今日のLinux
OpenMediaVaultの3回目。本格的にNASとしての能力を見てみる。容量の大きなファイルを、ということで適当なISOファイルを投げてみる
速度は108MB/s。GbEの理論的転送速度が125MB/s(1000Mbps)なので、十分な速度と言える
それ以前にHDDなのでその値の方がボトルネックになっているかもしれない。RAID構成も可能らしいので予備のHDDで容量が合えば試してみたい
……と思ってたけど
世代は違うが同じWD製の320GBのHDDがあったのでRAID0に挑戦してみた。かなり苦労したけど① それぞれのHDDをワイプ
② RAID構築
③ RAIDしたディスクをbtrfsでフォーマットした後、マウント
④ 共有フォルダ作成
⑤ CIFS/SMBの共有を作成
で、完成。早速ファイル転送をしてみたところ……
特に何も変わらなかった。HDDではなくLANの速度がボトルネックになっていることがはっきりした。少なくともRAID0にする意味はない。しかし専用機である今のNASの倍以上の速度が出るなぁ。うまく使えれば化けるかも
まとめてみた
種類 | HDD一体型NAS | HDDベイ型NAS | PC型ファイルサーバ |
---|---|---|---|
価格 | 安い(HDD込) | 高い(HDD別) | 高い(1台のPCとして) |
容量 | 固定 | 変更可能 | 変更可能 |
HDD交換 | 困難 | 簡単 | 装着の仕方次第 |
機能 | 限定的 | 豊富 | 自由 |
ファイルサーバと言ってもWindows入れてフォルダ共有するだけでも立派に役に立つうえに元はPCなので、機能にこだわらなければなんでも使えるという意味でNAS専用機からすれば自由である。そして基本的にNAS専用機のCPUよりも高性能であるので速度も(LAN次第だが)速い。今回のファイルサーバ(実験機)はPCIeスロットもあるので今後のマルチギガビット化も可能ではあるので、そうなったらそれはそれで面白いと思う。問題は音。CPUファンが回るので、本気で静かにしたければリテールクーラーをなんとかしなければならない
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