなどにもつながる可能性がある。これで類似の事件が起きれば、このドラマが起因となったと感じてしまう。

青少年委員会 議事概要    第194回
http://www.bpo.gr.jp/?p=9184&meta_key=2017

高校を舞台にした連続ドラマで、高校生同士の「殴り合い」のシーンなどが放送されたことに対し、「暴力を助長しているようで、不愉快だ」「子どものいじめを助長するような残酷シーンがあり、気分が悪くなった」「高校生が起きている時間帯に放送することは考え直してほしい」などの視聴者意見が多数寄せられました。この番組ついては、全委員が視聴し、委員会で討論しました。委員からは、「暴力をふるうシーン自体は多くはないが、追いつめられる恐怖感などが視聴者に嫌悪感を与えたのではないか。また、高校生が喫煙をするシーンも必ずしも否定的に描いていないように見えた」「作品としてはとても力が入っていておもしろかった」「自分の高校時代を思い出した。不良高校生に対する不安、恐怖はこうだったという感じもあり、あまりいやな印象はなかった」などの意見が出されました。委員会としては、連続ドラマの初回であり、今後の放送を見守りたいということになりました

見事にスルーw

バラエティー編

バラエティー番組で芸能人へのイタズラとして、万引き犯に仕立てるドッキリ企画があった。ドッキリをかけられた芸能人への人権侵害にもなるし、視聴者、特に子どもへも悪影響だ。これを真似するする人が出てきたり、いじめにつながる可能性もある。

青少年委員会 議事概要    第194回
http://www.bpo.gr.jp/?p=9184&meta_key=2017

バラエティー番組で、芸能人を万引き犯に仕立てて、だますという「ドッキリ企画」を放送したことについて、「ドッキリをかけられた芸能人への人権侵害になり、視聴者、特に子どもへも悪影響だ」「子どものいじめにつながると思う。悪ふざけにも程がある」などの意見が寄せられました。これに対し、委員からは、「センスが良いとは思わないが、あれを見て、青少年がまねをするとは思わない」「痴漢の冤罪を思い出した。冤罪は、人生をだめにするという意味ではしゃれにならないことである。企画をたてるときには、そういう点も考えてもらいたい」などの意見が出されました。この番組については、現段階ではこれ以上話し合う必要はないとなりました。

こちらもスルーw

スポーツ編

高校野球のニュースを取り上げる際、東京のある高校の一選手をスター扱いして流し続けることは不愉快だ。青春を賭けた高校生をもっと平等に扱うべきだ。偏った放送はやめてほしい。

不愉快ですか。そうですか。


2017年7月28日金曜日

第685回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む

「資料を読む」ラベル記事を初めて読む方へ
この資料で出てくる「意見」というのは審議会の委員の意見ではなく審議会の会議資料として渡されている「会議資料」にすでに書かれているものです。
これらは審議会の開催前に前もって開かれる自主規制団体のメンバーによる読み合わせによって出席者から出されます。
詳しい日時や参加者については、「「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に係る事務施行経過」という資料の多くは一番下の日程で書かれています。

諮問図書類及び指定基準該当箇所
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/685/685siryou7.pdf

諮問図書類:自主規制団体からの意見聴取結果
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/685/685siryou8.pdf

図書審査

ウォー!コミックス73 ピアスシリーズ492 かべアナ 学園入獄編

発行元:株式会社マガジン・マガジン
Amazon:
resize_image.php
  • 全編レイプシーンの連続である。指定該当
  • 性描写及び修整の甘い箇所があり、指定やむなし
  • 性器部分は修整されているが、擬音や体液の描写が多く卑わい感を与える。自由を奪う行為が一種の人格否定の印象を与えている。指定該当
  • 全編をとおして性描写が多く、卑わい感が強い。指定該当
  • 暴力的表現が目立つ作品で、健全性からは疑問に覚える。指定該当
  • 全体をとおして1人対多人数の性描写が多く、暴力的に感じる。指定該当
  • 修整されており、性器の描写には一定の配慮があるものの、調教シーンが多く暴力的な場面や、大人数で1人を襲う場面がある。指定該当
  • 性器を形状に沿ったかたちで白く抜いているが、露骨さを軽減させるというよりも、より具体的な行為の描写を可能にするために作用しており、描かれている内容も人格否定の性描写のオンパレードであり強い卑わい感も否定できない。指定該当
  • 性器は形が分かるところもあるが、全体が消されており、性行為もそれほど過激に描かれてはいない。しかし、男が男をレイプしたり性奴隷として調教するなど、凌辱的、人格否定的ストーリーとなっている。学園ものであることも考えると青少年向きとはいえない。指定該当
  • 現実感のないストーリーではあるが、監禁、器具や拘束具を用いた暴力的、人格否定的な性交、いわゆる調教が全編にわたり描かれている。ところどころ男性器の修整が甘い部分がある。指定やむなし
  • 人格否定の表現が多々あり、指定やむなし
  • 青少年に悪影響を及ぼすかどうかは疑問だが、ストーリー性がなく性交シーンばかりが目立っている。指定該当
  • マニアックな内容で、青少年への影響は少ないと考えるが体液、擬音、拘束具の描写が多く、健全な青少年の成長を阻害する恐れがある。指定該当
  • 描写や性器等は修整されている。身体を拘束された描写等は気になるが、内容的に広い対象読者を想定された作品ではなく、性的感情を刺激するか、青少年の健全な育成を阻害するものであるか疑問である。保留
  • 修整が適切にされている。擬音は少し多く感じるがストーリーとしてはBLによくある内容で、必ずしも人格否定につながるとは思えない。保留
  • 暴力的な性描写は気になるものの、BLの商品特性を鑑みれば全編をとおしてストーリー性、性描写ともに指定には及ばず、男性器等の修整も認められる。指定非該当
  • 性描写が多く、人格否定的な箇所もあるが、修整の配慮がみられ、設定にリアリティーがないことから性的感情を刺激するかは疑問。指定非該当

赤-指定やむなし:13  緑-保留:2  青-指定非該当:2
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まず1冊目はBLの続きモノ。詳細はこちら

暴力的、1対多の行為が気になるという意見が多く赤が圧倒的に多い。
少数派の保留・非該当の意見としてはやはりBLの特性やマニアックさを挙げる意見が複数。

ウォー!コミックス74 ピアスシリーズ493 かべアナ 学園出獄編

発行元:株式会社マガジン・マガジン
Amazon:
resize_image.php1
  • 全編レイプシーンの連続である。指定該当
  • 性描写及び修整の甘い箇所があり、指定やむなし
  • 性器部分は修整されているが、擬音や体液の描写が多く卑わい感を与える。指 定該当
  • 全編をとおして性描写が多く、卑わい感が強い。指定該当
  • 1誌目と同じ著者の作品で、1誌目よりも表現が更に過激になっている。指定 該当
  • 器具を使った描写、手足を縛った描写があり、人格否定につながる。指定該当
  • 修整が甘い。調教シーンが多く、暴力的な場面がある。人格を否定する性的行 為も描かれている。指定該当
  • 器具等を使った描写等、人格否定の要素がある。性器の描写も形状がはっきり わかる。指定該当
  • 性器を形状に沿ったかたちで白く抜いているが、露骨さを軽減させるというよ りも、より具体的な行為の描写を可能にするために作用しており、描かれている 内容も人格否定の性描写のオンパレードであり強い卑わい感も否定できない。指 定該当
  • 性器は形が分かるところもあるが、全体が消されており、性行為もそれほど過 激に描かれてはいないが、男が男をレイプしたり性奴隷として調教するなど、凌 辱的、人格否定的ストーリーとなっている。学園ものであることも考えると青少 年向きとはいえない。指定該当
  • 現実感のないストーリーではあるが、監禁、器具や拘束具を用いた暴力的、人 格否定的な性交、いわゆる調教が全編にわたり描かれている。ところどころ男性 器の修整が甘い部分がある。指定やむなし
  • 人格否定の表現が多々あり、指定やむなし
  • 描かれている性交シーンが暴力的な感じを与える。修整はされているが、擬 音、体液の描写や器具の使用がある。指定該当
  • マニアックな内容で、青少年への影響は少ないと考えるが体液、擬音、拘束 具の描写が多く、健全な青少年の成長を阻害する恐れがある。指定該当
  • 描写や性器等は修整されている。身体を拘束された描写等は気になるが、内容 的に広い対象読者を想定された作品ではなく、性的感情を刺激するか、青少年の 健全な育成を阻害するものであるか疑問である。保留
  • 暴力的な性描写は気になるものの、BLの商品特性を鑑みれば全編をとおしてス トーリー性、性描写ともに指定には及ばず、男性器等の修整も認められる。指定 非該当
  • 性描写が多く、人格否定的な箇所もあるが、修整の配慮がみられ、設定にリア リティーがないことから性的感情を刺激するかは疑問。指定非該当

赤-指定やむなし:14  緑-保留:1  青-指定非該当:2
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2冊目もBL。それも1冊目の続きということだそうで。詳細はこちら

1冊目よりも赤が1個増えた。
気になるのは「体液、擬音、拘束が健全な青少年の成長を阻害する」という意見。ホントにそうかなぁ

ムーグコミックス ピーチシリーズ いつの間にか背後にキモいオヤジが・・・

発行元:有限会社トライアングルフォース
51 n0XIIzpL._SX350_BO1,204,203,200_
  • 描写等に問題はないが、物語の設定が公の交通機関である等の設定が多いことが問題。指定該当
  • 修整はされているものの、性描写が多く指定やむなし
  • 性器部分は修整されているが、擬音や体液の描写が多く卑わい感を与える。指定該当
  • 性描写が過激でストーリーも卑わいな感じを与える。指定該当
  • コミカルな短編集だが、ストーリー性が無く性交等の表現に終始している。指定該当
  • 性器は白抜きしてあり、性行為のシーンもそれほど激しくないが、痴漢行為を最終的には女性が受け入れる設定になっており、そのような行為を肯定しているように誤解される恐れがある。指定該当
  • マニアックで現実感がなく、絵柄もデフォルメが大きく卑わい感は少ないものの、脅され強姦された女性が快楽を覚え、男性に服従するというパターンの話が続いており、人格否定的な性交が多い。指定該当
  • 人格否定的な描写や性描写が多く、指定やむなし
  • 絵が拙く卑わい感はそれほど感じないが、内容的に人格否定的で犯罪を助長するような箇所が多い。指定該当
  • 青少年に対し性的感情を刺激する。指定該当
  • 性交シーンは白抜きで描かれている。性描写も1対1のものが多く、許容範囲内。指定非該当
  • 修整がなされており、全体をとおしてコミカルに描かれており卑わい感は少ない。指定非該当
  • 表現は修整されており許容範囲。ストーリーも指定には当たらない。指定非該当
  • 修整が大きくされており、内容も特に過激とも言えず、問題は無いと思われる。指定非該当
  • 性行為のシーンは多いが、いずれも露骨になりすぎないように修整やトリミングが施されており、全裸等の描き方も妄想的なデフォルメがなされているため、全体的に卑わい感は強いとはいえず、性的感情を著しく刺激するとはいえない。指定非該当
  • 擬音が多く性行為の描写が目立つのは気になるが、男性器及び結合部は修整が認められる。内容・イラストは全般的にそれ程ハードな印象は受けない。絵柄から卑わいな印象を受けない。指定非該当
  • 性描写や擬音は多いものの、適切に修整されており許容範囲かと思われる。指定非該当

赤-指定やむなし:10  緑-保留:0  青-指定非該当:7
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3冊目は一息置いて男性向けの単行本。

なんというか「痴漢モノ」というのが槍玉に挙がっている雰囲気。

ムーグコミックス ラブきゅんシリーズ つぐなわれ

発行元:ロングランドジェイ有限会社
61p tjFy-UL._SX349_BO1,204,203,200_
  • 修整はされているものの、性描写が多く指定やむなし
  • 性器部分は修整されているが、擬音や体液の描写が多く卑わい感を与える。指定該当
  • 体液、性的行為の描写がいずれも過度なまでに露骨であり、人格否定的な性的行為の描写も多い。卑わい感の強い描写も多い。指定該当
  • 擬音、体液の描写が多く、指定やむなし
  • 修整はされているが、奴隷的な扱い等人格否定的な部分が気になる。保留
  • 性器が消されており問題はない。指定非該当
  • 性描写は多くあるがストーリー性があり、卑わい感は少ない。指定非該当
  • 過激な行為表現が目立つものの、子供たちが成長していく過程の通過儀礼のようなもので、このようなものに子供たちがたぶらかされることはないと思われる。指定非該当
  • 性描写も少なく卑わい感はあまり感じられない。指定非該当
  • 全編にわたり擬音や性描写は多いが、ラブストーリーを基準に描かれており、卑わい感はあまり感じられない。指定非該当
  • 性器描写や結合場面等について、うまく見えないように描いていたり修整がなされている。指定非該当
  • よくある空想物語で体液が多いのは気になる所だが、特に局部の描写等がわからないように描かれており、内容は問題ないと思う。指定非該当
  • 擬音が多く体液の描写が卑わいな箇所もあるものの女体も胸を強調しすぎてリアル感に欠ける。性器をスクリーントーンで表現している箇所もあるが、ほとんど描かれていないといってよい。全編大部分であれば指定非該当
  • 性交シーンになると、数ページほど擬音や体液の描写が多くなるが、全体からみると性交シーンは少なめ。男性が女体化するという現実感のない話で、その設定や世界観を伝えるために多くのページが割かれている。ところどころ見られる人格否定ともとれる性交シーンも、ストーリー上必要なものと思える。指定非該当
  • 擬音や体液描写が多く気になるものの、結合部はそれなりの修整が認められる。指定非該当
  • 性器修整がされていて露骨さは軽減されている。人格否定的な描写については、前後の文脈がわからず判断できない。指定非該当
  • 性交シーンや擬音、体液の描写は多いものの、修整がなされており、女体化という設定にリアリティーがなく卑わい感はない。指定非該当

赤-指定やむなし:4  緑-保留:1  青-指定非該当:12
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もう一息入れて男性向け単行本。意見やあらすじを読む限りではTSモノっぽい。

全体的に擬音や体液は目立つものの性器やその周辺においてはきっちり修整及び見えないように処理されているようで青が多数の結果に。
にしても「子供たちが成長していく過程の通過儀礼のようなもので、このようなものに子供たちがたぶらかされることはないと思われる」って意味深な意見だな。ちょっと買いたくなってしまうではないかw

DARIA COMICS ANTHOLOGY カーストBL

発行元:株式会社フロンティアワークス
51G09mI2BEL._SX350_BO1,204,203,200_
  • 男性器をリアルに表現している。指定該当
  • 修整がないのに等しく、性描写もあり指定やむなし
  • 性器部分の修整が甘く、また、擬音や体液の描写もあり卑わい感を与える。また、カーストという表現が人格否定につながる印象を受ける。指定該当
  • 性行為、性器の描写がリアルで卑わい感が強い。指定やむなし
  • 学園ものでストーリーもあり暴力シーンも少なく内容的には問題はない。しかし男性器がリアルすぎる。指定該当
  • 性描写中心に描かれているわけではないが、アンソロジーでそれぞれの作家の修整が甘い。指定該当
  • 内容はともかく描写に関して許容を超えている。指定該当
  • 内容としては特に問題となるものではない。しかし、性器の描写は雑ではあるが何の修整もないところが問題。指定該当
  • 性器がほとんど修整されていないのに等しく、生々しい。その露骨さが全体の卑わい感を高めている。指定該当
  • 男性器の修整が全編にわたって甘く、形状がはっきりと分かるため卑わい。また、いじめや暴力をともなう人格否定的な性交が描かれている。指定該当
  • 性器等の描写が露骨。指定やむなし
  • 性器修整が甘く露骨。指定該当
  • BLのアンソロジーでそれぞれストーリーはあるが修整は甘い。保留
  • 性器の修整は気を付けて欲しいと思うが、一話読み切りでコミカルな内容であり卑わい感がないものが多い。保留
  • ライトな絵であるため性的感情が刺激されない。またコミカルで卑わい感を感じない。しかし、修整の甘さが気になる。保留
  • いくつかの作品は性器がほとんど見えており露骨。しかし、性行為のシーンも全体的に多くない印象でタイトルから受けるほど人格否定的な話はないように思う。全編大部分ということであれば指定非該当
  • 男性器の修整が甘い部分が数か所見受けられるのは気になるが、BLの商品特性を鑑みれば、著しく卑わいで青少年の性衝動や性犯罪につながるとも思えない。指定非該当

赤-指定やむなし:12  緑-保留:3  青-指定非該当:2
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最後の5冊目はBLアンソロジー。

もうとにかく「性器の修正が甘い(もしくはされていない)」の連呼。
いったいどれくらいなのか買って確かめたいけど、確かめた後の扱いに困るので保留。

都民からの通報申出

 今月はありませんでした……


2017年7月11日火曜日

第683回 東京都青少年健全育成審議会 議事録を読む

第683回 東京都青少年健全育成審議会 議事録
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/683/gijiroku.pdf

第683回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む
http://ccf-square4th.blogspot.jp/2017/05/683.html

今回から傍聴のルールが変わりました

○青少年課長 前回、早坂委員から、審議が終わり 、 会の最後の部分で、次回審議会の案内だけではなくて審議の結果についても触れ、再度傍聴いただいてはどうかというご提案をいただいたところでございます。 従来も調査・審議部分以外は公開ということになっておりますが、審議後は次回審議会の案内のみであったため、傍聴人にもう一度入場いただけるということを案内しておりませんでした。本日から最後の公開できる部分につきましては、事務局から審議結果を説明させていただくことにしたいと思います。
例えば、「本日は、 不健全図書類等の指定該当1、 映画等の推奨該当1、というご意見をいただきました。この後、答申を受けて不健全図書の指定の決定を行います。 」 など、結果を説明することとし、その旨を事務局から傍聴人にご案内しておくようにしたいと思います。
なお、 不健全図書類の指定につきましては、昨年9月の健全審議会におきまして、不健全図書類の指定のプレス発表のタイミングを見直した経過がありました。その際に、審議会後にプレス発表を行うのですが、告示日との期間が空いてしまいますと、販売店で図書の買い急ぎが行われるという実態があり 、プレスのタイミングを告示に近づけた、というような経緯でございます。
同様の配慮から、審議会最後の公開部分におきましての図書名の明示は伏せさせていただこうと思っておりま す。ただし、そのような心配のない推奨映画につきましては、 タイトルを明らかにさせていただきたいと思っております。
以上でございます

○会長 ただいま事務局から、前回の早坂委員のご指摘を受けての会の運営の見直しについて、ご説明がありました。ただいま の説明、もう一度繰り返しますと、一旦、調査・審議事項のところは退席していただきますが、調査・審議が終わった段階で、再入場していただき、審議の結果についてご報告をする。 ただし、不健全図書の指定については、告示までの間に不適正な買い取り等の事実があったということを踏まえて、書名については明らかにしない。
推奨映画についてはそのような弊害がないので、 答申がなされたということを明らかにすると、そういうことでございますね。

いったん退場した後、審議が終われば再入場できるようになった、ということで。

不健全図書の告示について

○早坂委員 今、青少年課長から、告示までの間に買い急ぎがあるから名前は控えるというお話がありました。なるほど、と思いました。それで、きょうの答申を経て 、告示に至るまで、事実上何日間でどういうふうにやっているか、 改めて教えてください。
○青少年課長 本日の月曜日に答申をいただいたといたします。 不健全図書の告示日は金曜日になります。その間に、決定をし、 プレス発表を告示の直前の木曜日にするという運用をしております。
○会長 答申から決定、告示までのスケジュールを今ご説明になられたわけですね。どうぞ。
○早坂委員 告示はあくまで、 例えば東京都公報に載るというようなことなんだろうと想像しますが、それを販売店とか取次店とかにご連絡を何かの形でされているのでしょうか。それとも 、東京都公報に載せて終わりということなのか、その後の実務について教えてください。
○青少年課長 木曜日にプレス発表をいたします。プレス発表とあわせて、各書店に通知の文書を送付しております。 ですので、各書店には告示の1日前、もしくは、 告示の日に文書が到達するということになってございます。
○会長 そして、 文書到達をもって、 書店等は区分陳列の措置を行うと、そういうことでございますね。
○青少年課長 はい。告示の日が、効果の発生日でございますので、正確には告示の日をもって、 ということでございます。
○会長 告示の日をもって、 ということですね。
○早坂委員 さらに実務を教えていただきたいのですが、その書店に連絡をするというのは、どのような方法をもってでしょうか。 本屋さんの組合があるからそこを通じてなのだろうと想像するのですが、ただ、入っていないところもあるかな、とも想像します。一つの漏れもあっちゃいけないという厳密な話でもないとも思いますが、その実務について、もう少し教えてください。
○青少年課長 連絡方法については、 具体的には、 書店につきましては、 個々にはがきを通知してございます。はがきを告示の前日に発送いたしまして、当日かその告示の日に届くという予定になってございます。また、コンビニにつきましてはフランチャイズチェーン店協会さんのご協力を得まして、 協会を通じてお知らせをするというふうな手続になってございます

かつては月曜日に決まった答申を火曜日に公開していたのだけれど、告示日が金曜日なのでそのタイムラグを狙った買い付けが発生していたとのこと。まぁ私のように資料として買い入れたい人間もいるとは思うんだけど、好きで買うような本だとは思えないんだけどなぁ。

図書審査

○H委員 BLもの2誌が対象になっています。2誌とも指定該当でぜひお願いしたいと思います。理由は、一部修整がなされておりますけれども、表現が非常に露骨であり、卑わいだということが大きな理由だと思います。

○F委員 私も、 修整はされていても、それが余計ちょっと形がわかるような感じでした。 本当に人格を否定するものでもあり、内容が露骨でありました。
BL物というのは、 うちのほうの本屋さんをちょっとのぞいてみたんですけれども、区分がされてないんですね。透明のビニールで封をしてあるだけで、BL物というのは女性が多いお客様だということをお伺いしたんですけれども、女性物は受付コーナーの横にございまして、わざわざBL物と書いてある。だから、やっぱりこういうものってのは、女性のお客さんが多いのかな、と感じました
両方とも、 指定該当でお願いいたします。

そうなんだよなぁ。だからBLは腹が立つ。

○A委員 タイトルが「オス ♂ちち」 というのと、「おっぱい男子」 というので 、何となくコミカルな感じはするんですけれども、 タイトルだけではよく分からないですね。 これはBL物でさっきF委員がおっしゃったような意味で言いますと、女性読者が対象で何となく手に取りやすいようなネーミングにしているのではないか、 と思うんです。
ただ、「オス ♂ちち」 のほうから言いますと、 絵をご覧になると、 リアリスティック なんです。 カラーのページがあったりして、更に扉絵 に、 男色春画わいせつ考と書いてあるんです。さっきおっしゃったような意味で言うと、男色の人格否定的な強制暴力的なシーンがちょっと目立つようなところがあって、まずBL物として笑って読めるというものではなく 、表現からすると問題点がやはり 多いと思います。
もう一つの「おっぱい男子」。これは 、ストーリーは一定程度は流れていて 、 露骨な性描写は多くないんです。だから「打合せ会」でもそれほどの卑わい感はないという意見が多いんですけれども、ただ、男性器の目立ちというか、性行為における男性器がやはり 非常に目立ちますんで、これもどちらかというと成人指定というか、 区分陳列で販売すべきじゃないかと思います。
だから、両方とも、区分陳列でお願いします。

特に長い意見もなく、全会一致で不健全指定です。

都民からの通報申出

○会長 都民の申し出ですね。
○青少年課長 メールによるものが1件ございまして、成人男性向けと同等の行き過ぎた性描写があるという内容でございました。 本作品について調査購入し、内容を確認いたしました。条例施行規則第 15 条に定める不健全図書類の基準には該当しないという判断をいたしたものでございます。
都民の申し出につきま しては、以上でございます。

青少年課長の壁は厚い

……つーか、最近議事録の公開遅いね。なんとかならんものかな。