simplenoteは使いやすいWebサービスである。
simplenoteとはノートごとにテキストを保管するだけの単純な機能をWebサービスにしたものである。その単純な機能から始めやすい、触りやすい、いじりやすいの三拍子がそろっている。
WebサービスなのでWebブラウザと日本語入力さえあれば、複数の端末・OSからも利用可能だし、複数の端末で同時に開いていても、ある端末のテキストの更新がすぐ共有先へ反映される。どこかの有料サービスと違って、無料だし、デバイス数制限もない。またノートを簡単にWeb公開できる機能もあって、単純なテキストの公開にも向いている。
実際に使う場合、新規ノートを作成して、その中にテキストを単純に保管することができる。コピペでもポエムでもなんでもいいのでテキストを入力すれば、ノートは完成である。この単純な基本機能がこのWebサービスの敷居を低くしてくれている。一応プレーンテキストだけでなくMarkdownも使えるが、最初は無視してかまわないだろう。ノートには自由にタグがつけられるほか、ピン止めやソートなどもでき、ノートの数が増えても、楽に管理できる。
また、ノートをWebページとして公開できる「Publish」という機能は、ノートに対して「Share」→「Publish」とすることで可能になる。単純にノート内のテキストをWebページにして公開状態にし、そのURLも生成してくれるお手軽な機能である(追記:Publishできないノートもあるようだ)。ノートのテキストを更新すれば、それに従って公開されたテキストも随時更新される。また先述のMarkdownを利用すれば、ある程度の装飾や構造化もできる。万が一間違えてもワンクリックで公開中止可能である。
テキスト保管だけではない便利な機能としては、まずURLをテキスト内に記述すると自動的にリンクされる。テキスト内ではワンクッション必要になるが、Pablishすると、きちんとリンクされた状態でWeb公開されるのでリンク集などに便利。
さらにテキスト以外の記号としてチェックボックスをつけることもできる。これによって、簡単なToDoリストも作成可能になる。
また「History」という機能で、何日か前の編集状態に戻ることができる。テキスト管理上多くはないが、要所を押さえた機能がそろっている。
欠点らしい欠点はないのだが、あえて言うならばオフィシャルサイトが英語で、何かあったときに状況がわかりづらいくらいだろうか。
機能は単純だが、用途は結構いろいろある。
・テキストベースの情報保管・蓄積
・コピペ的なテキストの保管
・簡単なToDoリストの作成
・長文テキストのWeb(特にTwitterに向いてると思う)公開
などに自分は利用しているが、ほかの人ならほかの用途も見つかるだろう。
とにもかくにもオススメできるWebサービス、それがsimplenoteである。
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